取材2025.12.25

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 S R
PIECE 0 2 1 0 0 0 - - 3
CHUYANS+ 0 2 0 0 0 0 - - 2

PIECEが第15代夏王者に! エース山田が魂の完投を魅せ、5年ぶりにサマーカップ王者へ返り咲く!!

真夏の頂上決戦はPIECE山田、CHUYANS+佐藤(光)の両右腕の先発で幕を開けた。初回は互いに走者を出しながらも譲らず、緊張感のある立ち上がりとなる。均衡が破れたのは2回表、PIECEは足と小技を絡めて1アウト2,3塁のチャンスを作り、8番白石(光)を打席に迎える。先制点を狙うPIECEベンチは、白石(光)の3球目にエンドランを仕掛けるも外に外れたボール球に空振り。3塁走者の茂木は三本間に挟まれるが3塁への送球が茂木に当たり、転がるボールを尻目に一気にホームイン、PIECEが待望の先制点を奪った。なおも続くチャンスで打席に残る白石(光)は動揺の残る相手バッテリーに対し、4球目を冷静に叩いてピッチャー前へ転がす。すると、3塁走者の青野は俊足を活かして躊躇なく本塁へ突入し、PIECEが2回表に幸先よく2点を先制した。
2回裏、追いかける展開となったCHUYANS+は、1アウトから汐田がフォアボールで出塁し、すかさず二盗に成功。さらに相手のエラーと盗塁で1アウト2,3塁のチャンスを作ると、続く8番佐藤(滉)はピッチャー前へ上手く転がし、3塁走者が生還して1-2と1点差に迫る。さらに攻撃の手を緩めないCHUYANS+は1アウト1,3塁とチャンスを広げると、1番森川がフルカウントからショートへ執念の内野安打を放ち、すぐさま試合を振り出しに戻した。
続く3回表、CHUYANS+は2番手の粕川を投入するが、先頭の松山を出塁させてしまい、1アウト3塁のピンチを招く。ここで2022シーズン年間MVPの5番茂木が初球を巧くレフトへ弾き返し、PIECEが3-2と再びリードを奪った。 序盤は互いにスコアボードに得点を刻む展開となったが、その後は一転して投手戦へ。CHUYANS+は4回を渋江が三者凡退に抑え、続く5回からは河瀬が2イニングを安定した投球で無失点に封じ込めた。しかし、CHUYANS+打線はPIECE先発山田の粘り強い投球を前に追加点が奪えず、試合はそのまま3-2で終了。PIECEが2020年以来5年ぶりにサマーカップ王者へ返り咲き、大会MVPには6回を堂々と投げ抜いた山田が選出された。(詳しくはライブ配信動画をご覧下さい)

ファイナル戦評

<PIECE>
まずは6回を一人で投げ切り、今季はチーム最多登板・最多勝とエース級の働きでチームを支え続けたMVPの山田を称えたい。山田は6回119球を投げ、被安打4、四死球4を記録し、3回を除くすべての回で走者を背負いながらも、得点圏に走者を置くとギアを一段上げ、粘りの投球でチームを優勝へ導いた。PIECEは過去にスプリングカップ3連覇という大偉業を成し遂げるなど多くの優勝経験を誇るチームだが、サマーカップで3連覇を狙ううえでも山田の存在は欠かせないだろう。さらに、セミファイナルで完投勝利を飾った青野はこの日サードで出場したが、持ち前の俊足を活かし、2回にはセーフティーバントを成功させ、続くプレーでは2点目を呼び込む好走塁を披露。神宮の舞台で“青野らしさ”を存分に発揮し、勝利に大きく貢献した。長いトンネルを抜け、光を取り戻したPIECEだが、今季を境に再び常勝軍団としての存在感を確立していくはずだ。

<CHUYANS+>
試合には惜しくも敗れたCHUYANS+だが、この日は総勢21人の選手が出場。2023年の1部リーグ決勝戦と同様に、代表・中溝が選手一人ひとりを尊重し、『すべての草野球人が主役』というVictoriaの理念に寄り添った采配を、再び神宮の舞台で体現してみせた。CHUYANS+の選手たちもこの特別な舞台を心から楽しもうと、ベンチからの声を絶やさず、神宮の杜に響く大きな声援で仲間を鼓舞し続け、その姿は我々スタッフを含む多くの人々の心に深く刻まれた。特に投手陣は、佐藤(光)、粕川、渋江、河瀬の4人をつぎ込み、ファイナル特有の緊張感の中でも全員が強力PIECE打線から2つずつ三振を奪取。アウトの約3割を三振で積み上げるなど、投手力の高さを大舞台でもしっかりと示してくれた。4度目の準優勝という結果に決して悲観することなく、再びこの地に戻ってきたときには、CHUYANS+らしい野球を存分に見せてほしい。

Victoria Channel

試合フル動画、優勝インタビューはこちら↑

【MVP INTERVIEW】 #19 山田 将輝

【代表 INTERVIEW】#18 上島 拓真

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