TOP > Victoriaリーグ3部(2016年)
                                                                                                                                                                                                        2016.12.25
この日、Victoriaファイナル2016の第2ラウンド第1試合目として行われた「King☆Johnny vs CRN」の3部リーグ決勝戦。
今季も全リーグを通して最多となる48チームが集結し、例年通り最激戦区となった3部リーグだが、その険しい道のりを怒涛の快進撃で勝ち上がったのは、奇しくも予選Eブロックの2チームだった。
互いに好投手を中心とした鉄壁のディフェンス力を武器とするチームだが、破壊力抜群のオフェンス陣も脅威であり、上位レベルに引けを取らない好ゲームが期待される。果たして、48チームの頂点に立ち、歓喜の瞬間を味わう新星はどちらだ!?
午前8時のプレーボールでスタートしたゲームは、両軍共に初回から積極的に仕掛け、再三チャンスを演出する。しかし、King☆Johny藤尾、CRN及川、上田の投手陣が要所で気迫のピッチングを見せ、あと一歩のところで得点を許さない。
すると試合は0対0のまま7回を終了。大会規約によりサドンデスへ突入した8回表、King☆Johnyは3番佐藤がチームメイトの期待に見事応えるライト前2点タイムリーヒットを放ち、遂に遠かった先制点を奪う。一方のCRNはその裏、先頭の6番石井がフルカウントまで粘り、相手守備陣にプレッシャーを掛けるも、ここでも藤尾が踏ん張り空振り三振。続く7番虎見もキャッチャーフライに倒れ試合終了。
最後の最後までチーム一丸で戦い続けたKing☆Johnyが、予選リーグのリベンジを果たすと共に、見事3部リーグ48チームの頂点に立った。 (詳しくは取材記事・試合動画へ)

                                                                                                                                                                                                        2016.11.06
先立って行われた文化の日の一戦と合わせて、最高峰リーグと同様に計2試合が繰り広げられた3部リーグ。いよいよ大詰めを迎えた最激戦区の戦いは4強全てが初参戦の新星とあって、両バトル共に注目のルーキー対決となった。

先ずは、11月3日の文化の日に行われた「CRN vs Brightness」の一戦。
戦いの先攻は、予選Eブロックを破竹の6戦全勝で突破したCRN。迎えた決勝トーナメント1回戦では韋駄天との激闘を1点差で制すと、2回戦でも優勝候補の一角ガンジーズに快勝するなど、その実力は折り紙付きだ。ここまで負け知らずの新星が、この準決勝でも高きポテンシャルを発揮し、無傷の9連勝で初のファイナル進出を目論む。
対する後攻は、取材カードとなった1回戦のCHUYANS+戦で、サドンデスにまで縺れた緊迫の投手戦をサヨナラで制すと、2回戦では富士見SPとの死闘を奇跡の逆転勝利で飾り、2戦連続となるサヨナラ勝利でこの準決勝へと勝ち進んできたBrightness。まさにこれ以上ない形で勝ち上がってきたニューカマーが勢いそのまま決勝進出を目指す。
そんな両者が激突したゲームが動いたのは2回表、CRNが佐藤のタイムリーで1点を先制すれば、直後の2回裏、Brightnessもすぐさま1番片桐(六)のソロHRで同点とし、序盤は譲らぬ展開となる。だがゲームは1対1で迎えた4回表、CRNがヒット、死球などで無死満塁のビッグチャンスを作り出すと、8番及川に値千金の満塁HRが飛び出し一挙4得点。更に、攻撃の手を緩めない打線は再びチャンスを演出すると、3番上戸の放ったタイムリー2ベースヒットでも2点を加え、この回大量6得点を奪い一気に突き放す。
まさに圧巻の攻撃を披露したCRNは、続く5回表にも8番及川の放った内野ゴロの間に1点を追加し止めを刺すと、投げてはエース上田がBrightnessの反撃を1点のみに止め2失点の完投勝利。攻守で隙の無い野球を披露したCRNが8対2のスコアで制し、見事負け無しでのファイナル進出を決めた。
一方、三度の奇跡とはならず、悔しい準決勝敗退となってしまったBrightness。それでも、今季の彼らが見せた勝負を諦めない姿勢というのは賞賛に値する見事なものであり、来季の活躍も大いに期待させるものであったと言える。

残るもう1試合は、東京都足立区の舎人公園野球場を舞台に行われた「King☆Johnny vs マイルドスターズ」の対決。
バトルの先攻は、予選Eブロックを2位通過で勝ち上がってきたKing☆Johnny。決勝トーナメント1回戦では、最終回に3点差をひっくり返す逆転勝利を挙げ、2回戦ではKawaguchi Clubとの激闘をサヨナラで制すなど、チーム状態は最高潮だ。投打の軸となる藤尾の活躍はもちろん、どんな逆境にも屈しないチーム力でこの重要な一戦へと挑む。
対する後攻は、予選Cブロックを同じく2位で通過してきたマイルドスターズ。決勝トーナメントではCHUYANS、砂町ドンフェイスといった予選ブロック首位通過チームを下し、準決勝までコマを進めた。若さ溢れるエンジョイ野球で初出場同士となる若武者対決を制し、現役大学生チームでは初となる夢舞台出場を狙う。
そんなルーキー同士がぶつかり合ったゲームはスタート直後の1回表、King☆Johnny打線が6番山田の押し出し死球で幸先良く1点を先制し、試合を動かす。一方、逸早く反撃に転じたいマイルドスターズだったが、king☆johnny先発エース藤尾の前に3回まで1安打5奪三振と完全に封じ込められる。それでも迎えた4回裏、2つの死球を貰い、この試合初めて得点圏にランナーを置きチャンスを迎える。しかし、ようやく巡ってきた好機でも、藤尾を打ち崩すまでとはいかず、この回も無得点に終わる。
すると反対に、ピンチの後にチャンスありとばかりにKing☆Johnny打線が直後の5回表に1アウト3塁の場面を作り出すと、4番石川の放ったショートゴロがホームへの送球エラーを誘い1点を追加。更に勢いづいた打線は6番山田の放った2ベースヒットでも1点を加え3対0とリードを広げれば、続く6回表にもワイルドピッチなどで再び2点を追加しダメ押し。
また、投げても先発のエース藤尾が被安打2の7奪三振という圧巻のピッチングでマイルドスターズに一切の反撃を許さずシャットアウト。まさに投打の噛み合ったKing☆Johnnyが5対0で完封勝利を飾り、見事初出場でのファイナル進出を勝ち取った。
一方、予選を通して平均5得点以上を奪っていた打線が最後まで奮わず、ここへ来て初の完封負けを喫したマイルドスターズ。ファイナルを懸けた大一番で力を発揮出来なかった事は悔やまれるが、強者達を次々と薙ぎ倒してのベスト4進出は見事の一言であり、この悔しさを糧に来季こそはファイナリストの座を射止めてもらいたい。

                                                                                                                                                                                                        2016.10.16
昨季に続き最激戦区となった3部の熾烈な争いもいよいよ大詰め迎え、この日は上位2リーグと同様に準々決勝3試合が行われた。

先ずは、先週雨天中止となったカード、「砂町ドンフェイス vs マイルドスターズ」のマッチアップ。
そのバトルの先攻は、1回戦で豪球会との死闘を1点差で制した砂町ドンフェイス。Bブロックを5勝1敗の首位で通過した彼らの持ち味は打線と言いたいところだが、予選失点数がリーグ1位とディフェンス力もGOOD。もちろん破壊力抜群の打線も健在であり、攻守で隙なしと言った所。また今季は、メンバーも大きく入れ替わっており、新生砂町ドンフェイスとして初のファイナル進出へ突き進む。
対する後攻は、今季初参戦ながらベスト8へと勝ち進んできた若き新星マイルドスターズ。予選リーグの5勝中4勝が3点差以内の決着と接戦にめっぽう強く、決勝トーナメント1回戦でも、Gブロック首位通過のCHUYANSを2点差で下すなど、その勝負強さは本物だ。

そんな両者が対峙する事となったゲームは初回、互いにランナーを3塁にまで進め、チャンスを作るも先制点とまではいかず、静かな立ち上がりとなる。だがゲームは迎えた3回裏、マイルドスターズ打線が先頭中山の放った内野安打をきっかけに満塁にまでチャンスを広げると、5番依田が走者一掃となるタイムリー3ベースヒットを放ち3点を先取する。
一方の砂町ドンフェイスはと言うと、初回以降相手投手が見せる緩急自在のピッチングの前に打線が繋がらず、反撃の糸口すら見出せない。するとゲームは終盤6回裏、再び奮起したマイルドスターズ打線が3回同様に3点を奪い勝負あり。
攻守共に一切の隙を与えず主導権を握り続けたマイルドスターズが6対0で完封勝利を飾り、見事ベスト4進出を果たした。
一方、本来のポテンシャルを発揮出来ないまま力無く敗れた砂町ドンフェイス。又しても悲願の決勝進出を逃す結果となってしまった。

4強入りを決めた Brightness
サヨナラ打を放ったBrightness 片桐(翔)選手
首位通過対決を制した CRN
3部リーグ決勝トーナメント表
続いては、東京都大田区の多摩川緑地を舞台に行われた「富士見SP vs Brightness」の一戦。
戦いの先攻は、Cブロックを首位通過し、決勝トーナメント1回戦でもコールド勝ちを収めるなど、圧巻の強さを見せつけている富士見SP。昨年は予選ブロック最下位に沈んだチームが、今季ここまでの成績を残している要因は、リーグ2位となる54得点を叩き出した攻撃陣にある。また、3位タイの9失点というディフェンス力も加わり、投打のバランスにおいて一切の隙は感じられない。
対する後攻は、取材カードとなった1回戦のCHUYANS+戦では、緊迫の投手戦をサヨナラで制したBrightness。春夏のトーナメント大会で得た経験を活かし、この決勝トーナメントでも2回戦まで勝ち上がってきた。その彼らの武器は何といってもディフェンス力だろう。数枚揃う投手陣に加え、鉄壁のディフェンス陣が勝負の鍵を握る事は間違いない。
まさに勢いに乗る両雄が激突した一戦は、序盤から激しいゲーム展開となった。
初回、富士見SPがパスボールから先制点を奪えば、2回裏にBrightnessが5番柿崎のタイムリーとランダウンプレーの間に1点ずつを奪い、すぐさま逆転に成功する。
だが、ゲームをひっくり返された事で火のついた富士見打線が4回表、4番星(弟)のライト前タイムリーで同点に追いつくと、5回にBrightnessの2番手柿崎から星(兄)が左中間へソロHRを放ち勝ち越し。更に最終回にも首藤のタイムリーで1点を加え、4対2と試合を決定づけた。
だがしかし、決まったかに思われたゲームはその裏、Brightness打線が5番柿崎、6番石岡の連続HRであっという間に同点とすると、2アウトながら3塁という場面で迎えた1番片桐(翔)が三遊間を破る値千金のサヨナラタイムリーを放ち決着。
土壇場も土壇場で執念の攻撃を見せつけたBrightnessが奇跡の逆転劇を演じ、2戦連続となるサヨナラ勝利で見事準決勝進出を決めた。
一方、勝利目前にしてまさかの逆転負けとなってしまった富士見SP。予選から好調をキープし続けた今季こそは初タイトル獲得かと思われていただけに、本当に悔しい敗北となった。

残る最後の一戦は、予選リーグ6戦全勝同士の対決となった「ガンジーズ vs CRN」のバトル。
先攻は、2年連続で同カードとなったジャピンとの1回戦を、今年も健在の超強力打線の活躍で12得点を奪い、コールドで制し勝ち上がってきたガンジーズ。Dブロックを無傷の6連勝で勝ち上がった実力を誇示し、昨年準決勝で敗れたリベンジへと一切抜かりはない。
対する後攻は、同じくEブロックを6戦全勝で突破してきた注目のルーキーCRN。決勝トーナメント1回戦では、韋駄天との激闘を1点差で制すなど、接戦に持ち込めれば彼らに分があると言える。また、サマーカップでは1部所属のTropicanaを下すなど、その実力は3部トップレベルであり、ずばりこの一戦は頂上対決と言っても過言ではない。
そんな注目のバトルは初回、無得点に終わったガンジーズに対しその裏CRNが、3番上戸の四球、盗塁によるチャンスメイクから4番宮澤がセンターへとタイムリーを放ち先制。更に打線は4回裏に相手失策から2点を追加し、3対0とリードを広げる。
一方、このまま諦める訳にはいかないガンジーズは5回表、エラーと四球で1、2塁のチャンスを作ると、ショートへの強襲ヒットで1点を返し、ようやく反撃の狼煙を上げる。
しかし、そんな反撃ムードを打ち消すかの如く、6回裏にCRN打線が森口、石井の連続2ベースヒットでダメ押しとなる1点を追加し勝負あり。
先制、中押し、ダメ押しと着実に得点を積み重ねたCRNが、ガンジーズの反撃を僅か1点に止め完勝。初参戦での決勝進出まであと1勝と迫った。
                                                                                                                                                                                                        2016.10.02
サヨナラ打を放ったKing☆Johnny 木下選手
2部リーグ決勝トーナメント表
最激戦区3部リーグ4強入りを懸けた注目の一戦、「Kawaguchi Club vs King☆Johnny」。
予選リーグではCブロック3位に沈むもワイルドカードでの復活を果たしたKawaguchi Club。決勝トーナメント1回戦ではAブロック首位のAlbatrossに快勝するなど、その実力は証明済みだ。
対するは、Eブロックを5勝1敗の2位通過で勝ち上がってきたKing☆Johnny。こちらも決勝トーナメント1回戦で、最終回に3点差をひっくり返す逆転勝利を挙げ、チームの雰囲気は最高潮だ。投げてはエース、打ってはクリンアップを任される藤尾の活躍がカギを握る。
若武者対決となった準々決勝は、先攻Kawaguchi Club、後攻King☆Johnnyでプレイボール。
ゲームは序盤、両チーム共に先制のチャンスを作るが、両先発投手の力投で3回まで得点を許さない。 試合が動いたのは4回表、Kawaguchi Clubは3、4番の連打と四球でノーアウト満塁のビッグチャンスを迎えると、6番のタイムリーヒットで1点を先制。その後2アウトとなるも、押し出し死球で1点を追加し、リードを2点に広げる。 しかし4回裏、King☆Johnnyがすかさず反撃開始。この回先頭の5番藤尾がレフトへ弾丸ライナーのホームランを放ち1点を返すと、5回裏にも2番榎本がライトオーバーの2塁打と完璧な3盗でチャンスメイク。ここで迎えた4番石川にレフトオーバーのタイムリーが飛び出し同点。さらに5番藤尾が2打席連続となるホームランを放ち、King☆Johnnyがついに逆転に成功する。 食らい付きたいKawaguchiClubは6回表、2アウトから内野安打や死球などで2、3塁とすると、1番がセンター前へ2点タイムリーを放ち同点。 時間的に最終回となったその裏、King☆Johnnyは下位打線がチャンスを作り、連続死球なとで2アウト満塁のチャンスを作り出すと、3番木下がサードの頭を越すタイムリーヒットを放ちサヨナラ。 King☆Johnnyが2試合連続で激戦をモノにし、ファイナル進出へ王手をかけた。 一方、互角の勝負を演じながらも僅かに届かなかったKawaguchiClub。初出場ながらベスト8進出という今季の経験を糧に若武者軍団の更なる成長を期待したい。
取材カードに選ばれた2部リーグ決勝トーナメント1回戦「CHUYANS+ vs Brightness」。
Fブロックを無敗で勝ち上がり、予選リーグでは圧倒的な強さを見せつけたCHUYANS+。リーグ1位となる60得点を叩き出した攻撃陣に加え、一桁の失点数を誇る投手陣と、攻守共に3部リーグトップレベルだ。同じく3部リーグで奮闘した弟分CHUYANSが先週の戦いで敗れているだけに、その敵討ちと共に1年での2部リーグ復帰を視野に入れた3部制覇を目論む。
対するは、今季から初出場を果たしたBrightness。下剋上を狙ったトーナメント大会では、春2回戦、夏1回戦敗退と苦戦を強いられたが、最高峰リーグ所属チームとの対戦経験をこの決勝トーナメントに活かしたい所だ。
そんな8強入り最後の椅子を懸けた若武者同士のバトルは、CHUYANS+小澤、Brightness柿崎の両先発で試合開始。
初回、CHUYANS+はノーアウト1、2塁のチャンスを作るも、後続が倒れ無得点に終わる。すると、2回以降は両投手が圧巻のピッチングを披露し、6回終わって0対0と白熱の投手戦となる。迎えた7回表、CHUYANS+はこの回先頭の5番新井が2ベースヒットを放ち、ノーアウト2塁と再びチャンスを作るも、ここでもあと一本が出ず無得点。CHUYANS+は7回裏からピッチャーを増田にスイッチし、ここも無失点で切り抜けると、ゲームは大会規定によりサドンデスへ。
すると、CHUYANS+打線が痛恨の無得点に終わったのに対し、その裏Brightness打線は初球がパスボールとなり3塁ランナーが生還。まさかの幕切れでBrightnessがサヨナラ勝利を飾り、見事ベスト8進出となる2回戦へとコマを進めた。
一方、投手陣が素晴らしい投球を見せていただけに、2度のチャンスを活かせなかった事が悔やまれるCHUYANS+。しかし、チームを指揮する中溝代表は決して下を向く事なく選手達の健闘を称え、来季のリベンジを約束してくれた。 (詳しくは取材記事へ)

                                                                                                                                                                                                        2016.09.18
この日、リーグ大会では唯一、複数試合の開催となった3部リーグ。そんな決勝トーナメント1回戦の両バトルは、何れも僅差の好ゲームとなった。

その1試合目は、埼玉県さいたま市の荒川第二運動公園野球場を舞台に、午後1時のプレーボールで行われた「CHUYANS vs マイルドスターズ」の一戦。
戦いの先攻となったCHUYANSは昨年、ワイルドカード枠で復活を果たすも2回戦で散り悔し涙を流しただけに、今季は更なる上位進出を目論む。今年は41得点を叩き出した強力打線を武器に予選を無傷の5連勝で飾るなど絶好調であり、進化を遂げた若武者が首位通過の実力を証明する。対する後攻は、予選リーグ最終戦で決勝トーナメントへの切符を掴んだマイルドスターズ。今季からの参戦となった彼らはリーグ初戦の乱打戦こそ落としたものの、そこから怒濤の5連勝で勝ち上がり、実力、勢い共に一歩も引けをとらない。
そんな両者の対決は2回、マイルドスターズが6番岡のタイムリーを皮切りに幸先良く3点を先取すると、その後も着実に得点を重ね5対1と試合を優位に進める。だがゲームは最終回、このまま呆気なく負ける訳にはいかないCHUYANSが連打で2点を奪い返し意地を見せつける。しかし、そんな反撃の狼煙も時既に遅し。華麗な先制点奪取に始まり、終始試合をコントロールし続けたマイルドスターズがCHUYANSの反撃を躱し、5対3のスコアで初戦突破。初参戦でのタイトル奪取に向かってまた一歩前進した。

東京都江東区の猿江恩賜公園野球場を舞台に行われたもう1試合は、先週雨天中止のため流れた「韋駄天 vs CRN」のマッチアップ。
バトルの先攻は、4勝2分の負け無しで2年振りに決勝トーナメントへと進出してきた韋駄天。2年前の決勝トーナメントでは1点に泣き初戦敗退となっただけに、成長を遂げた今季は更に上を狙いたい所だ。対する後攻は、予選リーグ6連勝と破竹の勢いで突破してきた優勝候補の一角CRN。下剋上を狙ったサマーカップでも1部リーグ所属のTropicanaを下すなど、その実力は計り知れない。
そんな今季のリーグ戦で土付かずの両者が激突した一戦は、まさに死闘と化した。1回裏にCRN打線が2アウトから3本のヒットをまとめ先取点を奪えば、韋駄天も2、3回と1点ずつを奪い返し、3対2と1点差に迫る。だが3回裏、CRN打線が7番石井のヒット口火に四球、エラー等で一挙3点を奪い、リードを4点に広げる。それでも迎えた5回表、韋駄天打線も負けじとヒット、死球、エラー等で同じく3点を取り返し、再び1点差にまで詰め寄る。しかし、5回の勢いそのまま臨んだ最終6回表の攻撃は、最後の力を振り絞るCRN先発上田にきっちりの抑え込まれゲームセット。2度の追い上げもあと一歩届かず、2年前と同様に1点差での初戦敗退となってしまった。その一方、僅差の激闘を制し見事1回戦突破を決めたCRN。苦しい戦いではあったが、今日の勝利は初タイトル獲得への大きな弾みとなったに違いない。
             激闘の初戦を制した CRN
             粘投を見せたCRN 上田投手
             3部リーグ決勝トーナメント表
                                                                                                                                                                                                        2016.09.11
コールド勝ちを収めた 富士見SP
HRを放ったガンジーズ 山田選手
3部リーグ決勝トーナメント表
早朝に予定されていた取材ゲームが雨天中止となる中、上位2つのリーグ同様、決勝トーナメント1回戦の2試合が繰り広げられた3部リーグ。そんなこの日の2マッチは、C、Dブロックの首位通過チームが登場。
先ずは、予選リーグ2位の破壊力を武器にCブロックを首位で勝ち上がってきた富士見SPが、Aブロック2位通過を果たしたHEROESのホーム舎人公園野球場に乗り込んで行われた一戦。そのゲームは2回裏、富士見SP打線が四球、ヒット、エラーでノーアウト2、3塁のチャンスを作り出すと、7番新井(直)のレフト前タイムリーに9番新井(涼)の2点タイムリー2ベースヒットで3点を先制し、いきなり本領を発揮する。一方、反撃に転じたいHEROES打線は直後の3回表、8番小林、9番津田の連打で1アウト1、3塁のチャンスを作るが、富士見SPバッテリーの前に後続が打ち取られ、好機を活かす事が出来ない。すると、ピンチを切り抜けた富士見SPがその裏、相手守備陣の隙をつく猛攻で一挙6点を奪い勝負を決定づければ、続く4回裏にも5番梶のタイムリーで1点を追加し10対0。投げても先発田中が被安打2の完封ピッチングでHEROES打線を封じた富士見SPが、まさに投打で圧倒する5回コールドゲームで初戦突破を決めた。一方、3回のチャンスを活かしていればと言うゲーム展開だっただけに悔しさが残る敗戦となってしまったHEROES。だがそれ以上に、予選リーグで僅か9失点だった守備陣のミスが目立ってしまった所に敗因があったと言わざるを得ない。

続く一戦は、昨年の決勝トーナメント1回戦を再現するマッチアップとなった「ガンジーズ vs ジャピン」。前回の対戦では13対3と6回コールドゲームでガンジーズが圧倒しているだけに、バトルの構図としてはやはり、ガンジーズ強力打線対ジャピンディフェンス陣の争いとなる。そんな戦前の予想で始まったゲームだが、先制点を奪ったのはジャピンだった。初回にヒット、盗塁でチャンスを作ると、内野ゴロの間に1点を奪い先手を取る。しかしそれも束の間、先制点を奪われた事で火のついたガンジーズ打線が直後の2回、6番山田のソロHRで反撃の狼煙を上げると、9番八木のタイムリーに4番西島の3ランHR等で一挙7点を奪い逆転。更にその後も攻撃の手を緩めない打線は、2番新垣のソロHRに4番西島の2打席連続弾で点差を広げると、最後は3番安里が10点差をつける止めのタイムリーを放ち5回コールド。まさに、結果も前回の再現かのようになったバトルは、計4HRを放つなど打線が大爆発したガンジーズに軍配。昨年はあと一歩の所でファイナル進出を逃しているだけに、リベンジを誓う今シーズンはここまで圧倒的な力を誇示しており、悲願達成へ一切の死角は見当たらない。一方、又してもガンジーズの前に苦汁を舐める結果となってしまったジャピンだが、この悔しさを再度胸に刻み込み、必ずや来季の奮起へと繋げてもらいたい。
                                                                                                                                                                                                        2016.09.04
活躍を見せたKawaguchi 野口選手
決勝打を放ったKing☆Johnny 藤尾選手
決勝HRを放ったドンフェイス 三井選手
3部リーグ決勝トーナメント表
リーグ最激戦区である3部リーグの戦いもいよいよ決勝ラウンドの争いへと突入し、この日は1回戦の3試合が繰り広げられた。

先ず登場したのが敗戦スタートから一転、そこから怒濤の5連勝で首位通過を果たし、2年連続で決勝トーナメントへとコマを進めてきたAlbatross。予選最終戦で11得点を奪うなど打線は好調なだけに、エース佐藤を中心とした投手陣の出来が勝負の鍵を握る。一方、そのAlbatrossに対するは、4勝2敗でCブロック3位に甘んじたもののワイルドカードで復活を遂げ逆襲を目論む若武者Kawaguchi Clubだ。こちらも予選リーグで44得点を叩き出した強力打線は脅威で、まさに乱打戦を予感させる。しかし、そんな中始まったゲームは戦前の予想とは裏腹に一方的な展開。死球、3ベースヒット、パスボールなどで初回から2点を先制したKawaguchi Clubが続く2回表にも連打で1点を追加。更に攻撃の手を緩めない打線は4回表にも2点を奪い着実にリードを広げていく。一方、何とか反撃に転じたいAlbatrossだったが、チャンスこそ作れど走塁ミスや決定打に欠きそのまま完封負け。投げては相内、打っては野口と投打でヒーローが誕生し勝利をモノにしたKawaguchi Clubに対し、Albatrossは昨年のデジャブかの様な試合展開となり、悪夢の2年連続決勝トーナメント1回戦敗退となってしまった。

続いては、新星同士の激突となった「SK WINS vs King☆Johnny」の一戦。共に予選ブロック2位通過同士の対決とあってゲームの行く末は予測不可能ではあるが、予選リーグ3位の52得点を誇る強力SK WINS打線の打力対、同じくリーグ3位タイの9失点で硬い守備力を見せつけたKing☆Johnny守備陣のディフェンス力というバトルの構図が予想される。そんな推測の中でスタートしたゲームは序盤、先に力を見せつけたのはSK WINS攻撃陣だった。初回に続き3回表にも主軸の一打で計3得点を積み重ねた打線は、加えて挟殺プレーの間にも1点を追加し4対0とリードを奪う。だがしかしゲームは迎えた終盤5回裏、ここまで沈黙していたKing☆Johnny打線が2番木下のライト前タイムリーで1点を返し反撃の狼煙を上げると、3番佐藤、6番藤尾の連続2点タイムリーで5対4と怒濤の逆転劇を演じた。すると、ゲームはここで制限時間によるタイムアップとなり勝負は決着。土壇場も土壇場で執念に加え勝負強さを発揮したKing☆Johnnyが目には目を言わんばかりの破壊力で打ち勝ち、自ら奇跡的と語る大逆転劇で1回戦突破を決めた。一方、敗れたSK WINSだが、今季の彼らが見せた圧倒的な攻撃力は無限の可能性を秘めていて、まだまだ発展途上であり、早くも来季の活躍が期待される。

残る最後の1戦は、昨年の2部リーグで苦しいシーズンを過ごし、今季から戦いの場をこの3部リーグに移し再起を誓う砂町ドンフェイスと、先に行われたサマーカップの一戦では春のファイナリストに決定しているTABOOと接戦を演じるなど、ワイルドカードでの決勝トーナメント進出ながら優勝候補の一角である豪球会の対決。そんな両雄のバトルは「SK WINS vs King☆Johnny」の一戦同様、僅差の好勝負となった。そのゲームは1回裏、豪球会打線が3番竹本の2ランHRに6番熊谷のタイムリー3ベースヒットなどで一挙4点を先制する。一方の砂町ドンフェイス打線はというと直後の2回表、5番安田のソロHRで1点を返すと、続く3回表には3番望月、6番城戸の連続2点タイムリーで4点を奪い返し、一気にゲームをひっくり返す。その砂町ドンフェイス打線は5回表にも4番三井のソロHRで1点を追加すると、粘る豪球会の反撃を5回裏の1点のみに止め逃げ切り勝利。3本のHRが飛び交う壮絶な打ち合いとなったゲームは、最後に主砲の一撃で決勝点を奪った砂町ドンフェイスに軍配が上がり、1年での2部リーグ復帰を視野に入れた3部制覇に向け上々のスタートを切った。一方、優勝候補に名前が挙がりながらも初戦で姿を消す形となってしまった豪球会。だが、初出場となった今季の戦いぶりは実に見事であり、来季の更なる飛躍は間違いない存在と言えるのではないか。
                                                                                                                                                                                                        2016.08.21
決勝T進出を決めた Brightness
Wカードでの復活を果たした 豪球会
16強が出揃った3部決勝トーナメント表
この日行われた3試合をもって全ブロックの順位が確定する3部リーグ。今季も最激戦区となった3部リーグの戦いも、いよいよ命運が分かれる。

先ずBブロックの一戦は、負けても3点以内の決着であれば決勝トーナメント進出が決まるBrightnessと、ワイルドカード争いも含め何としても勝利をモノにしたい横浜ゴーヘッズの対決。そのゲームは中盤4回を終えた時点で2対2と互いに譲らぬ展開となる。しかし、終盤へと入った5回表、Brightnessの先発片桐(翔)が自らのバットで勝ち越し打を放つと、その後満塁となった場面で柿崎に2点タイムリーが飛び出し、この回一挙3得点。更に、続く6回にもエンドラン、ワイルドピッチで2点を奪ったBrightnessが、横浜ゴーヘッズの反撃を1点のみに抑え7対3で勝利。見事、得失点差の2位で決勝トーナメントへの切符を掴んだ。

続くCブロックのバトルは、引き分け以上で勝ち抜けが決まるマイルドスターズと、予選敗退が決まっているものの最終戦を勝利し有終の美を飾りたい三車線の一戦。そんな両者の戦いは初回、4番安藤のタイムリーでマイルドスターズが先制するも、その裏三車線が尾鷲の2点タイムリーですぐさま逆転に成功する。だがゲームは2対1のまま迎えた終盤5回表、マイルドスターズが中山、安藤、小山のタイムリーなどで一挙5点を奪い一気に試合をひっくり返すと、この回の攻防が勝負の分かれ目。最後はここまでの勢いの差がくっきり表れる形で決し、新星マイルドスターズが2位通過を決めた。

残るEブロックの戦いは、「黒百合 vs STORM」の一戦。既に1、2の順位が確定しているEブロックだが、3位につける黒百合にとっては最後の望みとなるワイルドカード争いに加わるためにも是が非でも勝利が欲しい。一方のSTORMは、ここまで苦戦を強いられてきただけに、最後は勝利を手にし笑顔でシーズンを締めくくりたい。しかし、そんなSTORMの願い虚しく、ゲームは最後まで黒百合ペース。初回から1番堀の2ベースヒットを皮切りに、四球、失策を絡め3点を先制すると、続く2回にも近藤、堀、宮崎の長短打で2点を追加。守っても、宮崎、堀、小平の3投手による継投策でSTORM打線を封じ、5対0の完封勝利を飾った。だがしかし、その黒百合も得失点差でワイルドカード争いに敗れ、決勝トーナメント進出の夢が潰えた。
                                                                                                                                                                                                        2016.08.21
1部リーグ ワイルドカード順位表(全1チーム確定)
順位 チーム名 消化試合 残り試合 勝率 得点 失点
1 6 0 4 0 0.67 14 12
2 6 0 3 1 0.58 32 20
3 6 0 3 1 0.58 17 23
2部リーグ ワイルドカード順位表(全3チーム未確定 / ここに練馬アドベンチャーズ、MILLIONS、GALANTS、若葉が加わる可能性あり)
順位 チーム名 消化試合 残り試合 勝率 得点 失点
1 5 0 3 0 0.6 33 24
2 5 0 3 0 0.6 15 9
3 5 0 3 0 0.6 16 12
3部リーグ ワイルドカード順位表(全2チーム確定)
順位 チーム名 消化試合 残り試合 勝率 得点 失点
1 6 0 4 0 0.67 44 12
2 6 0 4 0 0.67 48 29
3 6 0 4 0 0.67 28 14
※現在決勝トーナメント進出圏外チームが対象   
※ワイルドカード枠 詳細→【順位確定について】
                                                                                                                                                                                                        2016.08.14
この日もリーグ最多となる5試合が行われた最激戦区3部リーグ。
先ずBブロックでは、決勝トーナメント進出のためにはこれ以上負けが許されないGYOSEIと、意地の2勝目獲得を目指す神奈川インフィニティの一戦が行われた。ゲームは3回表、GYOSEIが3番白井のツーベースヒットで先制点を奪うと、その後も6番中里のツーベースヒットや8番在間の内野安打などで一挙4点を先取。一方の神奈川インフィニティは3回裏、四死球で2アウト2、3塁のチャンスを作ると4番がレフトオーバーのツーベースヒットを放ち2点を返す。しかし4回表、3番白井がエンドランを決めGYOSEIが1点を追加すると、5回表にも途中出場の渕村、在間、野村、白井のタイムリー等で一挙5点を奪い試合を決めた。10得点の猛攻を見せたGYOSEIが絶対に落とせなかった一戦で勝ち点3を獲得し、決勝トーナメント進出へ望みを繋いだ。

続いてもBブロックのバトル「横浜ゴーヘッズ vs 秦野POPEYEZ」。決勝トーナメント進出の可能性を残している4位と5位の直接対決は初回、先攻の横浜ゴーヘッズが3番深澤のタイムリーで1点を先制すると、さらに6番山田のタイムリーとワイルドピッチで2点を追加し幸先良いスタートを切る。何とか挽回したい秦野POPEYEZは2回裏、相手エラーと連続四球で無死満塁とするも、ここは横浜ゴーヘッズ木村が押し出し死球での1点に止める。すると、最大のピンチを最少失点で切り抜けた横浜ゴーヘッズは、4回表に2番大川のタイムリーで2点を追加し勝負あり。投げては木村が2回こそ制球を乱したものの、その後はしっかり立て直し完投勝利。横浜ゴーヘッズが決勝トーナメント進出へと望みを繋ぐ3勝目を手にした。

上位2チームが圧巻の強さを見せつけているEブロックでは、すでに予選敗退が決まっているSTORMMKトライアンフが激突。STORM先攻、MKトライアンフ後攻でスタートした試合は2回表、7番高橋(洸)のタイムリーでSTORMが1点を先制。その裏、MKトライアンフは2アウト満塁から振り逃げで1点を返し、すぐさま同点に追いつく。さらに6回裏、MKトライアンフは2点タイムリー、エンドランで追加点を挙げ勝ち越し。7回表にSTORMも6番宮田(真)のタイムリーで1点差まで追い上げるが反撃もここまで。最後の最後まで凌ぎを削り合った攻防は、MKトライアンフが1点差ゲームをモノにし、意地の3勝目を掴んだ。また、予選リーグ最終戦が不戦勝となったKing☆Johnnyの2位通過が確定した。

DAKYO倶楽部がダブルヘッダーに挑んだGブロックの2試合。
先に行われたサンタリンクスとの3位4位直接対決は初回、DAKYO倶楽部が1番岩下の先頭打者ホームランで1点を先制すると、さらに追加点を挙げ幸先よく3点をリード。迎えた中盤の4回裏、サンタリンクスは相手エラーやタイムリーで3点を奪い返し同点に追いつくも、6回表にDAKYO倶楽部加藤の勝ち越しタイムリーが飛び出し、これが決勝点。投げては先発高野が粘るサンタリンクス打線を抑え、DAKYO倶楽部がダブルヘッダー初戦を白星で飾った。 一方、サンタリンクスはこの敗北により予選敗退が決定した。

続いて2戦目の相手はここまでGブロック首位を走るCHUYANS。ゲームは初回、CHUYANSがDAKYO倶楽部先発阿部の立ち上がりを攻め、いきなり3点を先制する。DAKYO倶楽部もその裏、同じく制球に苦しむCHUYANS先発の安藤を攻め、4つの四球で1点を返す。しかし、その後は若武者が首位の実力を見せつける。CHUYANSは相手エラーやヒットで5点を追加し、リードを7点に広げる。粘るDAKYO倶楽部は7回裏、6番荻野のセンターオーバー3塁打や9番辺見のタイムリー等で4点を返し、意地を見せるが反撃及ばず。CHUYANSが8-6で辛くも逃げ切り、無傷の5連勝でGブロック1位通過を決めた。さらにDAKYO倶楽部が敗れたため、ジャピンの2位通過も確定となった。

Eブロック2位通過を決めた King☆Johnny
Gブロック首位通過を決めた CHUYANS
Gブロック2位通過を決めた ジャピン
                                                                                                                                                                                                        2016.08.07
順位争いが激化している予選ブロックの戦いも残り僅かとなった3部リーグ。そんな中この日も、決勝トーナメント進出を懸けた注目の5試合が行われた。

Aブロックではすでに決勝トーナメント進出を決めている首位Albatrossが登場。対するアンバージャックはここまで開幕4連敗と最終戦でのVictoria初勝利を目論む。すると、そのアンバージャックはAlbatross先発佐藤の立ち上がりを攻め、3番宮本のタイムリーで1点を先制する。しかしその裏、Albatrossは3連続四球で満塁とすると、4番穴田の逆転2点タイムリー等ですぐさま3点を奪取。さらに4回には首位の実力を見せつけ一挙7点を奪い4回コールド勝ち。投げては佐藤の完投勝利でAlbatrossが首位通過を決めた。また、Aブロック最終戦は決勝トーナメント進出を懸けた2位3位の直接対決となる。

2試合が行われたBブロック。先ずは3位4位の直接対決となった「横浜ゴーヘッズ vs GYOSEI」のバトル。3勝目を飾り決勝トーナメント進出争いに加わりたい横浜ゴーヘッズは初回、1死満塁から5番のレフト前ヒットで先制すると、その後も内野エラーの間に1点を追加する。対するGYOSEIは4回表、1死2、3塁からワイルドピッチと6番今村の内野ゴロで2点を返し同点。さらに5回表には2番星野の内野ゴロの間に勝ち越しに成功すると、その後も4番佐藤の内野ゴロや長嶋タイムリーで追加点を奪い試合を決めた。序盤の劣勢も決して焦ることなく逆転勝利を飾ったGYOSEIが横浜ゴーヘッズを抜き去り3位に浮上。4位転落となった横浜ゴーヘッズだが、まだ決勝トーナメント進出の可能性を残している。

Bブロックのもう1試合は「Brightness vs 砂町ドンフェイス」。首位攻防戦となったゲームは砂町ドンフェイス望月、Brightness柿崎の両先発で開始。その両投手は5回まで素晴らしい投球を披露し、勝負は0対0のまま終盤へ。迎えた6回表、Brightnessは2アウトから2番高橋(雄)が四球と盗塁でチャンスを作り出すと、3番高山の放った打球はショートとセンターの間への絶妙な当たり。この打球にセンター児玉が何とか追いつきグラブに当てるもキャッチ出来ず、この1点が決勝点。投げては柿崎が7回被安打2奪三振10の完封勝利を飾り、Brightnessが緊迫の投手戦を制した。一方、敗れた砂町ドンフェイスは勝点15の暫定首位で予選リーグを締めくくった。

Cブロック4位5位の対決となった「スナイパーズ vs SPBC」。決勝トーナメント進出にはもう負けが許されないスナイパーズは2回表、5番内田の三塁打、6番深谷の犠飛で2点を先制。更に3回表には4番小林の内野安打で1点を追加すると、その後も7番宮本のタイムリーなどで加点し計8得点。対するSPBCは最終回に意地の1点を返すが、宮本-所の投手リレーに力及ばず試合終了。8対1でスナイパーズが勝利し、最終戦に望みを繋いだ。しかし後日、スナイパーズの最終戦が不戦敗となり予選敗退が決定。結果、富士見SPの決勝トーナメント進出が確定し、マイルドスターズは最終戦で勝つか引き分けで勝ち抜けが決まる。

最後はEブロック「黒百合 vs MKトライアンフ」の一戦。先週行われた上石神井野球部との戦いでは鮮やかな逆転勝利を飾り、勢いそのまま2連勝を狙う黒百合。対するMKトライアンフは序盤戦で喫した不戦敗が痛手となっているが、ここまで3位と奮闘を続けている。そんな両者の対決は初回、黒百合が佐々木のタイムリー3塁打で2点を先制すると、その後も遠藤の3塁打や野田の本塁打等で効果的に加点。投げては黒百合先発の遠藤が4回2死までパーフェクトピッチングを披露するなど、2安打無四球の完封勝利。2勝目を挙げた黒百合がEブロック3位に浮上し、決勝トーナメント進出へ望みを繋いだ。
             完投勝利を挙げたAlbatross 佐藤投手
             首位攻防戦を制した Brightness
             投打の活躍を見せたスナイパーズ 宮本選手
             投打の活躍を見せた黒百合 遠藤選手
                                                                                                                                                                                                        2016.07.31
リーグ最激戦区である3部リーグの争いは、この日も6試合が行われ、各地で火花を散らした。

先ずは、BrightnessYOKOSHIMA TOKYO C@RPが相対したBブロックの一戦。現在2位のBrightnessは3、4位の2チームと勝ち点で並んでおり、その混戦から一歩抜け出すために3勝目を目指す。対するYOKOSHIMA TOKYO C@RPはここまで泥沼の4連敗と苦しい状態ではあるが、何とかここで連敗をストップすべく一矢報いたい所だ。しかし、そんなYOKOSHIMA TOKYO C@RPの思いとは裏腹にゲームはBrightnessの一方的な展開。2回に笹川の放った内野ゴロの間に先制点を奪ったBrightness打線が、続く3回にも柿崎のタイムリーなどで加点。また、投げてもその柿崎が被安打0の13奪三振という圧巻のピッチングを披露し、5対0の完封勝利。混戦から抜け出すと共に、首位砂町ドンフェイスの背中を追いかける筆頭株に躍り出た。

3、4位の直接対決となった「マイルドスターズ vs スナイパーズ」のバトルは、この結果が上位2チームにとっても影響があるため、Cブロックの行く末を占う一戦と言っても過言ではない。そんなゲームは1回裏、マイルドスターズ打線がヒットで出塁した1番中山(大)のチャンスメイクで1アウト3塁の場面を作ると、続く2番松本の犠飛で1点を先制。一方、追う立場となったスナイパーズは3回表、相手のエラーなどで2点を奪い返し、逆転に成功する。その後ゲームは互いに加点し合い3対3となって迎えた5回裏、犠飛で先制点を齎した2番松本が、今度はタイムリーで勝ち越し点を齎し再び先行すると、続く6回にも1点を追加したマイルドスターズがそのままリードを守り抜き勝利。勝ち点で首位富士見SPに肩を並べ、Cブロック2位に浮上した。

続いても同じくCブロック争いとなった三車線セブンホイールズの一戦。既に予選リーグ敗退が決まっている両者だが、ここまで1勝3敗の三車線に関しては善戦したゲームも多く、決してチーム状態の悪さは窺えない。対するセブンホイールズはまさかの5連敗を喫し試練のシーズンとなってしまったが、この最終戦で意地を見せてもらいたい。そのゲームが動いたのは3回表、セブンホイールズ打線が3連続死球でノーアウト満塁のビッグチャンスを作り出すと、迎えた4番渡部がセンター前タイムリーを放ち1点を先制。更に6番江戸が放ったサードゴロの間に2点目を奪うと、続く7番石井のセンター前ヒットでも1点を追加し、今季初めてゲームの先手を取る。しかしゲームは直後の3回裏、三車線が相手バッテリーのミスから1点を返すと、5回裏にも白神のタイムリーで1点。更に迎えた6回裏には8番宗川のタイムリー3ベースヒットなどで2点を奪い4対3と遂に逆転。すると、土壇場でゲームをひっくり返した三車線がそのリードを守り切る形でゲームセット。1勝目に続き再び1点差ゲームをモノにした。一方、最終戦も勝利の女神から見放されてしまったセブンホイールズ。それでも野球に対する飽くなき情熱を絶やす事なく、今季の悔しさを来季への発奮材料にしてもらいたい。

Cブロックのバトル同様、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドを舞台に行われたDブロックの戦いは、上位にプレッシャーをかける3、4位の直接対決となったSK WINSSWINGSの一戦。互いに決勝トーナメント進出の可能性が十分あるだけに、今日のゲームは非常に重要な意味を持つ。そして、その重要性を理解し奮起したのはSK WINS陣営だった。初回から古谷のタイムリーで2点を先制したSK WINS打線は、続く2回にも1点を追加。更には3回、鳥羽の3ランHRなどで突き放すと、終盤6回にも先制打を放っている古谷がダメ押しとなる3ランHRを放ち勝負あり。投げても先発白石から2番手植松への継投策でSWINGS打線を零封したSK WINSが10対0のスコアで制し、最終戦での決勝トーナメント進出決定へと大きな弾みをつけた。

2強が上位を独走するEブロックで苦戦を強いられている上石神井野球部黒百合の両者。既に予選リーグ敗退が決まっている上石神井野球部だが、残り2戦を連勝し有終の美を飾りたい所だ。一方、2位King☆Johnnyの最終戦の結果次第ではあるが、まだ決勝トーナメント進出の可能性を僅かに残す黒百合。そのゲームは序盤、1、2回で4得点を奪った上石神井野球部が3回を終わって4対2とリードを奪う。しかしゲームは迎えた4回、9番染谷の放ったタイムリーを皮切りに爆発した黒百合打線がこの回一挙7点を奪い逆転すると、ゲームはここでタイムアップ。怒濤の猛攻で一気にゲームをひっくり返した黒百合が、決勝トーナメントへ望みを繋げる初勝利を手にした。

先々週行ったCHUYANSとの首位攻防戦に敗れたため、これ以上の敗北は何としても避けたいジャピンだが、今度は3位につけるサンタリンクスとの直接対決となり、まさにここが正念場の戦い。また、そのサンタリンクスも勝てば2位浮上もあり得るだけに、両者共に負けられない一戦なのだ。そのバトルは立ち上がり、先攻のジャピンが小野(泰)、岩田、後藤の3連続タイムリーでいきなり4点を先制。一方のサンタリンクスもすぐさま相手守備陣のミスから1点を返し反撃に出る。しかしゲームは3回表、この回先頭渡邉(竜)のヒットを足掛かりにチャンスを作り出したジャピンが、後藤の今日2本目となるタイムリーに福島のタイムリー3ベースヒットで3点を加え7対1とすると、このリードを中村、酒井、岸田の3投手による継投で守り切り快勝。首位CHUYANSに勝ち点12で並び、その背中にピッタリと張り付く。

タイムリーを放った三車線 宗川選手
今季初勝利を挙げた 黒百合ナイン
2本のタイムリーを放ったジャピン 後藤選手
                                                                                                                                                                                                        2016.07.24
好投を見せたG-mates 上手投手
コールド勝ちを収めた Kawaguchiナイン
2週連続の好投を見せたCRN 上田投手
他リーグ同様に順位確定チームが未だ現れず、最後まで目が離せない最激戦区3部リーグ。中でも最も激しい争いを展開しているAブロックでは、勝てば首位浮上となるG-matesが登場。対するアスパラガスは、ここまで未だ未勝利と今季は不調に陥っているが、昨年は予選ブロック1位で決勝トーナメント進出を果たすなど決して侮れない相手だ。そんな両者の対決は、序盤から互いに再三チャンスを作るもあと1本が出ず、6回までスコアボードに0だけが並ぶ。迎えた最終回、G-matesはセンター前ヒットで出塁した4番橋本(知)が盗塁を決め、ノーアウト2塁と絶好のチャンスを作る。しかし、5番大道寺のライトフライで3塁を狙うもアスパラガスの好連係によりタッチアウト。一気に2アウトランナー無しとなり、先制のチャンスを生かせず。するとその裏、今度はアスパラガス4番が3塁打を放ち、ノーアウト3塁とサヨナラのチャンスを迎えるが、ここもG-matesのエース上手が踏ん張り得点与えず。両投手が好投した白熱の好ゲームはスコアレスドローに終わり、勝ち点1ずつを分け合う形で決着した。 その結果、最終戦を待たずしてAlbatrossの決勝トーナメント進出が決定。残り一枠を争うG-matesとHEROESは最終戦で直接対決となり、G-matesは勝つか引き分けで決勝トーナメント進出が決まる。

開幕2連勝と勢いに乗るスナイパーズは、先週の戦いでもコールド勝利を飾るなど打線も絶好調。対するは、予選リーグ最終戦を迎えたKawaguchi Club。ここまで3勝2敗と決勝トーナメント進出には勝利が必死条件だ。そんな両者の対決はKawaguchi Club先攻、スナイパーズ後攻で開始。試合が動いたのは2回表、Kawaguchi Clubは2本のホームランで4点先制すると、3回表にも相手エラーと四球を絡め3本の長短打で7点を奪取。得失点差を考え1点でも多く取っておきたいKawaguchi Clubは、5回表にも5本の集中打と犠牲フライ等で3点を奪い試合を決めた。守ってはスナイパーズ打線を散発3安打に抑え、Kawaguchi Clubが4回コールド勝利。 暫定2位で予選全試合終え、決勝トーナメントへの道は他チームの結果に委ねられた。

先週行われたKing☆Johnnyとの首位攻防戦を制した勢いそのまま開幕5連勝を目指すCRN。対する黒百合は、ここまで1敗と思うように対戦を消化出来てないが、このゲームをきっかけに上位浮上を狙う。そんな両者のゲームは2回、CRNが宮澤(聡)、泰江の連打で1アウト1、3塁のチャンスを作ると、7番乾がエンドランをきっちり決めて1点を先制。さらに8番加藤もレフト前ヒットを放ち2点目を挙げる。対する黒百合は3回、長打3発であっさり同点に追いつく。しかし5回、CRNは9番戸張、1番泰江の連打から2番及川が送り1アウト2、3塁とすると、3番、4番のエンドランやタイムリーで3点を奪い勝負あり。投げては上田が2回の2失点のみで、その後は黒百合打線をきっちり抑え完投。CRNが開幕5連勝を飾り、Eブロック首位浮上と共に決勝トーナメント進出を決めた。
                                                                                                                                                                                                        2016.07.17
タイムリーを放ったAlbatross 荻野選手
タイムリーを放ったスナイパーズ 内田選手
2ランHRを放ったガンジーズ 松井選手
リーグ初勝利を挙げた 芝浦オールスターズ
好投を見せたCRN 上田投手
完封勝利を挙げたSTORM 宮田(裕)投手
タイムリーを放ったCHUYANS+ 新井選手
決勝T進出を決めた CHUYANS
この日、9試合の激闘が行われた最激戦区3部リーグ。
先ずは、残り4試合となったAブロックのバトル。3位Albatrossと4位品川オリオールズの直接対決は、勝てば首位浮上となる大事な一戦となる。そんな両者のゲームは3回表、品川オリオールズが3番杉野のタイムリー3ベースで先制する。しかし、3連勝と波に乗るAlbatrossは4回裏、1アウト1、3塁からダブルスチールを仕掛けると3塁ランナー阿部が生還し同点。さらに相手のミスや8番荻野のタイムリーなどで加点しこの回4点を奪う。しかし、負けるわけにはいかない品川オリオールズは5回表、こちらもダブルスチールの間に1点を返すと、ここで7番水越にセンターオーバーの2点タイムリーが飛び出し同点に追いつく。両者一歩も引かない好ゲームは最終回、Albatrossが1アウト2塁のチャンスを作ると3番高橋がライト線へタイムリーを放ちサヨナラ。Albatrossが劇的な形で4勝目を飾り、Aブロック首位へと浮上した。一方、最後の最後で力尽きた品川オリオールズの予選敗退が確定。残り3戦となったAブロック。順位確定は最終戦にまでもつれ、最後まで何が起こるか分からない。

2位Kawaguchi Clubと3位マイルドスターズの直接対決となったCブロックの戦い。決勝トーナメント初進出を狙う新星同士の対決は、マイルドスターズ松本、kawaguchi club相内の両先発投手が圧巻のピッチングを披露し6回まで無失点。ゲームが動いたのは7回表、マイルドスターズは1アウト1、2塁のチャンスを作ると、6番依田がライト前へタイムリーを放ち待望の先制点を奪う。さらに続く代打宇津木の犠牲フライで1点を追加し、リードを2点に広げる。しかし粘るkawaguchi clubはその裏、ノーアウト満塁のビッグチャンスを作り出すが、ここでも松本の牙城を崩せずゲームセット。最後まで手に汗握る好ゲームとなった直接対決は3位マイルドスターズに軍配が上がり、決勝トーナメント進出へ向けて貴重な勝ち点3を手にした。

続いてもCブロックの対決、「スナイパーズ vs セブンホイールズ」。初戦となった三車線戦では見事1点差ゲームをモノにし勢いに乗るスナイパーズ。一方、2014年大会では初の決勝トーナメント進出を果たしたセブンホイールズだが、今季はここまで4連敗と残り2戦で初勝利を目指す。そんな両者のバトルは2回裏、スナイパーズが相手の3連続エラーで満塁のチャンスを貰うと、2番深谷の犠牲フライ、5番堀内、6番小野寺の連続2塁打などで一挙8点を奪取。さらに攻撃の手を緩めないスナイパーズは3回裏、3連続四球から2番深谷、7番内田、9番丸川のタイムリーなどで7点を追加し試合を決めた。セブンホイールズは再三チャンスを作るも、どうしてもあと1本が出ず無得点。4回コールドでスナイパーズが開幕2連勝を飾った。

ここまで開幕2連敗を喫している芝浦オールスターズが起死回生を狙いダブルヘッダーに挑んだDブロックの戦い。しかし、先に行われたガンジーズとのゲームでは、3連勝中のガンジーズが初回からその実力を発揮する。1回表、連続四球から安里、志村、山田のタイムリーや松井の2ランホームランなどでガンジーズが一挙6点を先制。いきなりの先制パンチを食らった芝浦オールスターズは、その後小刻みに得点を重ね追い上げを見せるが、6回表に松井のタイムリーでガンジーズがダメ押し。強力打線の躍動で粘る芝浦オールスターズを振り切ったガンジーズが開幕4連勝を飾り、首位の豪球会に勝ち点で並んだ。
連敗だけは避けたい芝浦オールスターズは、続くアルバトロスとの一戦で意地を見せる。初回、芝浦オールスターズは連続四死球と相手エラーで1点を先制。3回裏にアルバトロス小松のタイムリーで同点に追いつかれるが、迎えた最終回に連打で勝ち越し2対1で勝利。最後まで気持ちを切らさなかった芝浦オールスターズがリーグ初勝利を手にし、真夏のダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。

Eブロックでも、CRNSTORMがそれぞれダブルヘッダーに挑み、順位争いに影響を及ぼす重要な3試合が行われた。
先ずは開幕2連勝中の好調CRNと、それとは対照的にすでに2敗を喫しているSTORMが激突。初回、CRNは3番上戸のタイムリー3ベースで先制すると、2回には7番泰江がタイムリー2ベースを放ち2点目。一矢報いたいSTORMは最終回、ヒットとエラーで1点返すが反撃もここまで。投げては先発の及川が6回1安打1失点の好投を見せ、CRNが2対1で逃げ切った。
僅か1安打と打撃陣が機能しなかったSTORMだが、続くNTA岡クラブとの戦いでは初回からその打線が大爆発。1回表、3番須藤のタイムリーを皮切りに、相手守備陣のミスなどでSTORMが一挙5点を先制する。その後も2番宮田(真)、3番須藤の連続ホームラン等で追加点を加え9得点。投げては宮田(裕)が被安打1の無四球ピッチングを披露し完封。投打でNTA岡クラブを圧倒したSTORMが今季初勝利を飾り、1戦目の鬱憤をすぐさま晴らした。
ダブルヘッダー連勝を狙うCRNは、開幕4連勝と現在首位を走るKing☆Johnnyとの一戦に挑んだ。ゲームは初回、King☆JohnnyがCRN先発上田の立ち上がりを攻め、連打でいきなり2点を先制。しかし、CRNは2回に連打で1点を返すと、3回には宮澤(聡)のエンドランで同点に追いつく。さらに勢いづいたCRNは4回、乾がエンドランを決め追加点を奪うと、1番泰江にもタイムリーが飛び出し勝負あり。投げては上田が初回の失点以降は危なげないピッチングを見せつけ、強力King☆Johnny打線を抑える完投勝利。 CRNが首位攻防戦を制し、開幕4連勝で首位King☆Johnnyと勝ち点で並んだ。

取材ゲームでの活躍が記憶に新しい成城ソネッツが、3勝1分で現在2位に位置するCHUYANS+をホームに迎えた一戦。若武者対決となったゲームは、序盤からCHUYANS+打線が大爆発。ここまで42得点を叩き出している強力打線は初回、佐伯、新井、飯渕の連続タイムリーなど打者一巡の猛攻を仕掛け、CHUYANS+が一挙6点を先制する。対する成城ソネッツもその裏、4番葵のタイムリー2ベースで1点を返すが、その後もCHUYANS+が得点を重ね4回コールド勝ちを収めた。投げては先発の植田が完投勝利。CHUYANS+が首位浮上となる4勝目を飾ると共に、一足先に決勝トーナメント進出を決めた。
また、この日予定していた「東京レイバンズ vs 二代目れぐるす」の一戦は、試合開始予定時刻までに選手が9名揃わず、二代目れぐるすの不戦敗。2位内の可能性が消滅した東京レイバンズだが、僅かにワイルドカードでの決勝トーナメント進出の可能性を残した。

開幕戦を白星で飾ったジャピンはこの日、一気に上位浮上を狙うべくダブルヘッダーを決行。ここまで3連勝中とGブロック首位に立つCHUYANSとの一戦では、序盤から3番石井の犠牲フライなどでCHUYANSに4点のリードを許す展開に。反撃したいジャピンは3回裏、小野(真)のタイムリーなどで3点を返し1点差に詰め寄るが、4回裏にCHUYANSがさらに4点を追加し勝負あり。開幕4連勝を飾ったCHUYANSが、兄弟チームCHUYANS+に続き決勝トーナメント進出を決めた。
守備面に課題が残ったジャピンだが、続くDAKYO倶楽部との一戦では本来の鉄壁のディフェンスを披露。 先攻のジャピンは初回、相手エラーとタイムリーでいきなり2点先制すると、2回にも2点を追加し序盤で4点のリードを奪う。すると、そのリードを最後まで死守し逃げ切り勝利。ジャピンがダブルヘッダー2戦目で勝利を飾り、Gブロック2位をキープした。
                                                                                                                                                                                                        2016.07.10
2部と同様に1試合が雨天中止となった3部リーグでは、2試合の激闘が展開された。
先ずはCブロック、ようやく初戦を迎えたスナイパーズと、ここまで1勝2敗とこれ以上の負けが許されない三車線の一戦。上位浮上を狙う両者の戦いは4回表、スナイパーズが主砲堀内のランニングホームランで2点を先制する。何としても追いつきたい三車線はその後1点を返すが、スナイパーズが得意の継投策で反撃をかわし勝負あり。2対1でスナイパーズが接戦を制し、今季初戦を白星で飾った。一方、3敗目を喫し決勝トーナメント進出の道が絶たれてしまった三車線。だがしかし、残り2戦となった予選リーグでも最後まで全力プレーを見せてくれるだろう。

最後はFブロック、「CHUYANS+ vs J-SAT」のバトル。2勝1分で現在2位に位置するCHUYANS+。対する新星J-SATは、ここまで1敗2分と毎回接戦を演じながらも未だ勝ち星がない。そんな両者の対決はCHUYANS+打線が序盤から大爆発。初回、岡村のホームランで1点を先制すると、続く2回には下田のホームラン、佐伯、森のタイムリー等で一挙9点を追加。一度火を噴くと誰にも止められない若武者打線は、その後も攻撃の手を緩めず脅威の19安打20得点。最終回にJ-SATも意地の2点を返すが反撃もここまで。投打で圧倒したCHUYANS+がコールド勝ちで3勝目を飾り、 首位韋駄天に勝ち点差1と迫った。一方、序盤からCHUYANS+の猛攻を受け、息つく間もなく敗れてしまったJ-SAT。彼らのVictoria初勝利は次戦以降へとお預けとなった。
             先制弾を放ったスナイパーズ 堀内選手
             タイムリーを放ったCHUYANS+ 佐伯選手
                                                                                                                                                                                                        2016.07.03
この日、6試合が行われた最激戦区3部リーグのバトル。
Aブロックでは、結果次第で順位が大きく入れ替わる事となる重要な2試合が行われた。
先ずは、「HEROES vs 品川オリオールズ」の一戦。35度を超える猛暑の中行われたゲームは1回表、HEROESが1番牧野、2番大庭の連続ヒットでチャンスを作ると、4番佐久間(健)がレフト前へタイムリーヒットを放ち2点を先制。対する品川オリオールズは、再三チャンスを作るもHEROES先発の佐久間(翔)を攻略出来ず無得点が続く。すると5回表、HEROESは5番狩野の特大ホームランで3点目を奪うと、6回表にも集中打で一挙5点を奪取し勝負あり。投げては佐久間(翔)が品川オリオールズ打線を手玉に取り、無四球での完封シャットアウト。HEROESが勝ち点を10に伸ばし、暫定首位に立った。
そして、得失点差次第ではあるが勝った方が首位浮上の可能性を秘めている「岡島ベースボールクラブ vs G-mates」の一戦。Aブロックの命運を握る注目のゲームは初回、岡島ベースボールクラブが4番小野の右中間へのタイムリーで2点を先制。しかしその裏、G-matesも4番橋本のセカンドゴロの間に1点を返すと、3回裏には4番橋本が今度はレフトオーバーの3ベースヒットを放ち同点に追いつく。すると、その後は両チーム投手陣が踏ん張り、7回引き分けで試合終了。結果、勝ち点1を手にしたG-matesが首位に浮上し、HEROESが得失点差で2位となった。一方、敗れた品川オリオールズは4位、岡島ベースボールクラブは5位へとそれぞれ陥落し、後者の予選リーグ敗退が決定。残すは4試合のみとなったAブロックのバトル。順位確定は最終戦にまでもつれ、最後の最後まで目が離せない。

続いてはBブロック、「神奈川インフィニティ vs 秦野POPEYEZ」の戦い。ここまで1勝同士の対決となったゲームは初回、神奈川インフィニティが4番のサードゴロの間に1点を先制。対する秦野POPEYEZは2回裏、相手エラーや四球などで2点を奪い逆転に成功すると、さらに3回裏には石井のレフト前ヒットで1点を追加する。このまま負けるわけにはいかない神奈川インフィニティは、4回表に8番多田のタイムリーヒットで1点を返すと、最終回に押し出しで同点に追いつく。しかし、初の決勝トーナメント進出を目指す秦野POPEYEZはその裏、相原が右中間にタイムリーを放ちサヨナラ。 先発石井の粘投と最後まで集中力を切らさなかった打線とが融合した秦野POPEYEZが、3位浮上となる2勝目を挙げた。

Dブロックでは、現在首位を走る豪球会と、今季リーグ初勝利を狙う芝浦オールスターズが激突。決勝トーナメントに進出するにはもう負けが許されない豪球会は3回裏、その思いとは裏腹に守備陣のエラーにより3点を与えてしまう。そんな中、豪球会は3回表に川崎のタイムリーで2点を返し悪い流れを断ち切ると、4回表に尾崎のエンドランで同点に追いつく。さらに豪球会は相手ミスなどで2点を奪い取り、3対5で逆転勝利。これで成績を4勝2敗とした豪球会が、予選リーグ全試合を暫定首位で終え、決勝トーナメント進出は他カードの結果に委ねられた。

同じくDブロックのもう1試合、「ガンジーズ vs アルバトロス」の対決。開幕2連勝と今年も好調をキープするガンジーズ。昨年は後にチャンピオンとなったReturnersに準決勝で敗れ、今年は是が非でもタイトルを狙う。対するは、ここまで1勝1敗と初参戦ながらまずまずのスタートを見せているアルバトロス。強豪相手に勝利を掴み勢いに乗りたいところだったが、初回からガンジーズ打線が大爆発。1回表、簡単に2アウトを取るも、そこから連打や四死球などで一挙9失点。出鼻を挫かれたアルバトロスはその裏、ワイルドピッチで1点を返すと、4回にも2点を奪い反撃を見せるが、序盤の大量失点が響き万事休す。初回の先制パンチを最後まで守り抜いたガンジーズが開幕3連勝を飾り、Dブロック2位へ浮上した。

ここまで4戦負けなしでFブロック首位を走る韋駄天。2年ぶりの決勝トーナメント進出を目指す彼らの相手は、2年連続の決勝トーナメント進出を狙う二代目れぐるす。そんな両者の戦いは、序盤から点の取り合いとなり5回を終えて6対6の乱打戦。6回裏に韋駄天が飯田(尚)の3ランHR等で5点を奪いダメ押しかと思われたが、7回表に二代目れぐるすも怒涛の反撃を見せ4点を返し1点差に。しかし、最後は先発の米村を再びマウンドに戻すと、2アウト2、3塁のピンチを何とか抑えゲームセット。 終始二代目れぐるすの反撃に苦しんだものの韋駄天が11対10で辛くも逃げ切り、首位をキープする貴重な1勝を手にした。
             先制打を放った 佐久間(健)選手
             先制打&同点打を放ったG-mates 橋本選手
             2勝目を手にした 秦野POPEYEZ
             開幕3連勝を飾った ガンジーズ
             終盤魂の投球を見せた韋駄天 米村投手
取材カードに選出された「成城ソネッツ vs 東京レイバンズ」のFブロックのバトル。ここまで1勝1敗の成城ソネッツと1勝1敗1分の東京レイバンズ。ほぼ互角の成績を残している両者の対決は、互いに一歩も引かない白熱のシーソーゲームとなった。初回、成城ソネッツは緑のヒットやエラーなどで1点を先制するも、その裏東京レイバンズも2本のタイムリーですぐさま逆転する。しかし直後の2回表、成城ソネッツは石川の特大ホームランで同点に追いつくと、3回には山本の犠牲フライと石川の2打席連続となる2ランホームランで3点を勝ち越す。追いつきたい東京レイバンズは3回裏、3本のヒットを集めて3点を取り返し、再び振り出しに戻すが、成城ソネッツは4回表に緑のタイムリー等で再び勝ち越しに成功。すると、このリードをリリーフの石川が死守し勝負あり。最後まで反撃を試みる東京レイバンズのプレッシャーに耐えたス成城ソネッツが2勝目を挙げ、Fブロック3位へと順位を上げた。 (詳しくは取材記事へ)

                                                                                                                                                                                                        2016.06.26
7試合が行われた3部リーグの戦い。先ずはAブロック「HEROES vs Albatross」の一戦。
ここまで2勝1分で3位につけるHEROESと、先日の取材ゲームで乱打戦を制し勢いに乗るAlbatross。決勝トーナメント進出へ是が非でも勝利の欲しい両者の対決は2回表、HEROESが寺田のソロホームランで先制。するとゲームは4回までAlbatross佐藤、HEROES木津の緊迫した投手戦となる。しかし5回裏、AlbatrossはHEROES2番手の宮野を攻め立てると、9番牧が値千金の勝ち越し2点タイムリーを放ち逆転に成功する。Albatross佐藤はそのまま6、7回を完璧に抑え完投勝利。両チーム2安打の投手戦を制したAlbatrossがHEROESを抜き去り、首位と勝ち点差なしの3位に浮上した。

続いてもAブロックのバトル、「岡島ベースボールクラブ vs アスパラガス」。
前節のAlbatross戦で惜しくも敗れた岡島ベースボールクラブだが、打線が好調なだけに投手陣の活躍がカギとなる。対するアスパラガスは昨年予選ブロックを首位で通過するも、今年は3敗1分となかなか調子が上がらない。残り2戦で意地を見せる事が出来るか。そんな両者の戦いは3回表、岡島ベースボールクラブが2番原のセンター前で先制すると、5番小野のタイムリーも飛び出し、この回3点を奪取。さらに岡島ベースボールクラブは4回表、相手ミスにより1点を追加すると、6回表には2アウト2、3塁から3番飯塚(健)がライトオーバーの3ベースを放つなど、この回4点を追加し勝負あり。投げては先発の坪木が6回参考ながら無四死球の完全試合を達成。岡島ベースボールクラブが勝率をタイに戻し、決勝トーナメント進出へ僅かに望みを繋いだ。

Victoria初勝利を懸けた「GYOSEI vs YOKOSHIMA TOKYO C@RP」のBブロックの一戦。
2試合連続で二桁失点を喫しているYOKOSHIMA TOKYO C@RPは、この日も先発の牛久が大乱調。幸先良く1アウトを取ったものの、そこから連続四球を与え、GYOSEIが初回に8点を先制。さらにGYOSEI打線は攻撃の手を緩めず4点を追加する。対するYOKOSHIMA打線も怒涛の攻撃を見せ、8点を返すが反撃及ばず。GYOSEIが3戦目にして遂にVictoria初勝利を手にした。一方のYOKOSHIMA TOKYO C@RPはこれで開幕4連敗となり、未だ長いトンネルから抜け出すことが出来ない。

Cブロックでは、ここまで4連勝と首位を独走する富士見SPと、上位浮上のために2勝目を狙う新星マイルドスターズが激突。2回裏、マイルドスターズは4番岡が相手エラーで出塁すると、6番瀬尾がライトスタンドへ飛び込む2ランHRを放ち2点を先制。するとゲームは白熱の投手戦となり、そのまま試合終了。マイルドスターズ先発の松本は、強打の富士見SP打線を手玉に取りノーヒットノーランを達成。若武者マイルドスターズが2勝目を飾り、Cブロック3位に浮上した。

共に2勝目を懸けた「CHUYANS+ vs 二代目れぐるす」のFブロックの戦い。
首位を走る韋駄天が2勝という事もあり、両者にとってこの1勝は非常に大きな意味を持つ。ゲームは2回、戸田のタイムリー等でCHUYANS+が4点を先制。対する二代目れぐるすも3回にタイムリーで2点を返すも、CHUYANS+が5回、6回に追加点を奪い勝負あり。投げては2投手の継投で逃げったCHUYANS+が2勝目を飾り、Fブロック2位へと順位を上げた。

2年連続で決勝トーナメント敗退と今季こそリベンジを誓うジャピン。3度目の正直と意気込む彼らの初戦の相手は、2年ぶりの決勝トーナメント進出を目指す高飛車。そんな両者が相見える事となったGブロックの対決は初回、ジャピンが幸先よく1点を先制すると、3回にも渡邉(竜)の2点タイムリーが飛び出し3対0。さらに勢いの止まらない打線は、その後も岩田、岸田のタイムリー等で6点を追加し勝負を決めた。投げては岸田が要所を抑え完封勝利。高飛車を攻守で圧倒し、3年目の悲願へとジャピンが好スタートを切った。

最後もGブロックの戦い、「CHUYANS vs ワイズトランス」。
開幕2連勝で首位を走るCHUYANSは初回、4番小祝のタイムリーで2点を先制すると、さらにワイズトランス守備陣のミス等により2回までに7点を挙げる。対するワイズトランスは4回に長打で2点を返すも、CHUYANS継投リレーの前に力及ばず勝負あり。開幕3連勝を飾ったCHUYANSが2試合連続の10得点を挙げ、決勝トーナメント進出に一歩前進した。
             完投勝利を挙げたAlbatross 佐藤投手
             完全試合を達成した岡島BBC 坪木投手
             開幕2連勝を飾った CHUYANS+
             投打の活躍を見せたジャピン 岸田選手
             開幕2連勝を飾った CHUYANS
                                                                                                                                                                                                        2016.06.19
6試合が開催された最激戦区3部リーグの戦い。Aブロックでは、ここまで4戦勝利がない6位アンバージャックと開幕2連勝中の3位G-matesが激突。ゲームは1回、2回と共に3者凡退で投手戦の様相を呈した立ち上がりを見せる。試合が動いたのは3回裏、G-matesは8番長安がヒットで出塁すると、続く9番上手がレフトオーバーの3塁打を放ち1点を先取。さらに1番南部、2番大道寺も続くと相手のエラーも絡み、この回一挙5点を奪取。勢いが止まらないG-matesは、続く4回裏にも9番上手のタイムリーなどで2点を追加する。対するアンバージャックはG-mates先発の大道寺の前になかなかチャンスを作れない。すると6回裏、G-matesは4番橋本がセンターオーバーの2塁打でダメ押しの2点追加し勝負あり。再三チャンスは作ったものの最後まで大道寺を攻略出来ず、アンバージャックがまさかの4敗目。一方、開幕3連勝を飾ったG-matesは一気にAブロック首位へと浮上し、昨年あと一歩のところで逃した決勝トーナメント進出に向けて一歩前進した。

Bブロックでは、破竹の4連勝で首位を独走する砂町ドンフェイスと、ここまで開幕2連敗となかなか初勝利に恵まれないYOKOSHIMA TOKYO C@RPが対決。そんな対照的な両者のゲームは序盤から一方的な展開となった。YOKOSHIMA TOKYO C@RP先発の野間が初回から大乱調で3イニング15四死球。砂町ドンフェイス打線は岩野の満塁ホームラン等で計18得点を挙げ、4回コールド勝ち。投げても岩野が4イニングを1安打9奪三振の好投。ここまで46得点を叩き出している攻撃陣に5試合僅か3失点と、もはや敵なしの活躍を見せる砂町ドンフェイスが開幕5連勝を飾り、ぶっちぎりで決勝トーナメント進出を決めた。

ここまで1勝2敗と負け越しているSK WINSだが、敗戦はいずれも僅差と初出場ながら自らのポテンシャルを示している。 対するはリーグ開幕戦を迎えた芝浦オールスターズ。スプリングカップでは2回戦敗退とその悔しさをリーグにぶつける。 そんな両者のゲームは初回、先頭島崎のセンターオーバー三塁打と内野安打などでSK WINSが2点を先制。その裏、芝浦オールスターズは相手エラーと3つの四球で1点を返す。 しかし、SK WINSは3回、5回にも相手エラーや連打で着実に加点をし、7回には打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い勝負あり。 最後はストッパー山崎(崇)が抑え、SK WINSが2勝目。成績をタイに戻すと同時にDブロック2位に浮上した。

2試合が行われたEブロック。先ずは「MKトライアンフ vs 上石神井野球部」の2勝目を懸けた一戦。ゲームは1回裏、MKトライアンフが相手バッテリーエラーで1点を先制。対する上石神井野球部も3回表、3番吉田のタイムリー内野安打で同点に追いつく。しかしその裏、MKトライアンフは再び相手バッテリーエラーと3番市川の内野ゴロで2点を追加。さらに6回裏には8番瀬下の2点タイムリーが飛び出しダメ押し。まさかの不戦敗スタートとなったMKトライアンフだが、そこから意地の2連勝で勝ち点をプラスに戻し、Eブロック3位にまで順位を上げた。一方、初出場の上石神井野球部は痛すぎる3敗目を喫してしまった。

Eブロックのもう1試合は、開幕3連勝中と頭一つ抜きん出ているKing☆Johnnyと今季初勝利を狙うNTA岡クラブが激突。King☆Johnnyは初回、四球で出塁した2番馬場が盗塁を仕掛けると、そこに相手送球エラー等が絡み、幸先よく1点を先制。NTA岡クラブはその裏にすぐさま同点に追いつくが、強力打線を擁するKing☆Johnnyは、2回表に先頭の5番芳村の左中間を抜けるソロホームランを皮切りに、2番馬場、3番山田の連打等で打者一巡の猛攻を見せ、一挙6点を追加。投げてはリーグ初登板となった吉田が強靭な精神力で要所を締めるピッチングを披露し、初登板を見事な完投勝利で収めた。これで無傷の4連勝を飾ったKing☆Johnny。Eブロック首位を独走する彼らの連勝記録がどこまで続くのか注目だ。

最後は、「CHUYANS+ vs 東京レイバンズ」のFブロックの戦い。前節では共に引き分け決着と、この試合でも僅差のゲーム展開が予想された。しかしそんな予想とは裏腹に、ゲームはCHUYANS+の一方的な展開となった。初回、CHUYANS+は下田の柵越えHR等で3点を先制すると、戸田にも柵越えHRが飛び出すなど、若武者打線が10得点の大爆発。投げては先発の増田が東京レイバンズ打線に付け入る隙を与えず、7回ノーヒットノーランを達成。CHUYANS+が今季初勝利を挙げFブロック3位に浮上した。一方、初黒星を喫した東京レイバンズだが、初となる決勝トーナメント進出に向けて残り2戦での奮起に期待したい。
             好投を見せたG-mates 大道寺投手
             投打の活躍を見せたドンフェイス 岩野選手
             Eブロック3位に浮上した MKトライアンフ
             先制点を演出したKing☆Johnny 馬場選手
             NO-NOを達成したCHUYANS+ 増田投手
                                                                                                                                                                                                        2016.06.12
取材ゲームに選ばれた「Albatross vs 岡島ベースボールクラブ」の3部リーグAブロックの戦い。ここまで1勝1敗のAlbatrossと1勝1敗1分の岡島ベースボールクラブ。決勝トーナメント進出に向けてどちらにとっても負けが許されない一戦は、互いに一歩も引かない白熱のシーソーゲームとなった。初回、岡島ベースボールクラブは2番坪木の内野ゴロの間に1点を先制するもその裏、Albatrossがエラーと連続死球で満塁のチャンスを作り、スクイズエンドランなどノーヒットで4点を奪い返す。逆転を許した岡島ベースボールクラブは3回表、3番岡本、6番飯塚(健)のタイムリーで1点差とすると、4回表に9番笠島のセンターオーバーの2ベースで同点に追いつく。しかしその裏、Albatrossは3連続四死球から4番穴田の内野ゴロの間に再逆転すると、途中出場の反町にもタイムリーが飛び出しダメ押し。粘る岡島ベースボールクラブは5回に1点を返すが反撃もここまで。シーソーゲームを制し2連勝を飾ったAlbatross。暫定4位ながらも首位まで勝ち点差3と上位陣にプレッシャーをかけた。 (詳しくは取材記事へ)

開幕2連勝を狙う慶應ボーイCHUYANSと、今季の初戦を迎えた高飛車とのバトル。
ゲームは初回からCHUYANS打線が爆発。小祝の犠牲フライで幸先良く1点を先制すると、その後も怒涛の攻撃を見せ圧巻の10得点。投げては先発の國分が7回を完封シャットアウト。初戦に続き投打がかみ合ったCHUYANSが開幕2連勝を飾り、Gブロック首位をキープ。 ワイルドカードから決勝トーナメント進出を果たすも、2回戦敗退に終わった昨年のリベンジに燃える若武者が最高のスタートダッシュを決めた。一方、初陣からまさかの完敗と出鼻をくじかれた高飛車だが、きっとここから意地の逆襲を見せてくれるだろう。
             開幕2連勝を飾った CHUYANS
                                                                                                                                                                                                        2016.06.05
開幕4連勝を飾った 富士見SP
首位をキープした 韋駄天
ドロー発進となった CHUYANS+
3試合が繰り広げられた最激戦区3部リーグのバトル。
まずはAブロックの戦い、「アンバージャック vs アスパラガス」。ここまで開幕3連敗を喫している両チームだが、そのほとんどが接戦を落としており、今日こそは勝負強さを発揮し何としても初勝利を掴みたいところだ。ゲームは2回表、アンバージャックが連打でチャンスを作ると、内野ゴロの間に1点を先制。対するアスパラガスもその裏、相手ミスから2点を奪いすぐさま逆転する。最終回、アンバージャックは連続四死球で満塁のチャンスを貰うと、1番村本が走者一掃となるタイムリー三塁打を放ち、土壇場で逆転に成功。しかし、粘るアスパラガスはその裏、5番酒井のタイムリーが飛び出し同点。最後の最後まで意地とプライドが交錯したバトルは、勝点1ずつを分け合う形で幕を降ろした。

続いてはCブロックの対決、「セブンホイールズ vs 富士見SP」。ここまで開幕3連敗と暗いトンネルから抜け出す事が出来ないセブンホイールズ。それとは対照的に先週行われた首位攻防戦を制し、負けなしの3連勝と波に乗る富士見SP。そんな両者の対決は、富士見SPの一方的な展開となった。絶好調の強力打線が初回から大爆発すると、セブンホイールズの四死球やエラーも重なり、大量26点を奪取。投げては田中が4回ノーヒットノーランの好投を見せつけ、富士見SPが4回コールドで圧勝。昨年とは全く別のチームに生まれ変わった富士見SPが怒涛の4連勝を飾り、Cブロック首位に浮上した。

最後はFブロックのバトル、「CHUYANS+ vs 韋駄天」。昨年2部リーグでは僅か1勝と苦汁を味わい、3部での再起を誓うCHUYANS+。対するはこれまで2勝2分とFブロック首位を走る韋駄天。そんな両者の一戦は3回表、CHUYANS+は竹内が3塁打を放ちチャンスメイクすると、今村の内野ゴロの間に1点を先制。CHUYANS+はその後も新井、鄭のホームラン等で試合を優位に進めるも、5回裏に韋駄天が庄司の2点タイムリーツーベース等で一挙3点を挙げて4対4の同点に追いつく。すると、ゲームはこのまま両者無得点に終わりドロー決着。これで4試合負け無しの韋駄天だが、開幕2連勝からの2週連続引き分けと足踏み状態が続く。一方、3点のリードを守り切れなかったCHUYANS+だが、昨年のリベンジを懸けた今後の活躍に期待したい。
                                                                                                                                                                                                        2016.05.29
逆転勝利を収めた G-mates
土壇場で同点に追いついた HEROES
勝ちきれなかった 岡島ベースボールクラブ
好投を見せたドンフェイス 三井投手
開幕3連勝を飾った 富士見SP
2ホーマーを放った豪球会 竹本選手
先制打を放った上石神井野球部 吉田選手
初戦を白星で飾った CHUYANS
ここまで首位を走る品川オリオールズと、開幕2連勝を狙うG-matesが激突したAブロックの戦い。ゲームは初回にG-mates1点を先制するも品川オリオールズはその裏、谷津の3塁打などですぐさま逆転。さらに2回に相手ミスで1点、3回には杉野と楢原の連続長打で2点を追加し、リードを3点に広げる。しかし迎えた最終回、G-matesはフォアボールとタイムリーにより土壇場で同点に追いつくと、なおも1番南部のタイムリーヒットで逆転に成功。
結果、7対5でG-matesが勝利し、Aブロック3位に浮上した。一方、初黒星を喫した品川オリオールズだが首位の座は譲らず、残り2戦へ向けて気持ちを切り替えた。

続いてもAブロックの一戦、「HEROES vs 岡島ベースボールクラブ」。品川オリオールズが敗れた事で勝てば首位浮上となるHEROES。対するは、先週の戦いで1点差ゲームをモノにし2連勝を狙う岡島ベーボールクラブ。そんな両者の対決はまさかの決着となった。
ゲームは4回裏、岡島ベースボールクラブは8番飯塚(健)がセカンドエラーを誘い1点を先制。その後、1番森下のライトオーバーの2ベースが飛び出しこの回2得点。しかし5回表、岡島ベースボールクラブ先発の森下が突如制球を乱すと、5つの四死球を与え2点を失う。すると、ゲームは2対2のまま終了。被安打1と好投を見せていた森下だったが最後の最後に崩れ、悔やまれるイニングとなってしまった。一方、HEROESにとっては勝ちに等しい引き分けを手にし、Aブロック2位をキープした。

Victoria創設から凌ぎを削る横浜ゴーヘッズと、砂町ドンフェイスの両者。近年は思うような結果を出せていない両チームだが、今季は負けなしと共に初となるファイナル進出を目指す。そんな古株同士の対決は、砂町ドンフェイスの一方的な展開となった。
初回、横浜ゴーヘッズは3番松本のホームランで1点を先制するもその裏、砂町ドンフェイスも3番望月のホームランですぐさま同点に追いつく。互角の勝負を演じるかと思いきや、ここから砂町ドンフェイス打線が爆発する。2回裏に相手ミスにより1点を奪い逆転すると、3回裏には3番望月の2打席連発となる2ランホームランで2点、さらに5番安田にも2ランホームランが飛び出し、この回4点を追加。攻撃の手を緩めない砂町ドンフェイスは、この日5打点目となる望月のタイムリーなどで得点を重ね、試合を決めた。投げては先発の三井が7イニング3安打2失点と粘投し完投勝利。5月に入り4週連続で勝利を手にした砂町ドンフェイスが、他を寄せ付けない強さを見せつけ、早くもBブロック独走状態に入った。

初参戦ながら開幕3連勝とCブロック首位を走るKawaguchi Club。対するは先週の戦いでコールド勝ちを収め、このまま勢いに乗りたい富士見SPとの対決。
そんな両者のバトルは3回表、Kawaguchi Clubが集中打を浴びせ2点を先制。しかしその裏、富士見SPは相手ミスにより3点を貰い、すぐさま逆転に成功。Kawaguchi Clubは5回表に同点に追いつくも、6回裏に富士見SPが相手ミスやヒットを絡めて決勝点を奪った。
開幕3連勝を飾った富士見SPが首位と勝ち点で並び、Kawaguchi Clubの独走を阻止。これによりCブロックが混戦状態となり、後半戦が一層楽しみだ。

Cブロックのもう1試合は、昨年悲願の決勝トーナメント進出を果たすも今年は2連敗と調子の上がらないセブンホイールズと、初戦でSPBCとの乱打戦を落とした初出場のマイルドスターズの対決。何としても勝利が欲しい両者の戦いは初回、マイルドスターズが中山(裕)のタイムリーで1点を先制。さらに5番新井、6番宇津木の連打で計3点を奪うと、2回裏にも中山(裕)の2打席連続タイムリーで4対0とする。攻撃の手を緩めないマイルドスターズはその後も、神木のタイムリーやワイルドピッチで得点を重ね、リードを6点に広げる。
これで勝負は決まったかに思われたが5回裏、セブンホイールズは7番渡部、8番伊藤、9番佐藤の下位打線の3連打で1点を返し反撃の狼煙を上げると、1番堀のピッチャーゴロの間に1点、相手エラーや5番豊田、6番中村の連打で2点を追加し6対4と追い縋る。しかし、6回裏にマイルドスターズがダメ押しの1点を奪い勝負あり。投げては先発の田渕が4点は失うも9奪三振の好投を見せ、マイルドスターズがVictoriaリーグ初勝利を挙げた。

ここまでDブロック首位に位置する豪球会がニューフェイスのSWINGSをホームに迎えた一戦。ゲームは初回、豪球会が四球とヒットにより4点を先制する。その裏SWINGSは満塁のチャンスを作るも、先発の増田から代わった飯田が後続を抑え無得点。すると2回表、豪球会は川崎、竹本のホームランを含む4安打で5点、さらに3回には2点を追加する。SWINGSも4回裏に連打で1点を返すが、5回表に竹本がこの日2本目となるホームランを放つなど3点を加え勝負あり。2週連続で2桁得点を叩き出した豪球会が3勝目を飾り、Dブロック首位キープした。

ここまで勝星がないSTORM上石神井野球部。互いに初勝利を懸けたゲームは1回裏、上石神井野球部が3番吉田のタイムリーで1点を先制すると、2回裏には9番滿汐のエンドランで一挙2人が還り2点を追加。対するSTORMは、制球が安定しない上石神井野球部先発の本上の立ち上がりを攻め、四死球などでチャンスを作るがあと1本が出ず。
すると上石神井野球部は、4回裏に6番宮澤(真)のホームランが飛び出し追加点を奪うと、さらに5回裏にもSTORM守備陣のミスが重なり2点追加しダメ押し。上石神井野球部がVictoriaリーグ戦初勝利を挙げ、Eブロック3位へ浮上した。

昨年は共に予選リーグ敗退と苦汁を舐めさせられた韋駄天東京レイバンズ。リベンジを誓う今季はここまで無敗と好調をキープする両者の対決は、韋駄天が3回表に井上の犠牲フライで1点を先制する。するとその後は両ディフェンス陣が踏ん張り膠着状態が続く。
韋駄天が逃げ切るかに思われた終盤6回裏、東京レイバンズが韋駄天バッテリーのエラーにより土壇場で同点に追い付き、このままゲームセット。Fブロックの上位対決は互いに勝ち点1を分け合う形となった。

最後にGブロックの戦い、「サンタリンクス vs CHUYANS」。 ゲームは初回、CHUYANS先発の廣部が先制パンチを狙うサンタリンクス打線を3者連続三振で抑えると、その裏2アウトから打線が繋がりCHUYANSが2点を先制する。サンタリンクスは4回表に1点を返すが、CHUYANSがその裏に3点追加し勝負あり。 若武者CHYANSが初戦を白星で飾り、Gブロック首位へ浮上した。
                                                                                                                                                                                                        2016.05.22
今季初勝利の岡島ベースボールクラブ
1年ぶりに登板したドンフェイス 染川投手
Dブロック首位に浮上した 豪球会
Victoria初勝利を挙げた 成城ソネッツ
この日、6試合が各地で行われた3部リーグ。まずはAブロックの戦い、「岡島ベースボールクラブ vs アンバージャック」の一戦。両チーム共に初勝利を懸けたゲームは3回裏、アンバージャックが4番高橋のタイムリー2ベースで2点を先制。しかし4回表、岡島ベースボールクラブは7番小野のタイムリー2ベースなどで3点を返し、すぐさま逆転に成功すると5回にも追加点を挙げ2点差。すると5回裏にアンバージャックに1点を返されるも、その後の追撃を許さず4対3のスコアで岡島ベースボールクラブが逃げ切った。3連敗を喫したアンバージャックだが、個々のポテンシャルは高いだけに、今後チームとしての経験を積めば化ける可能性がある。

続いてはBブロックの一戦、「砂町ドンフェイス vs 秦野POPEYEZ」。ここまで負けなしと好調の両チームが相見えた対決は、砂町ドンフェイスの一方的な展開となった。初回、砂町ドンフェイスは5番岩野のタイムリーなどで2点を先制すると、続く2回表にも3番望月のタイムリーで2点を奪う。さらに4回表に4点を追加し勝負あり。投げては約1年ぶりにマウンドへ上がった染川投手が、6イニング2安打14奪三振の好投を見せ完封。砂町ドンフェイスが開幕3連勝を飾ると同時にBブロック首位へと躍り出た。

Bブロックのもう1試合、「YOKOSHIMA TOKYO C@RP vs 神奈川インフィニティ」の対決。両者共にVictoria初勝利を目指す事となった一戦は初回、YOKOSHIMA TOKYO C@RPが2番茂内の本塁打で幸先良く先制。しかし、悪夢はここからだった。エースの病欠により投手不在という緊急事態のYOKOSHIMA TOKYO C@RPは、急遽マウンドに上がった新井の制球が定まらず、押し出しなどでまさかの18失点。頼みの打線も5番谷口の本塁打で2点を返すが反撃もそこまで。その後も9点を追加した神奈川インフィニティが5回コールドで勝利し、ど派手な形でVictoria初勝利を掴んだ。

Cブロックでは、先日の取材での惜敗が記憶に新しいSPBCと、最下位に沈んだ昨年のリベンジに燃える富士見SPが激突。ゲームは初回、富士見SPが連打やエラーなどで2点を先取。決勝トーナメント進出のためにはもう負けられないSPBCは反撃を試みるが、この日は打線が沈黙。その後も攻撃を加速させた富士見SPが12点を奪い4回コールドで勝利した。これで開幕2連勝となった富士見SPがCブロック2位へと順位を上げた。

ここまで1勝2敗と負け越している豪球会が、ホームにbelieveを迎えたDブロックの一戦。ゲームは初回、成績をタイに戻すべく気合の漲る豪球会が幸先よく1点を先制。2回にbelieveが3点を返すが、その裏に2者連続の柵越弾で豪球会が逆転する。3回にbelieveが1点を返すが反撃もここまで。その後打線が爆発した豪球会が計14点を奪い6回コールド。2勝目を飾ると共にDブロック首位へと躍り出た。

最後にFブロック、「J-SAT vs 成城ソネッツ」の初勝利を懸けた新星対決。ゲームは序盤からJ-SATが4点を先制する。しかし、成城ソネッツは3回裏に1点を返すと、6回裏には3番緑の2点タイムリー2ベース、4番葵の逆転3ランホームランなどで6点を奪い、ここでタイムアップ。終盤の見事な逆転勝ちで成城ソネッツが2戦目にしてVictoria初勝利を挙げた。 これで2分1敗となったJ-SATだが、3試合すべてが接戦であり、初勝利への道のりはそう遠くはないだろう。
                                                                                                                                                                                                        2016.05.15
今季初勝利を挙げた Albatross
タイムリーを放ったオリオールズ 谷津選手
先制打を放ったKing☆Johnny 木下選手
好投を見せた韋駄天 米村投手
この日、最激戦の3部リーグでは5試合のバトルが繰り広げられた。
先ずはAブロックの戦い、「Albatross vs アスパラガス」。アスパラガスは初回、Albatross先発佐藤の立ち上がりを攻め、4番守田の2塁打で1点、ワイルドピッチと内野ゴロの間2点を奪い、いきなり3点を先制する。対するAlbatrossはその裏、2死から連続四球と内野安打にエラーが絡み1点を返すと、2回には1番阿部のスクイズと2番佐藤の内野安打で同点とし、3回に4つの四球で逆転に成功。しかし6回にアスパラガスはAlbatrossのエラーですぐさま同点に追いつく。時間的に最終回となった6回裏、Albatrossは3つの四死球とエラーで逆転すると、5番中山、途中出場の6番島田の連続タイムリーでこの回3点を奪い勝負あり。
機動力を絡めた攻撃でAlbatrossが今季初勝利を飾り、成績を1勝1敗のタイに戻した。一方、アスパラガスはこれで開幕3連敗となったが、どの試合も紙一重な戦いだっただけに、実力を持つ彼らがここから浮上してくる可能性は十分にある。

Aブロックのもう1試合は、開幕3連勝で首位奪還を狙う品川オリオールズと今季の初戦を迎えた参戦6年目の岡島ベースボールクラブの戦い。初回、品川オリオールズが田中、谷津のタイムリーなどで5点を先制し、試合を優位に進める。対する岡島ベースボールクラブも終盤に反撃を見せ、4番藤本、5番岡本、6番坪木の連打などで3点を返すが、最後は品川オリオールズが5対3で逃げ切った。この結果、開幕3連勝を挙げた品川オリオールズが首位に返り咲き、混戦のAブロックを一歩抜け出した。一方の岡島ベースボールクラブは、敗れはしたものの終盤に見せた意地の反撃は、今後の戦いに必ずや活きてくるだろう。

続いてはBブロック、「砂町ドンフェイス vs 神奈川インフィニティ」の一戦。リーグ初戦では互いに先制点を奪うも明暗の分かれた両者の戦いは、初回から砂町ドンフェイス打線が爆発。3番望月、4番三井の連続ホームランで2点を先制すると、3回表にも2点を追加し優位に試合を運ぶ。さらに4回表には、望月のこの日2本目となる満塁ホームランが飛び出し試合を決めた。投げては三井が好投を見せ、砂町ドンフェイスが2連勝でBブロック2位に浮上した。

Eブロックでは、ここまで開幕2連勝と他を寄せ付けない強さを見せているKing☆Johnnyと、初戦こそ僅差で落としたものの今後の活躍に注目が集まる新星上石神井野球部とのバトルが行われた。 ここまで16得点と凄まじい破壊力を誇るKing☆Johnny打線が、初回から魅せる。1回表、3番木下のタイムリーで先制すると、3回表にも上石神井野球部の守備の乱れと内野ゴロの間に2点を追加。King☆Johnnyが序盤から3点のリードを奪う。しかしその後は両者無得点で試合終了。投げてはエース藤尾が被安打1、8奪三振の完封ピッチングを見せ、King☆Johnnyが開幕3連勝とスタートダッシュに成功した。

最後はFブロック、「ブリヂストン本社野球部 vs 韋駄天」の一戦。ここまで2連敗と何とか反撃の兆しを手にしたいブリヂストン本社野球部だが、この日も厳しい展開となってしまった。初戦から打撃好調の韋駄天は1回裏に幸先良く2点を奪取すると、2回裏には古澤(和)の2ランエンドランで4対0。さらに終盤には矢野のタイムリースリーベースなど得点を重ね勝負あり。投げては米村、古澤(拓)の継投でブリヂストン打線に付け入る隙を与えず、韋駄天が11対1のコールドで開幕2連勝を飾った。
                                                                                                                                                                                                        2016.05.08
先制打を放ったHEROES 佐久間選手
先制打を放ったドンフェイス 三井選手
計9試合が行われた3部リーグの戦い。AブロックではHEROESアスパラガスが対決。そんな両者のバトルは初回、4番佐久間のタイムリーでHEROESが2点先制。2回表にアスパラガスは8番日下部のレフトオーバーで1点を返すも、HEROESは3回裏に満塁のチャンスから、6番寺田の走者一掃のスリーベースで3点を奪い勝負あり。結果、5対10でHEROESが勝利し、Aブロック首位に浮上した。

Bブロックでは初勝利を目指すGYOSEIと開幕戦を迎えた砂町ドンフェイスとのマッチアップ。序盤は緊迫した投手戦となり迎えた4回、砂町ドンフェイスは三井のタイムリーで1点先制すると、5回にも松浦のタイムリーで2点目を挙げる。一方、GYOSEIは最終回に今村のタイムリーで1点返すが反撃もここまで。3部リーグで再起を誓う砂町ドンフェイスが見事開幕戦で白星を手にした。

もう一つのBブロックの戦いでは、5年越しの初タイトル獲得を目指す横浜ゴーヘッズと新星YOKOSHIMA TOKYO C@RPが激突。ゲームは初回、横浜ゴーヘッズは先頭打者が四球で出塁すると相手エラーも重なりノーヒットで1点を先制。さらに2回、3回と好機を着実にものにし、小刻みに加点する。一方、YOKOSHIMA TOKYO C@RPは5回に連打で1点を返すもその裏、横浜ゴーヘッズは松本の特大2点本塁打で突き放し、試合を決めた。投げてもその松本が緩急を巧く使った投球で相手打線に的を絞らせず、横浜ゴーヘッズが初戦から好スタートを切った。
取材ゲームに選ばれた「Kawaguchi Club vs SPBC」の一戦。Cブロック首位攻防戦は引き締まった好ゲームとった。初回、SPBCが4本のヒットで先制するも、2回にKawaguchi Clubが相手エラーで同点に追いつく。すると3回、Kawaguchi Clubがホームランなどで2点を奪い3対1とする。食らいつくSPBCは5回に1点を返し追い上げると、最終回には2アウト満塁のビッグチャンスを作る。しかしあと1点が遠く3対2でゲームセット。KawaguchiClubが接戦を制し、首位をキープした。(詳しくは取材記事へ)

サブ取材ゲームとなった「アルバトロス vs 豪球会」の新星対決。初戦で大敗を喫したアルバトロスはもちろん、ここまで1勝1敗の豪球会にとっても今後の行く末を左右する大事な戦い。ゲームは、初回から点の取り合いとなる。結果、5対4でアルバトロスが終始緊迫した接戦を制した。これによりDブロックでは2位から4位までが勝ち点で並び、後半戦にかけての大混戦が予想される。

3試合が行われたEブロック。サブ取材カードに選ばれた「CRN vs 上石神井野球部」の一戦。注目のニューカマー対決となったゲームは初回、CRNが5番上戸、6番秦江の連続タイムリーで3点を先制。対する上石神井野球部は3回、3番吉田の内野ゴロの間に1点を返すが、CRNもその裏に5番上戸のエンドランで1点を追加しダメ押し。その後はCRN上田、上石神井野球部は本上・川崎の継投でお互い得点を許さず、CRNが開幕2連勝を飾った。

好投を見せたKing☆Johnny 藤尾投手
Eブロック残りの2カードは、King☆JohnnyMKトライアンフがそれぞれ快勝。初戦に続き、この試合でも打線が爆発したKing☆Johnny。ゲームはSTORMが先制するもその裏、打力で勝るKing☆Johnnyが3番平山、4番石川の連続タイムリーなどですぐさま逆転に成功。更に7番山田、8番瀧口の連続2点タイムリーツーベースも飛び出す等、この回打者一巡の猛攻で一挙に5点を奪い試合を決めた。
また、昨年のリベンジを目論むNTA岡クラブは、初回に1アウト満塁のチャンスを無得点で終えると、それからMKトライアンフの猛攻を食らい9失点。結果、首位のKing☆Johnnyと2位のCRNが勝ち点で並び、Eブロックをリードする存在となった。
                                                                                                                                                                                                        2016.05.01
今季初勝利を挙げた 三車線
Victoria初勝利を飾った 豪球会
逆転勝利を挙げた 韋駄天
初戦から強力打線が火を噴き、衝撃デビューを飾ったKawaguchi Clubと、初戦から大敗を喫してしまったセブンホイールズ。そんな対照的な両者のバトルは、再びKawaguchi Club打線が爆発し計11得点。Kawaguchi Clubが2戦連続のコールド勝利でCブロック首位に浮上した。
唯一、5月3日に行われた三車線SPBCの戦い。前節までCブロック首位を走っていたSPBCと開幕2連敗と苦戦が続く三車線とのゲームは、原のランニングホームランでSPBCが先制するも、3連敗を阻止したい三車線が意地の反撃を見せ逆転。3戦目にして初勝利を挙げ、巻き返しへと再出発を切った。

続いてDブロックの戦いは、前節で共にガンジーズとの撃ち合いを落としているSK WINS豪球会のニューカマー同士が激突。そんな強力打線を擁する両者の対決は、戦前の予想通り互いに点を取り合うシーソーゲームとなり、5対4で豪球会に軍配。僅差の新星対決を制し、2位のSK WINSと勝ち点差で並ぶ3位に浮上した。

両者にとって開幕戦となった「成城ソネッツ vs 韋駄天」のFブロックの一戦。昨年は決勝トーナメント進出を逃した韋駄天と注目の初出場チームの成城ソネッツの対決は、初回に韋駄天が4番米村のタイムリーで先制するも、成城ソネッツもその裏3番飯塚の内野ゴロの間に1点を返し同点とする。しかし、韋駄天が古澤(和)のHRなどで4点を奪い勝負あり。 5回に飯塚のHRで1点を返した成城ソネッツだったが反撃もここまで。韋駄天が初戦から勝負強さを見せつけ、開幕戦を勝利で飾った。
また、もう一つのFブロックの争い「二代目れぐるす vs J-SAT」の対決は、両者の意地がぶつかり合う白熱の展開となった。二代目れぐるすが2回裏に2点を先制するが、3回表にJ-SATがすかさず1点を返すと、4回表に2ランHRで一気に逆転。そのまま試合終了かと思われた6回裏、二代目れぐるすに起死回生の同点タイムリーが生まれ、そのまま引き分けで試合終了。昨年は決勝トーナメント3回戦敗退と今季のリベンジを誓う二代目れぐるす。開幕2連勝とはいかなかったが、勝ち点を1伸ばしFブロックの首位をキープした。一方、初勝利はお預けとなったJ-SATだが、首位チームから貴重な勝ち点を手にし、今後の戦いへと弾みをつけた。
                                                                                                                                                                                                        2016.04.24
決勝打を放ったオリオールズ 谷津選手
開幕2連勝を飾った SPBC
全大会を通して唯一予定通りの4試合が決行された3部リーグ。その中で2ゲームが行われたAブロックの戦いは、先ず昨年3位に食い込み今季こそのファイナル進出に燃える品川オリオールズアスパラガスを相手に1対0の接戦を勝ち切り2連勝。打力が際立った初戦の戦いとは一転、高いディフェンス力を見せつける形で勝ち点3を手にし、早くも首位固めに入った。
また、もう1つ争いとなった「G-matesAlbatross」の一戦は、0対0のまま迎えた4回表に8番春名の2点タイムリーなどで3点を先取し流れを掴んだG-matesが、終盤6回表にも7番高橋のソロHRでダメ押し。投げても先発上手が抜群のコントロールでAlbatross打線を翻弄し1失点の完投。そんなAブロックは、昨年のブロック首位通過組が3チームも混在している死のブロックだけにシーズン終盤へと向うにつれて上位争いは熾烈を極めるであろう。
続いてBブロックの戦いは、今季から参戦を果たした神奈川インフィニティBrightnessの新星同士が激突。互いに旋風を巻き起こすべく気合いの入る両者のマッチアップは、文字通り白熱の展開となった。初回にインフィニティが酒井(友)のタイムリーで先制するも、2回表にBrightnessがすぐさま2点を奪い返し逆転。すると、負けじとインフィニティも4回裏に連続タイムリーで3点を取り返し再びリードを奪う。しかし直後の5回表、Brightnessが怒濤の連打で4点を奪い再逆転に成功すると、6回表にも1点を追加し勝負あり。両者の熱き思いがぶつかり合ったシーソーゲームは、終盤一気に突き放したBrightnessに軍配が上がり、前半の3戦を終え2勝1敗と勝ち越した。
残るCブロックの一戦は、初戦で乱打戦を制し開幕2連勝を狙うSPBCと、いよいよ今季初戦の戦いに挑むセブンホイールズの対決。そんな両者の戦いは終始SPBCペース。初回から幸先良く1点を先制したSPBC打線が、3回には一挙5点を奪取。更に攻撃の手を緩めない打線は、4回にも3連打で2点を追加し計8得点。守ってもセブンホイールズに一切の反撃を許さず、盤石の試合運びで完封勝利。開幕2戦にして既に合計23得点を叩き出している攻撃力には底知れぬ脅威を感じざるを得ない。
                                                                                                                                                                                                        2016.04.17
完封勝利を飾ったHEROES
Victoria初勝利を挙げたSPBC
小雨混じる強風の中、3部リーグでも3試合の熱戦が繰り広げられた。
Aブロックでは今季初戦を迎えるHEROESと開幕戦を落とし初勝利を狙うアンバージャックとのマッチメイク。ゲームは互いにランナーこそ出すも両投手が要所を締め、4回まで両者無得点。均衡が破れたのは5回表、HEROESは先頭バッター狩野がセンターへソロホームランを放ち1点を先制。続く6回にも4番佐久間のタイムリーで2点目を挙げたHEROESがアンバージャックの反撃を凌ぎ完封勝利。HEROESが開幕戦を白星で飾り、昨年予選敗退の悔しさを晴らすべく、最高のスタートを切った。

また、Cブロックの2試合では悪天候の影響もあり、荒れた試合展開となった。
初戦を落としている三車線は、ホームに初出場Kawaguchi Clubを迎え、今季初勝利を目指す。しかし、ゲームはKawaguchi Club打線が大爆発。初回からHRなどで得点を重ね、4回終わって13得点。見事初戦で4回コールド勝ちを収めた。
両チームにとってVictoriaリーグ初戦となった「SPBC VS マイルドスターズ」の一戦。互いにどうしても勝ち点3が欲しいデビュー戦は、強風で守備が乱れる中、追いつき追い越されのシーソーゲームに。結果SPBCが乱打戦を制し、Victoria初勝利を手にした。白星発進となったKawaguchi Club、SPBCは、それぞれ1位、2位スタートと、最高の船出を飾った。
                                                                                                                                                                                                        2016.04.10
サブ取材カードに選ばれた「 アンバージャック VS 品川オリオールズ」の一戦。初参戦アンバージャックの山中主将はゲーム前、「今日は公式戦という事で皆モチベーションも上がってます。まだ結成間もないですが、徐々にチームワークが出来てきたので非常に楽しみです」と新たなステージへの意気込みを語ってくれた。対する品川オリオールズ室井代表は、「去年は準決勝で負けて悔しい思いをしたので、新たなチーム編成で挑む今年はまたゼロからのスタートとなりますね。一歩一歩ドームを目指したいなと思います」とコメントし、リベンジへの強い思いを口にした。そんなAブロック開幕ゲームとなったバトルは、白熱のシーソーゲームに。まず先手を取ったのは品川オリオールズ。2回に類沢と水越の適時打で2点を先制する。初参戦のアンバージャックはその裏、連打で一挙3点を奪いすぐさま逆転に成功。しかし品川オリオールズは、満塁から再び類沢が走者一掃の逆転3塁打を放ち、再逆転。投げては盤石の継投リレーで品川オリオールズが逃げ切った。敗れはしたものの若さ溢れるポテンシャルを存分に披露したアンバージャック。心から野球を楽しむ若武者たちは、試合を重ねるごとに更なる成長を遂げ、今後ダークホースに化ける可能性を秘めている。
また、Fブロックでは「ブリヂストン本社野球部 VS 東京レイバンズの対決が行われ、打線が爆発した東京レイバンズが大量9点を奪い、ブリヂストン本社野球部を下した。昨年、予選ブロック4位に終わった東京レイバンズが、初となる決勝トーナメント進出に向けて最高のスタートを切った。一方、2戦共に先制するも逆転を許し、まさかの開幕2連敗となってしまったブリヂストン本社野球部。打線は好調なだけに、今後の投手陣の奮起に期待したい。

                                                                                                                                                                                                        2016.04.03
逆転満塁弾を放ったガンジーズ 丸山選手
雨天中止と不戦試合により、2試合のみが行われた3部リーグ。
Bブロックでは開幕白星スタートを飾ったBrightnessが登場。対するは参戦以来初となる決勝トーナメント進出を目指す秦野POPEYEZ。 そんな両チームの対決は、高野(佑)の2本のタイムリーで2点を奪った秦野POPEYEZが、Brightnessの猛追を振り切り勝利。見事開幕戦を白星で飾り、首位Brightnessと勝点で並んだ。
Dブロックの「豪球会 × ガンジーズ 」の一戦は、両チーム合わせて6本のホームランが乱れ飛ぶ空中戦となった。8対9で迎えた最終回、1番丸山がこの日2本目となる逆転満塁ホームランを放ち、ガンジーズが12対9で勝利。ど派手なゲームを制したガンジーズは開幕2連勝を飾り、Dブロック首位に浮上した。
                                                                                                                                                                                                        2016.03.27
デビュー戦を白星で飾った Brightness
GYOSEI × BrightnessBブロック)」
攻守で魅せた快心の勝利!!ニューカマー対決はBrightnessに軍配!!
互いに大事なリーグ初陣を迎えた両者の戦いは初回、投手陣不在というまさかの緊急事態の中で急遽マウンドに上がったBrightness先発の片桐(翔)が2アウトながら3塁のピンチを招くと、打ち取った筈のサードゴロを味方がエラーしGYOSEIに先制点を与えてしまう。
だがその裏、追うBrightnessは 1番田中、2番片桐(翔)の出塁から1アウト2、3塁のチャンスを作り出すと、パスボールで先ず同点。更に、3塁ランナー片桐(翔)のホームスチール成功に6番西澤のタイムリー3ベースヒットで3対1と一気にゲームをひっくり返す。すると、勢いづいた打線は続く2回にも片桐(六)のタイムリーで追加点を奪えば、終盤にも田中のタイムリーなどで得点を積み重ね、計8点を奪取。また、投げては片桐(翔)が緊急登板にも関わらず6回被安打3の1失点という内容でしっかりと役目を果たし、投手陣不在のピンチを野手全員でカバーしたBrightnessが8対1の快勝で初戦を飾った。
ブリヂストン本社野球部 × 二代目れぐるすFブロック)」
れぐるす打線が大爆発!!大量13得点で5回コールド勝ち!!
ゲームは初回、ブリヂストン本社野球部打線が連続四球からチャンスを作り出すと、ここで迎えたクリンアップがきっちりと仕事し、幸先良く先制点を奪うと共に主導権を握る。だがゲームはブリヂストン本社野球部の2点リードで迎えた3回裏、ここまで打ち倦ねていた二代目れぐるす打線が死球絡みでチャンスを演出すると、高浜のタイムリーなどで一挙3点を奪い逆転。更に攻撃の手を緩めない打線は、続く4回裏にも吉田、梶原のタイムリーなどで追加点を奪うと、その後も加点し続け大量13点を奪取。序盤こそリードを許したものの、結果的に2ケタ得点の猛攻で見せつけた二代目れぐるすが5回コールドゲームで勝利し、見事白星発進を決めた。
                                                                                                                                                                                                        2016.03.20
サンタリンクス × ワイズトランスGブロック)」
サンタリンクスが先行逃げ切り!!怒濤の追い上げ躱し待望の白星GET!!
ワイズトランス先攻、サンタリンクス後攻で始まったバトルは、初回を0に抑えたサンタリンクスがその裏、四死球で出塁したランナーを3番佐藤(恭)がレフト前タイムリーで還し2点を先制。更に波に乗ったサンタリンクス打線は、その後も得点を積み重ね計6得点を奪取。
一方、追うワイズトランスも4回までに長短打で4点を取り返し、2点差にまで詰め寄る。しかし、サンタリンクス陣営が5回からマウンドに送った2番手佐藤(恭)の好投により打線が沈黙し、反撃もここまで。追い上げられながらも何とか継投策で逃げ切ったサンタリンクスが、約1年振りとなる嬉しい勝利をリーグ初陣で手にした。

             投打の活躍を見せたサンタ 佐藤(恭)選手
King☆Johnny × 黒百合Eブロック)」
先制パンチで一気に支配!!King☆Johnnyがデビュー戦から本領発揮!!
先攻黒百合遠藤、後攻King☆Johnny藤尾と両エース右腕の先発でスタートしたゲームは、1回裏に2番佐藤の放った2ベースヒットを皮切りに、4番藤尾、5番木下の連続タイムリーでKing☆Johnnyが幸先良く2点を先制。対する黒百合も直後の2回表に2アウトながら2、3塁のチャンスを作り出すと、ワイルドピッチで透かさず1点を取り返す。だが、続く3回表にも迎えたチャンスを活かせず同点の機会を逃すと、反対にピンチを凌ぎ勢いづいたKing☆Johnny打線が3回裏に2番佐藤のタイムリーで1点を加え、5回裏にもエラーから1点を追加。更に続く6回裏には、この回先頭の5番木下が遠藤の投じたストレートをレフトスタンドへと弾き返すソロHRを放ちダメ押し。また、先制打を放っている先発の藤尾が投げても9奪三振を奪うなど、7回1失点の内容で黒百合打線を翻弄。まさに攻守で隙の無い野球を披露したKing☆Johnnyが見事デビュー戦を白星で飾った。(詳しくは取材記事へ)

                                                                                                                                                                                                        2016.03.13
三車線 × 富士見SPCブロック)」
富士見SPが白星発進!!序盤、終盤の攻勢で逃げ切り勝ち!!
先攻富士見SP、後攻三車線で始まったバトルが動いたのは2回表、富士見SP打線が2アウトながら満塁のチャンスを作り出すと、相手失策と岡田のタイムリーで一挙に4点を先制し、ゲーム序盤で大きなアドバンテージを奪う。だが、対する三車線も4回裏に相手のエラーで1点を返すと、続く5回裏にも犠牲フライで1点を追加し2点差に追い上げる。
しかし迎えた6回表、再び富士見SP打線が2アウトながら満塁のチャンスを作ると、押し出し四球での1点に加え今成のタイムリーで計3点を追加し勝負あり。
最終回に三車線打線が石川の2点タイムリーで意地を見せるが反撃及ばず、チャンスを確実にモノにした富士見SPが7対4のスコアで勝利し、初戦を白星で飾った。

SK WINS × アルバトロスDブロック)」
圧倒的破壊力!!SK WINSが5回コールドゲームで初戦を制す!!
ゲームは初回、SK WINS打線が白石(太)、谷田部の四球出塁から盗塁、敵失とノーヒットで先制点を奪うと、その後怒濤の3連打に加え、エラー、死球、葛城の3ベースヒットなどで一挙7得点を奪い、ゲーム開始直後からビッグイニングを作り出した。
すると、完全に波に乗ったSK WINS打線の勢いは止まらず、2回以降も着実に得点を積み重ねる事大量16点を奪取。投げては木下、山崎(崇)の投手リレーでアルバトロス打線を被安打2の完封でシャットアウト。まさに投打で圧巻のパフォーマンスを見せつけたSK WINSが、5回コールドゲームで鮮やかに初戦をモノにした。

SK WINS × ガンジーズDブロック)」
土壇場で手にした勝ち点3!!ガンジーズが一進一退の攻防を競り勝つ!!
先攻SK WINS、後攻ガンジーズでスタートした対決は、2回以降互いに点を取り合う展開となり、まさに一進一退の様相を呈した。ガンジーズリードで迎えた6回表、何としても追いつきたいSK WINSは死球からのチャンスメイクを活かし、遂に同点に追いつく。
だがしかし、その裏ガンジーズ打線が八木、代田の四死球をきっかけにチャンスを作ると、相手内野陣が乱れる間に2点を勝ち越し、これが決勝点。終始手に汗握る展開となった好ゲームはガンジーズが土壇場で決着をつけ、貴重な勝ち点3を手にした。
             開幕戦を白星で飾った 富士見SP
             今後の巻き返しを誓う アルバトロス
             シーソーゲームを制した ガンジーズ
昨年に引き続き、リーグ最多となる参加チームで3シーズン目の戦いを迎える事となった3部リーグ。無論、最激戦区とあって予選リーグから気の抜ける戦いなど存在せず、一戦一戦の勝敗が他リーグ以上に重要さを有する。
そんな混戦必至の争いが予期される中で中心的存在となるのが、昨シーズン参戦1年目にして結果を残した品川オリオールズMKトライアンフガンジーズアスパラガスAlbatrossといった面々である。それ故、今季から初参戦を果たしたGYOSEIマイルドスターズKing☆JohnnyYOKOSHIMA TOKYO C@RPアルバトロス上石神井野球部成城ソネッツ神奈川インフィニティ豪球会BrightnessSPBCJ-SATCRNなどを筆頭とする17の新星達には自ずと期待が集まる。
一方、そんな新星達の挑戦を迎え撃つのが、ジャピンスナイパーズ芝浦オールスターズ横浜ゴーヘッズDAKYO倶楽部ブリヂストン本社野球部ら歴戦の雄である。
苦節5年で念願の初優勝を成し遂げた昨年の覇者Returnersの背中を追いかけ、今シーズンこその頂点奪取を最大目標に掲げる。
何れにしても注目チームを挙げればキリがない最激戦区の戦いは、終盤戦まで注視する必要がある。
             昨年のリベンジに燃える 品川オリオールズ
             悲願の優勝を狙う MKトライアンフ
初出場注目チーム King☆Johnny
初出場注目チーム 成城ソネッツ
初出場注目チーム 豪球会