TOP > 今週のVictoria(2015年) > 「今季も64の猛者達集結!!サマーカップ2015開幕!!」
6月最後の日曜日となった28日、遂に2015シーズンのサマーカップが開幕した。
5年目という1つの節目を迎えた真夏の決戦は、今シーズンも各地から集いし64の猛者達で頂点の座を争う事となった。また今大会は、前回覇者不在という異例の幕開けとなっただけに新チャンピオン誕生は必至であり、新たな歴史の1ページが捲られる事になる。

そんな一戦必勝バトルの中心となる存在は昨年のリベンジに燃える59'sを始め、吉岡クラブジョルターヘッズらファイナル経験者に、2年振りの王座奪還を虎視眈々と狙うRED SOX。更には2014年度大会で一気にベスト4へと勝ち上がり旋風を巻き起こした横浜オールみなとに、ベスト8に名を連ねたTABOO萩中サンダース深谷クラブの実力者達。加えて、今シーズンのリーグ戦で好調をキープする東京ドナルドダックVICTORYSWILL BASEBALL CLUBといった歴代1部王者の存在は侮れない。
また、毎年のように優勝候補に名前が挙がりながら苦汁をなめてきた村田クラブ青木製作所Snugs相模KOT'Sなどのチームが、如何にして悲願達成を成し遂げるかには注視したい所だ。その一方で、今季のスプリングカップを見ても分かるようにMKY88Minorsのような新勢力が大会を大いに盛り上げていることからも、ユキムハイエンドボーイズはちみつハニー品川OBクラブDESTROYERSらに企業チームである明治小田原日油技研工業といった初参戦組の台頭がトーナメントの行く末を左右すると言っても過言ではない。更に言えば、昨年のスプリングカップ以来の参戦となる強豪Fsや4年振りにVictoriaへとカムバックを果たしたBUZZなど注目株は目白押し。

何れにしても戦いの火蓋が切って落とされた真夏決戦!!春に続き新星達が輝きを放つのか!?はたまた歴代王者を筆頭とする 強者達が存在感を示すのか!?果たして激戦必至のトーナメントを勝ち上がり第5代王者としてその名を轟かせるチームとは!?
             昨年の準優勝チーム 59's
ユキム ハイエンド ボーイズ
明治小田原
日油技研工業
BOOOOON × 東京ドナルドダックBブロック)」
これぞ歴代王者のゲーム運び!!2年振りの頂点奪取へ死角無し!!
ゲームが動いたのは3回表、2アウトから9番菊谷、1番児島の連打でチャンスを作った東京ドナルドダック打線が、2番桝本、3番磯田(潤)の連続タイムリーで3点を先制する。更には続く4回表にも相手のミスから1点を加え4対0とゲームを優位に進める。
だが5回裏、ここまで沈黙していたBOOOOON打線がエラーによるチャンスメイクから2番鈴木のタイムリーに3番藤原の犠飛で3点を奪い返し、反撃の狼煙を上げる。 しかし追い上げムードも束の間、1点差に詰め寄られ再び闘志に火がついた東京ドナルドダック打線が、6回表に菊谷のタイムリーなどで2点を追加し勝負あり。隙を与えてしまった部分はあったものの、再度引き離す攻撃力に新戦力大竹の完投と投打の噛み合った東京ドナルドダックが首位独走となる4連勝を飾った。 (詳しくは取材記事へ)

完封勝利を挙げたスタイガー 遠藤投手
2勝目を挙げた サイレンス
投打の活躍を見せたジョルター 大野選手
サンデーマリナーズ × スタイガーAブロック)」
スタイガーが完封で2勝目!!勝点7で2位浮上!!
スタイガー遠藤、サンデーマリナーズ佐々木の両エースが先発マウンドに上がりスタートしたゲームは、その両右腕が上々の立ち上がりを見せ、共に1、2回を0に抑える。
そんな中迎えた3回裏、小畑のヒットを皮切りに1アウト3塁のチャンスを作り出したスタイガーが内野ゴロの間に1点を先制すると、斉藤のタイムリー2ベースでも2点を追加し、この回一挙に3点を先取した。すると、このリードを先発の遠藤が最後まで守り抜き、サンデーマリナーズ打線をシャットアウト。ワンチャンスで得た先制点をエースの完封劇で死守したスタイガーが2位浮上となる2勝目を手にした。

サイレンス × FEARLESSCブロック)」
サイレンスが序盤のリードを守り2勝目!!勝点を6に伸ばし2位キープ!!
ゲームは1回裏、サイレンスが四球とエラーで1アウト2、3塁のチャンスを作り出すと、内野ゴロの間に1点を先制。更には2、3回にもタイムリーで1点ずつを追加し、序盤で3点のリードを奪う。一方、毎回のようにランナーを出すものの得点へと繋げられなかったFEARLESSだったが6回表、この回先頭織田のヒットを口火に1アウト満塁とし、一発が出れば逆転となるビッグチャンスを演出する。だがしかし、サイレンス先発深田の前に内野ゴロでの1点のみに終わり万事休す。序盤に掴んだ流れを最後まで渡さなかったサイレンスが見事2勝目を手に入れた。

ダディーズベースボール × ジョルターヘッズCブロック)」
ジョルターヘッズが接戦を逆転で制す!!無傷の3連勝で首位快走!!
ゲームは序盤、ジョルターヘッズ大野、ダディーズベースボール押田の両先発が粘りのピッチングを見せ、3回まで0行進となる。
そんなゲームが動いたのは4回表、ダディーズベースボールがワイルドピッチで1点を先制し均衡を破った。だが直後の4回裏、1点を先行され目の覚めたジョルターヘッズ打線。2アウト3塁の場面で大久保がタイムリーを放ち同点とすると、先発の大野にもタイムリーが生まれ逆転に成功。するとゲームは終盤、互いに継投策で得点を与えず2対1のままゲームセット。
投げては5回1失点のピッチングに打っては逆転の決勝打と、大野の投打に渡る活躍でジョルターヘッズが無傷の3連勝を飾った。
MBN × SCRATCHCブロック)」
SCRATCHがサヨナラ勝ち!!最高の形で初陣を飾る!!
MBN水島、SCRATCH幸山の両先発で始まった試合は3回表、MBN打線がタイムリー内野安打で1点を先制しゲームを動かす。一方、追うSCRATCHは5回裏、4番高田の3ベースヒットでチャンスを作ると、6番吉井のタイムリーで同点とした。
すると迎えた最終7回裏、終盤に追いつき流れを掴んだSCRATCHが清水のヒットなどで1アウト1、2塁の好機を作り出すと、この場面で神成の放った内野ゴロがMBN守備陣のミスを誘う形となりサヨナラ。先制点こそ許したものの、終盤の粘り強さで勝利を呼び込んだSCRATCHが劇的勝利で初陣を飾った。

ノムラスピリッツ × JAPAN BRANDDブロック)」
互いに魅せた攻撃力!!乱打戦の決着は7対7のドローゲーム!!
ゲームは初回に3点を先制し波に乗ったJAPAN BRANDが、4回表までに5対1とリードを奪う。だが迎えた4回裏、ノムラスピリッツ打線が2アウトランナー無しから3連続四死球で満塁のチャンスを作ると、9番田中(知)が走者一掃となるタイムリー3ベースヒットを放ち1点差。更には続く1番橋本のタイムリーで同点に追いつくと、その後も2点を加えこの回一挙6点を奪うビッグイニングを作り上げた。
そんなノムラスピリッツはこのまま逃げ切りを図りたかったが、終盤粘りを魅せるJAPAN BRANDに同点とされゲームはそのままタイムアップ。互いに7点ずつを奪い合った白熱の乱打戦は、勝点1ずつを分け合うドロー決着となった。

GOLGO BASEBALL CLUB × 情熱チキンDブロック)」
情熱チキンが2戦連続完封勝利!!首位GOLGO B.Cに初黒星をつける快心の1勝!!
今季こその復活に燃える情熱チキンは、初回に3番大元のタイムリーで幸先良く1点を先制すると、2回にも7番坂井がレフトへしぶとく運ぶタイムリーを放ち2対0と主導権を握る。すると、初戦に続きこの日も安定したピッチングを見せつける先発児矢野が、GOLGO B.C打線を2安打無四球の内容で零封。先制攻撃で奪った2点をエースの2戦連続となる完封劇で守り抜いた情熱チキンが2連勝を飾り、首位GOLGO B.Cの連勝を3で止めた。

ブルーサンダース × ルービン☆リキッドEブロック)」
ルービン☆リキッドが連敗ストップ!!打で掴んだ待望の初勝利!!
先攻ブルーサンダース、後攻ルービン☆リキッドでスタートしたゲームは初回、2アウトながら1、3塁のチャンスを作るも無得点に終わったブルーサンダースに対し、その裏のルービン☆リキッドは野村(昌)の立ち上がりを攻め、四球とヒットで一挙4点を先制する。
更に勢いづいた打線は、3回裏にも桑原のHRなどで5点を加え圧倒。投げては成田がブルーサンダース打線をノーヒットノーランに抑える抜群のピッチングを披露し完封。2連敗で溜まっていた鬱憤を晴らすかのように投打で実力を発揮したルービン☆リキッドが、3戦目にして遂に勝点3を獲得した。

ブルーサンダース × ハーツEブロック)」
連敗避ける価値ある1勝!!ブルーサンダースが勝点7で首位を死守!!
ダブルヘッダーの1戦目を落としているだけに負けの許されないブルーサンダースは、3回裏に連続四球からチャンスを作り主砲のタイムリーで1点を先制すると、終盤の5、6回にも追加点を奪い5点のリードを奪う。また、投げては先発の野村(朋)が完封を意識した最終回、ハーツの先頭バッター東峰にHRを浴びるも、失点はこの1点のみで完投。1戦目とは一転、攻守で機能したブルーサンダースが5対1で勝利し、首位の座を守った。

3ベースを放ったSCRATCH 高田選手
2戦連続完封勝利の情熱チキン 児矢野投手
HRを放ったルービン☆リキッド 桑原選手
スナイパーズ × Ultimate B.CAブロック)」
危なげない試合運びで快勝!!スナイパーズ怒濤の4連勝!!
先攻スナイパーズ、後攻Ultimate B.Cで始まった試合は、初回から好調スナイパーズ打線が躍動。2アウト2、3塁から5番小林がサード強襲となるタイムリーを放ち2点を先制すると、中盤4回表にも8番作田の2点タイムリーで追加点。
対するUltimate B.C打線は4回裏、一方的な展開を打破すべく2アウトながら得点圏にランナーを進めると、4番中島が左中間へとタイムリーを放ちようやく1点を捥ぎ取る。しかし、ゲームは迎えた6回表にスナイパーズ打線が4番内田のタイムリーで止めを刺す1点を奪い勝負あり。投げても小林、宮本の継投でリードを守り、5対1で制したスナイパーズが見事4連勝を飾った。

富士見SP × believeBブロック)」
2戦目で掴んだ初勝利!!富士見SPが勝点3獲得!!
believe先攻、富士見SP後攻でスタートしたゲームは、1回裏に押し出しで1点を先制した富士見SP打線が4回には2ランスクイズで2点を追加。更に5回にも連打で2点を加え5対0とし主導権を握る。対するbelieve打線はというと、この日は3連勝の勢いが影を潜め、完全に沈黙といった様子。相手のミスから1点を返すのが精一杯で、最後まで力を発揮出来ずに初黒星を喫した。一方、首位believe相手に着実に得点を積み重ねた富士見SPは、2戦目で見事初勝利を手に入れた。

Albatross × CROSS ROADEブロック)」
Albatross3連勝!!首位芝浦オールスターズに勝点で並ぶ!!
ゲームは1回裏、Albatross打線が2番阿部の2盗、3盗によるチャンスメイクから3番上原のタイムリーで1点を先制。更に続く2回裏は、下位打線の3連打で満塁のチャンスを作り出すと、2連続押し出しで2点を追加しリードを広げる。
しかし迎えた3回表、反撃に出たCROSSROAD打線に3連打で2点を返され、1点差に詰め寄られる。だがそれでも4回裏、Albatross打線が1番佐藤、3番上原、4番穴田のタイムリーで再び突き放し決着。投げても先発佐藤が3回以外は危なげないピッチングで完投し、6対2でAlbatrossが3勝目を掴み獲った。

東京レイバンズ × 清瀬フェニックスFブロック)」
清瀬フェニックス今季初勝利!!ようやく手にした勝利の味!!
ここまで3連敗と苦しい戦いが続いてた清瀬フェニックスだったが、この日は序盤から得点を積み重ね8得点を奪取。
後半、東京レイバンズに反撃を許し5点を返されるも、前半に奪ったアドバンテージを守り切り勝利。このゲームを落とせば予選敗退が決定していただけに、清瀬フェニックスにとっては本当に価値ある初勝利となった。

ジャピン × ヤマチーズFブロック)」
最終戦をコールド勝ち!!ジャピン5連勝で首位通過決定!!
これまで無傷の4連勝と他を寄せ付けない強さを見せつけるジャピンは、最終戦となったこの日も本領発揮。初回から2番渡邊(龍)のタイムリーを皮切りに6番小野(泰)、1番岸田のタイムリーなど打者一巡の猛攻で一挙7点を先制。更に3回、7番後藤の犠飛で1点を加えると、9番小野(泰)に2ランHRが飛び出し10対0。また、投げては先発岸田がヤマチーズ打線に一切の反撃を許さず4回をピシャリ。
初回の先制パンチに始まり終始ゲームを支配したジャピンが4回コールドで制し、破竹の5連勝で首位通過を決めた。

VICCESS × STORMGブロック)」
3戦目で掴んだ初白星!!STORM勝点3GETで2位浮上!!
ゲームは序盤、STORMが先制するもVICCESSも直ぐさま追いつき、一進一退の展開が繰り広げられる。
そんな中迎えた3回表、STORMが相手のミスから2点を奪い再び先行すると、4回にもHRなどで一挙4点を奪取し勝負あり。VICCESSも終盤に2点を返すが反撃及ばす、中盤怒濤に得点を重ねたSTORMが逃げ切り、待望の勝点3を獲得した。

MOTOWN × 二代目れぐるすIブロック)」
二代目れぐるす連勝継続!!序盤のリードを守り切り3勝目!!
ゲームは2回、二代目れぐるす打線が連打でチャンスを広げると、連続死球で先制。更には相手失策などでも追加点を貰いリードを広げる。方や追うMOTOWNは序盤から何度もチャンスを作るが決定打を放てず、5回に1点を返すのがやっと。初陣で硬さがあったのか、実力を発揮出来ず黒星発進となってしまった。その一方で幾度と無く招いたピンチを最少失点で凌いだ二代目れぐるすが6対1で勝利を手にし、見事3連勝を飾った。

タイムリーを放ったスナイパーズ 内田選手
3連勝を飾った Albatross
投打の活躍を見せたジャピン 岸田選手
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