特集2026.02.24

球春到来! Victoiraリーグ2026シーズン大会展望!!

4年に一度の冬の祭典「冬季オリンピック」が閉幕し、2026年も季節を問わずスポーツへの関心が高まっている。 野球界でも、4年に一度の祭典「WORLD BASEBALL CLASSIC」が3月5日(木)に開幕し、侍ジャパンは2大会連続優勝を目指して世界の強豪国と激戦を繰り広げる。
WBCといえば、Victoriaリーグのオフィシャルメインパートナーであるローリングスのボールが公式球として採用されていることは広く知られているが、そのローリングスから今冬、待望の軟式複合バット新シリーズが発売された。今回の新シリーズは“飛距離”を徹底追求した最新テクノロジーバットで、傘下のEASTONとともに、バッターの特性に合わせて異なるコンセプトで展開。Rawlings「ICON」とEASTON「HYPE FIRE」という2ラインで発売され、リリース直後からまさに“飛ぶように”売れている状況だ。
その最新バットのEASTON「HYPE FIRE」を使用し、Saintsの奈良岡選手がVictoriaファイナル2025で放ったホームランは草野球界に大きな衝撃を与えたが、今季16年目を迎えるVictoriaリーグは、WBCの開幕を待たずして、2月13日にリーグ戦4大会を開幕。翌14日に開催した「Victoria新年会2026」では、スプリングカップの組み合わせ抽選が行われた。
各大会に触れる前に、まずは2025年シーズンを振り返りたい。マスターズカップを含む全8大会のうち、実に6大会で新たな王者が誕生し、Victoria史に名を刻んだ。若手中心に戦力を整えるチームの台頭が目立つ一方、4部リーグを制したHOMIE JOCKSはベテラン勢の活躍が光り、1部リーグで惜しくも優勝を逃したWILL BASEBALL CLUBも、ベテランが若手に負けじとスタメンを張り、チームを鼓舞した。技術や年齢に関係なく、プロスタに立つためには“チームとしての一体感”が何より重要であることを証明した一年だったと言える。どのチームにもプロスタ進出のチャンスがある――。ここからは、今季の各大会の注目チームを一気に紹介していく。

≪Spring Cup 2026≫ 昨年王者スタイガーを筆頭に今季も圧巻のポテンシャルを備える強豪が一挙集結!!

昨春、スプリングカップ2度目のタイトルを獲得したスタイガーが優勝を飾ったのは記憶に新しいが、2020年からPIECEの3連覇こそあったものの、近年は毎年のように王者が入れ替わり、まさに群雄割拠の様相を呈している。
2026年大会も常連組から新規参戦チームまで多彩な顔ぶれが揃ったが、まずはディフェンディングチャンピオンのスタイガーを最注目チームとして挙げたい。スタイガーと言えば、投打に実力者が揃うことは周知の事実だが、長きにわたり投手としてチームを牽引してきた遠藤が今季から新監督に就任し、その采配に大きな期待が寄せられている。また、絶対的存在の阿部も代表兼主将という要職を担い、スプリング連覇はもちろん、前人未到のVictoria4冠を狙うと意気込む。
そのスタイガーを追うのは、昨春準優勝の我孫子フラワーズだ。昨年は怪我で離脱した代表・北澤(京)の完全復帰が待たれるところだが、2025年ベスト4のREDSOXと品川オレンジの存在も侮れない。特にREDSOXは過去に数々のタイトルを獲得した常勝軍団であり、彼らの完全復活には大きな注目が集まる。
ここに割って入るのは、昨夏準VのCHUYANS+、トーナメント戦に滅法強いDejavu、そして春3連覇の実績を誇るPIECEが有力だ。中でもDejavuは2年連続で夏ベスト4入りと実力は折り紙付きで、野球IQの高い代表・永富を中心に、今季こそベスト4の壁を破り7年ぶりのプロスタ進出を狙う。
さらに、毎年新規参戦組の台頭が波乱を呼ぶのがスプリングカップの醍醐味でもあるが、いずれにせよプロスタ進出一番乗りを懸け、今春も激しい戦いが巻き起こる予感だ!!

≪LEAGUE1≫ 昨季ファイナリストSaints&WILLを中心に今季も最強王者の称号獲得を目論む強豪が集う!!

2025年は参戦4年目のSaintsが最強王者の称号を獲得し、平均年齢20代という若さを武器に1部リーグへ新風を吹き込んだ。しかし今季は参加チーム数も増加し、例年以上に熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。
昨年王者のSaintsは今季“追われる立場”となるが、2025年Victoria年間MVPに輝いた佐藤を中心に盤石の布陣で臨み、かつて“無冠の帝王”と呼ばれたTropicana以来となる2連覇を狙う。
一方、惜しくも昨季準優勝に終わったWILL BASEBALL CLUBも、エース池田を筆頭にチームの柱である井上、俊足巧打の久保田、扇の要を守る大屋敷らセンターラインを中心に豊富な戦力を擁し、今季こそリベンジを期す。
さらに、昨季1部リーグベスト4の下町TempestとNAYONも優勝候補の一角として注目したいが、昨季予選を首位通過したTOKYO NAVYSEALSはダークホースとして一気に飛躍するポテンシャルを秘めている。決勝トーナメント1回戦では下町Tempestに4–5で惜敗したものの、力の差を感じさせず、今季も予選から目が離せない。
そしてここに昇格組の上尾西ブルースカイズ、スマッシュブラザーズ、RedBullsが新たに加わり、1部リーグはさらに混戦模様となる。特に上尾西ブルースカイズは神宮球場で見せた圧倒的な戦いぶりから、予選の段階から脅威となるだろう。
最後に、唯一の新規参戦チームであるYS横浜マリンは他大会で実績を残しているだけに、参戦初年度から主役候補となり得る存在だ。しかし、長年Victoriaを支えてきた強豪たちも黙ってはいないだろう。最高峰リーグ王者の称号を懸けた戦いは、まもなく幕を開ける!!

≪LEAGUE2≫ 昨季4強T-Five、NITOROを筆頭とした常連組に加え、昇格組&初出場組の活躍にも注目だ!!

スプリングカップ、1部リーグと並び、最も長い歴史を持つ2部リーグ。16年目を迎える今季も注目の強豪たちが顔を揃え、常連組を中心に混戦は避けられないだろう。その中でも優勝候補として名乗りを上げるのは、昨季2部リーグのベスト4に進出したT-FiveとNITOROだ。特にT-Fiveはワイルドカードからの下剋上で準決勝まで駆け上がり、エース前田を中心に今季こそ悲願のVictoria初タイトルを狙いたい。
さらに、Victoria新年会でローリングス最新グラブを獲得したChorysも注目の存在であり、昨季2部リーグ初参戦ながらベスト8入りを果たした実力は本物。同じく2025年新規参戦の魔封波は、サマーカップで強豪・東京ドナルドダックを撃破しており、こちらも優勝争いに加わる有力チームとなるだろう。 また、昨季は振るわなかったものの、一昨年ベスト4まで進出したBOOOOONは今季リベンジを誓い、2014年に2部チャンピオンに輝いて以来12年ぶりのプロスタ進出を目論む。
その他にも、昨季ベスト8のCyan Monkyes、にぎり飯、森の中のケバブの動向には熱い視線が注がれるが、昨季3部ファイナリストの大翔、紫紺インディアナオスンも勢いそのままに2年連続のプロスタ進出を果たすのか注目だ。
さらに、Rossowaveが2年ぶりにリーグ戦へ復帰し、Adversitiesとファンシーズが初のリーグ戦参戦を決めるなど、ダークホースとして面白い存在が揃った。そこに新規参戦のスリーゴング選抜、SURFRIDERも加わり、注目チームはまだまだ尽きないが、春先から一瞬たりとも目を離せないバトルが幕を開ける!!

≪LEAGUE3≫ 注目新星が多数参戦! 今季82チーム参戦で第二激戦区となった3部リーグは今年も激戦必至!!

今季も初参戦の22チームがVictoriaに加盟し、戦いの行方が全く予想できない3部リーグだが、その中でまず昨季上位に食い込んだチームを中心に紹介していきたい。
最初に触れておきたいのは、2025年3部ベスト4に進出したジョニーの存在だ。プロスタ進出まであと一歩のところで涙を呑んだ彼らだが、悪天候の中で戦い抜いた準決勝での雄姿は多くの人の胸を打った。年間100試合以上をこなす豊富な経験値を武器に、今季も3部リーグの中心的存在となるだろう。
続くベスト8のぺ~ちゃんず、東京ラパン、SKグリーターズ、ホワイトブルズにも注目したい。どのチームもポテンシャルは非常に高く、初のプロスタ進出に向けて初戦からエンジン全開で挑むはずだ。
注目チームはまだまだ続く。ズミズミダイコンズ、KGLADS、ジャンバリ相模、Junkies、アスリーツ、東雲blossom、デビルヤンキースは昨季ベスト16の実績を誇り、彼らも確実に優勝戦線へ名乗りを上げる存在だ。特にズミズミダイコンズはVictoria新年会で「大会でいい結果を出せるように頑張る」と抱負を語り、悲願のVictoria初タイトル獲得を目指す。 さらに、決勝トーナメント初戦で姿を消したRocketsや松竹梅も、毎年Victoriaカップ戦にも出場して経験値を積んでいるだけに決して侮れない存在である。
同じく1回戦敗退となった『ろうチーム』の湘南ヤンキースは、聴覚障害というハンデを抱えながらも、試合に懸ける集中力は目を見張るものがある。今季初参戦となる埼玉県聴覚障がい者協会野球部とともに、どんな戦いを見せてくれるのか期待が膨らむ。総勢82チームが参加する3部リーグの頂点に立つのは果たしてどのチームか!?

≪LEAGUE4≫ 注目株が目白押し! 今季は84チームの参戦により4部リーグが2年ぶりの最激戦区へ返り咲く!!

今季は84チームが参戦し、2年ぶりに最激戦区となった4部リーグ。毎年、野球に懸ける情熱は上部リーグに引けを取らず、14ブロックに分かれた予選リーグから32チームが鎬を削る決勝トーナメントまで、2026年も年末まで瞬き厳禁の戦いが続く。4部リーグは一定の条件をクリアした新規参戦チームや復帰チーム、そして戦いの舞台を4部に移した自主降格チームなどが混在し、毎年顔ぶれが大きく変わるのが特徴である。
そんな中でまず注目したいのは昨季ベスト4の留年バスターズ、ブラックラビッツの存在だ。両チームとも昨年初めて上位に食い込む活躍を見せ、今シーズンに懸ける思いは並々ならぬものがあるだろう。また、昨季ベスト8のWILDCATS、球通ベースボールクラブ、砂町ドンフェイスも黙ってはいない。いずれのチームも総合力が高く、上位争いに絡む可能性は十分だ。
また、ベスト16以下は実力が非常に拮抗しており、今季の勝ち上がりは全く予測できない。その中でもSAVERSは、実力に加えてチームとしての一体感が際立ち、今季は大輪の花を咲かせる予感すら漂う。さらに、毎年プロスタで開催されるスペシャルカップの常連である江戸川のレベッカやTokyo Redbirdsには、個人ではなく“チーム”としてプロスタの舞台を存分に楽しんでもらいたい。
昨季予選で姿を消したふじみ野ジャイアンツも、ポテンシャルで言えば上位に食い込む力は十分に備えており、同じく予選敗退のDIAMONDS、船堀ハーキュリーズ、オーティーナショナルズなど、長年4部リーグを支えてきた古参チームも、隙あらば上位進出を狙ってくるだろう。
果たして、2026シーズン最激戦区の『第11代4部リーグ王者』に輝くのはどのチームか。今季の4部リーグも予選から熱い戦いが繰り広げられそうだ!!

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