取材2025.12.29

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 S R
Team Rawlings 0 0 0 0 0 0 1 1 2
Team Easton 0 0 0 0 0 1 0 3

例年にない緊迫の投手戦! サドンデスへ突入した名勝負はTeam Eastonが歓喜の劇的サヨナラ勝利!!

企画説明

個人参加企画となるVictoriaスペシャルカップについて説明すると、Victoriaリーグ所属選手内でファイナル出場が叶わなかったチームより出場希望選手を募集。各選手には平等に出場機会が与えられ、今回は13チーム27名が参加した。一部の選手はリエントリーが可能と本来の野球のルールからは一線を画した形式となるが、夢舞台神宮球場でのプレーを少しでも楽しんでもらおうと大会本部で細かなシナリオを作成し、様々なチームのユニフォームを身に纏った選手が一堂に集い、毎年好評の企画となっている。
そして今年のスペシャルカップもVictoriaオフィシャルメインパートナーの『ローリングス』とのコラボが実現し、参加選手には夢と希望を与えるビッグな企画を準備した。その内容とは今冬発売の最新長距離バットローリングスの「ICON」とイーストンの「HYPE FIRE」を試合中は全選手が使用し、活躍した選手には豪華な賞品を贈呈するといった参加者にとっては心嬉しい内容だ。その気になる賞品の内容とは、最新バットでホームランを打った選手には人気のアパレル4Dパンツとグラブホルダーを贈呈し、試合前から参加者のモチベーションも高まり話題を集めた。もちろんMVP1名にも最新グラブが贈られ、昨年に続きスペシャルカップにおいてもローリングスの充実したサポートが約束された中、27名のVictoria戦士たちが神宮球場に乗り込んだ。

試合展開

毎年乱打戦の印象が強いスペシャルカップだが、今季は試合中盤まで見事な投手戦となり、Team Rawlingsは江戸川のレベッカ宮岡、ドクターK水田、ジョニー星野、Tokyo Redbirds神田、J-STYLE椋野がそれぞれ1イニングを無失点に抑える好投を披露。一方のTeam Eastonも、相模原シャバリアンズ山本、留年バスターズ津田、GAKU宮崎、Gloria東京の崎詰、同じくGloria東京の杉山が無失点リレーを見せ、試合はテンポよく進んだ。
均衡が破れたのは6回裏、Team Eastonは表の守備で留年バスターズ井上が1イニングを無失点に抑えて攻撃にリズムを作ると、1アウトからGloria東京の杉山がローリングス「ICON」でライト前へ痛烈なヒット。すかさず盗塁を決め、2アウト1,2塁の場面で、この日先発した相模原シャバリアンズ山本がイーストン「HYPE FIRE」でセンター前へ運び、Team Eastonが終盤に先制点を挙げた。
しかし7回表、試合は再び動く。Team Rawlingsはリエントリーの先頭PEACE平田がローリングス「ICON」で鋭いライト前ヒットを放つ。続くPEACE山口はサードゴロとなるも送球が乱れ、俊足の平田が一気にホームイン。昨春チャンピオンのPEACEコンビが試合を1-1の振り出しに戻した。
7回裏、Team Eastonはノーアウト1,2塁の好機を作るも無得点に終わり、スペシャルカップ7回目にして初となる“1アウト満塁の延長サドンデス”へ突入。急遽用意された新レギュレーションにより、1〜7回のシナリオの中からくじ引きでイニングと打順を決定する方式が採用され、表のTeam Rawlingsは「7回・6番」が選ばれ、再びPEACE平田が先頭打者として打席へ。平田は再びローリングス「ICON」を使用し、今度は逆方向へ美しい流し打ちを見せ、三塁走者が生還。Team Rawlingsが2-1と勝ち越しに成功した。
裏のTeam Eastonは「4回・8番」が選ばれ、この日ヒットを放っているGAKUの陳が打席へ向かう。イーストン「HYPE FIRE」を手にフルカウントから放った打球はショート正面のゴロとなり万事休すかと思われたが、ショートが2塁へ悪送球。3塁ランナーに続き、2塁ランナーも一気にホームへ生還し、Team Eastonが3-2で劇的なサヨナラ勝利を収めた。 終盤まで投手戦が続き、この試合ではホームランこそ生まれなかったものの、1安打2打点で勝利打点を挙げたGAKUの陳がMVPに選出された。(詳しくはライブ配信動画をご覧下さい)

試合中に各選手が使用したローリングス・イーストンの最新バットは以下よりご確認下さい。
▼コンセプト別に飛距離を求めた最新バット Rawlings「ICON」 とEASTON「HYPE FIRE」 が登場!
https://www.rawlings.co.jp/news/news/2168/

ファイナル戦評

<Team Rawlings>
真っ先に取り上げたいのは、初回から相手に得点を許さなかった江戸川のレベッカ宮岡、ドクターK水田、ジョニー星野、Tokyo Redbirds神田、J-STYLE椋野の投手陣の活躍だ。特に星野は1イニングを三者連続三振で締め、神田も2つの三振を奪うなど、神宮の舞台でひと際存在感を放つ投球を見せた。6回裏に得点を奪われたPEACE山口も先制点こそ献上したものの、3つのアウトすべてを三振で奪い、その能力の高さを示した。この日、Team Rawlingsは6人の投手で計10三振を奪い、過去のスペシャルカップの中でも圧倒的なパフォーマンスを見せた投手陣だった。一方、打線は合計5安打とやや物足りなさはあったものの、PEACE平田が8回表に勝ち越しタイムリーを放つなど、この日2安打とMVP級の活躍を見せた。過去6度開催されたスペシャルカップの中でも今大会は特にハイレベルな試合となった。この特別な時間を自チームの仲間に共有し、来季はそれぞれのチームでプロスタに立ち、再び最高の試合を見せてほしい。

<Team Easton>
こちらも、まずは試合を作った投手陣を称えたい。特にMVPの陳とチームメイトのGAKU宮崎は、1イニング2奪三振と神宮の舞台で能力の高さを存分に示してくれた。きっと来季のGAKUはMVPの陳と宮崎を中心にリーグ戦で主役の座をつかみ、今度は自力でファイナルの舞台へ戻ってきてくれるだろう。MVPに選ばれた陳は、まず4回裏にイーストン「HYPE FIRE」で痛烈なヒットを放ち、試合後には「軽く振っただけで飛ぶ」と謙遜したが、初めて手にしたバットにもすぐ適応し、打撃センスの高さを見せつけた。そして勝利打点となった最後の打席は相手のミスによる得点ではあったが、「HYPE FIREは何かを起こすバットだった」と冷静に振り返り、試合を決めた一打の価値を噛みしめていた。Team Eastonは、陳がインタビューで語った通り、ハリウッドの富樫が声で盛り上げ続け、初対面の選手同士でも雰囲気の良さが際立っていた。この一体感こそが勝利を呼び込んだ大きな要因だろう。一度きりでは勿体ないほどのチームワークだったが、Team Eastonの面々にも、来季は自力でプロスタの舞台を勝ち取ってほしい。

Victoria Channel

試合フル動画、優勝インタビューはこちら↑

<MVP INTERVIEW>
GAKU 陳アレクサンダー武

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