TOP > 今週のVictoria(2016年) > 「昨年の雪辱果たし、MKY88が史上初の春夏連覇を達成!!」
Victoriaファイナル2016のオープニングマッチを飾った「TABOO vs MKY88」のスプリングカップ決勝戦。
まさに群雄割拠となった春の一戦必勝バトルを勝ち上がり、見事ファイナリストの座を掴んだ埼玉を代表する両雄は、どちらが勝っても初タイトル獲得となる。5年越しの悲願達成を目論むTABOOか、それとも2大会制覇の偉業達成に挑むMKY88か。
互いを知り尽くした者同士の意地とプライドを懸けた対決は如何に!?
清々しい冬晴れの中、午前8時のプレーボールで始まったゲームは、TABOO幸田、MKY88置河の両先発がファイナルに相応しい圧巻のピッチングを見せつける。3回までパーフェクトに抑えられていたTABOO打線は、4回表に先頭の穂坂がチーム初ヒットで出塁するも牽制死となり、流れを掴みきれない。
一方、MKY88打線は2回、3回とスコアリングポジションにランナーを進めるが、あと1本が出ず無得点が続く。更に6回裏、ヒットと四球で1アウト満塁のチャンスを作るが、ここでもTABOO幸田の気迫が勝り、先制のビッグチャンスを潰す。
すると、0対0のまま7回を終了した白熱のバトルはサドンデス戦へと突入。8回は両投手が何とか踏ん張るも、迎えた9回。ダブルプレーで無得点に終わったTABOOに対し、その裏のMKY88は相手バッテリーのミスによりサヨナラ。 両軍一歩も譲らぬ見応え十分の攻防は最後の最後で明暗が分かれ、誰もが予想だにしなかった形で終幕した。
かつて切磋琢磨した仲間との頂上決戦はMKY88に軍配が上がり、昨年のリベンジ達成と共にVictoria初タイトルを獲得。Victoria史上初となる春夏制覇へ好スタートを切った。 (詳しくは取材記事・試合動画へ)

午前10時15分、春の頂上決戦の興奮冷めやらぬままプレーボールの時を迎えた「Big☆B vs MKY88」のサマーカップ2016決勝戦。
今シーズンも64の猛者達が集結し熾烈なバトルが繰り広げられた今大会を勝ち上がり、決勝の舞台へとコマを進めたのが、春に続き2年連続で決勝進出を果たしたMKY88と、5年ぶりにサマーカップのファイナルへと還ってきたBig☆Bだ。
MKY88は昨年、Big☆Bは5年前と、互いに掴み損ねた頂点の座を懸け争われる。果たしてサマーカップの歴史に新たな1ページを刻むのはどちらチームだ!?
そんな注目の一戦は、先攻Big☆B中須、後攻MKY88高橋の両エースの先発で試合開始。ゲームはスプリングカップ決勝戦と同様、両投手が気迫の投球を披露し、スコアボードに0を並べる。Big☆B打線は3回、4回と先制のチャンスを演出するも、高橋が粘り強い投球で得点を許さない。一方のMKY88打線は5回まで中須から四球1つのみと完全に抑え込まれる。
試合が動いたのは6回。先攻のBig☆Bは、先頭梅田が内野安打で出塁すると、犠打で2塁へ進塁。1アウト3塁を作りたいBig☆B陣営はここで3盗を仕掛けるも間一髪アウトとなり、先制のチャンスを逃す。
するとその裏、MKY88は四球と進塁打で2アウト2、3塁を作ると、2番倉田がセンターへと弾き返し、待望の先制点となる2点を奪取。最終回、Big☆Bは同点のチャンスを作り意地を見せるも、最後はダブルプレーに終わりゲームセット。
春に続き、サマーカップでも持ち前の勝負強さを見せつけたMKY88が、Victoria史上初となる春夏制覇という大偉業を成し遂げ、見事昨年の雪辱を晴らした。 (詳しくは取材記事・試合動画へ)

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