サブ取材カードに選ばれた「 アンバージャック VS 品川オリオールズ」の一戦。初参戦アンバージャックの山中主将はゲーム前、「今日は公式戦という事で皆モチベーションも上がってます。まだ結成間もないですが、徐々にチームワークが出来てきたので非常に楽しみです」と新たなステージへの意気込みを語ってくれた。対する品川オリオールズ室井代表は、「去年は準決勝で負けて悔しい思いをしたので、新たなチーム編成で挑む今年はまたゼロからのスタートとなりますね。一歩一歩ドームを目指したいなと思います」とコメントし、リベンジへの強い思いを口にした。そんなAブロック開幕ゲームとなったバトルは、白熱のシーソーゲームに。まず先手を取ったのは品川オリオールズ。2回に類沢と水越の適時打で2点を先制する。初参戦のアンバージャックはその裏、連打で一挙3点を奪いすぐさま逆転に成功。しかし品川オリオールズは、満塁から再び類沢が走者一掃の逆転3塁打を放ち、再逆転。投げては盤石の継投リレーで品川オリオールズが逃げ切った。敗れはしたものの若さ溢れるポテンシャルを存分に披露したアンバージャック。心から野球を楽しむ若武者たちは、試合を重ねるごとに更なる成長を遂げ、今後ダークホースに化ける可能性を秘めている。
また、Fブロックでは「ブリヂストン本社野球部 VS 東京レイバンズの対決が行われ、打線が爆発した東京レイバンズが大量9点を奪い、ブリヂストン本社野球部を下した。昨年、予選ブロック4位に終わった東京レイバンズが、初となる決勝トーナメント進出に向けて最高のスタートを切った。一方、2戦共に先制するも逆転を許し、まさかの開幕2連敗となってしまったブリヂストン本社野球部。打線は好調なだけに、今後の投手陣の奮起に期待したい。