TOP > 今週のVictoria(2015年) > 「2015シーズングランドフィナーレ!!RED、GOLGO、Reternersがリーグ制覇!!」
RED SOX × Naughty決勝)」
常勝軍団復活!!RED SOXが土壇場の大逆転で3年振り2度目のV!!
12月20日午後12時40分。今シーズンを締めくくるラストマッチにしてVictoria最強王者の称号を懸けた戦いは、先攻RED SOX吉田、後攻Naughty柳田の両先発でプレーボールとなった。そのゲームは序盤の3回まで両チーム共にランナーこそ出すものの併殺打などでチャンスを潰し、スコアボードには0のみが並ぶ。だがそんな中迎えた4回表、Naughty打線のキーマンである3番DHの藤崎が1ボール1ストライクからの3球目をフルスイングで完璧に捉え切ると、打球はそのままレフトスタンドへと消えるソロHR。Victoriaファイナル史上初となる柵越弾で先制点奪取に成功し、ゲームの均衡を破る。すると、一気に流れを引き寄せたNaughtyは、6回裏にもノーアウト満塁のチャンスで途中出場の2番齋藤(憲)がタイムリー内野安打を放ち2点目を奪取。初の大舞台にも臆する事なく、若武者Naughtyが完全にゲームを支配する。しかし、そんな一方的な展開となったゲームだったが、最終回にまさかまさかの決着が待っていた。
5回から先発柳田の後を継ぎ、上々のリリーフを見せていた2番手後藤が2アウトランナー2塁となった所で突如制球を乱すと、この隙をRED SOX打線が見逃さず、代打アーロン、1番石川、2番中林の3連続四球に3番丸橋が死球を貰い同点。更には動揺するNaughtyバッテリーにワイルドピッチというミスが生じ3点目を奪うと、これが決勝点。最後は1年間エースとして奮闘した吉田が得点圏にランナーを背負うも82球の完投勝利でリードを守り切り勝負あり。決して勝利を諦めなかったRED SOXが最後の最後でチャンスをモノにし、3年振り2度目の1部王者に輝いた。 (詳しくは取材記事へ)

River9 × GOLGO BASEBALL CLUB決勝)」
3年越しの悲願達成!!GOLGO B.Cが全員野球で劇的優勝を飾る!!
12月20日午前11時15分。この日の第2試合にして2部王者の称号を懸けた戦いは、先攻River9井上、後攻GOLGO B.C長谷川の両エース右腕が先発マウンドに上がりスタート。ゲームを先に動かしたのはGOLGO B.Cだった。2回裏、この回先頭の5番大山が放った2ベースヒットをきっかけに2アウトながら3塁のチャンスを作り出すと、この場面で迎えた8番江見がピッチャーの足下を抜くセンター前タイムリーを放ち1点を先制。ディフェンスでも扇の要を担う男が先ずはバットで貴重な先取点を齎し、チームを勢いづける。
すると、女房役の援護に応えるかのように先発長谷川が3回以降もRiver9打線に付け入る隙を与えず、5回まで無失点ピッチングを続ける。だが迎えた6回表、ここまで長谷川を捉え切れずにいたRiver9打線がようやく奮起。1アウトから1番井上、2番池田の連続ヒットで1、2塁のチャンスを演出すると、3番笹隈がセンターフライに倒れ2アウトとなるも、続く4番岡崎がレフトへのエンタイトル2ベースヒットを放ち同点。ここにきて攻撃陣が繋がりを見せ、遂にゲームを振り出しに戻した。
そんな熾烈を極めた頂上決戦は7回を終了しても決着が付かず、1対1のまま延長サドンデスへと突入した。すると迎えた8回、表の攻撃で無得点に終わってしまったRiver9に対し、その裏のGOLGO B.Cは若きリードオフマン1番瀧口が、1、2塁間を破るタイムリーを放ちサヨナラ。手に汗握る好ゲームを劇的勝利で制したGOLGO B.Cが悲願の初優勝を手にし、遂に2部リーグの頂きに立った。
(詳しくは取材記事へ)

Returners × フェニックス決勝)」
これぞ苦節5年の集大成!!遂にReturnersが初タイトルを獲得!!
12月20日午前8時。2015ファイナル第2ラウンドの第1試合として、先攻Returners福士(倫)、後攻フェニックス平山の両エースが先発マウンドに上がり始まったゲームは、1回から動きを見せた。初回の守りを0で抑えリズムを作り出したフェニックスがその裏、1番丸山、2番植木の連打とダブルスチール成功で2、3塁のチャンスを作ると、ここでReturners先発の福士(倫)がボークという痛恨のミスを犯し、ラッキーな形で1点を先制。更に尚も続くチャンスの場面でMr.Victoriaこと4番の重野が右中間へのタイムリー2ベースヒットを放ち追加点。相手のミスに加え、主砲が期待通りに仕事を果たしたフェニックスが幸先良く2点を先取し、ゲームの主導権を握る。
一方、逸早く追いつきたいReturners陣営だったが、フェニックスが誇る絶対的エース平山の前に打線が繋がらず、1点すら遠い。それでも迎えた6回表、2アウトながら3塁のチャンスを作り出すと、この日絶好調の6番松本が猛打賞となるタイムリーヒットを放ち1点差。更に続く7回表には、途中出場の9番荒谷、1番小俣が連打で1、2塁としチャンスメイクを図ると、1アウトとなって迎えた3番目黒がレフト線へと値千金のタイムリー2ベースヒットを放ち3対2。5回まで打ちあぐねていた平山から終盤2回で立て続けに3点を奪い、遂にゲームをひっくり返した。すると最終7回裏、5回からバトンを受けた2番手大塚が粘るファニックス打線に一打サヨナラの場面を作られるも、最後は代打の福島をセカンドフライに打ち取りゲームセット。終盤まで苦しい展開を強いられたものの、土壇場で執念の逆転劇を演じたReturnersが5年越しの思いを実らせ、見事初タイトルを掴み獲った。 (詳しくは取材記事へ)

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