TOP > 今週のVictoria(2015年) > 「春・夏共に新王者誕生!!吉岡、WILLが初の栄冠!!」
吉岡クラブ × MKY88決勝)」
最年長エースが渾身の完封劇!!吉岡クラブが念願の初タイトル獲得!!
12月13日午前8時。決戦の地・神宮球場を舞台にファイナルステージのオープニングゲームとして始まった一戦は、初回から動きを見せた。先攻吉岡クラブ打線の1番七島がライト線への3ベースヒットで出塁し、いきなりのチャンスメイクを果たすと、続く2番青木が2球目の変化球を綺麗にライト前へと弾き返し1点を先制。吉岡クラブの得点源を担う不動の1、2番コンビがMKY88先発伊川の立ち上がりを攻め、僅か4球というスピードで先取点奪取に成功した。
すると、幸先良く援護を受けた吉岡クラブの先発菊池が圧巻のピッチングを披露。強打を誇るMKY88打線を4回まで単打2本のみに抑える内容で付け入る隙を与えない。それでも、初回以降粘りの投球で踏ん張る伊川のためにも、何とか反撃の糸口を見つけたいMKY88打線は迎えた5回裏、6番石橋のレフト前ヒットに代走中島の盗塁成功でこの試合初めてノーアウトでチャンスを作り出す。しかし、7番大木が空振り三振に倒れると、代打小山、9番浅井がサードゴロ、ピッチャーゴロに打ち取られ無得点。迎えた最終回の攻撃もこの回先頭の4番長岡がセンター前ヒットで出塁するも、5番石塚の併殺打でチャンスを潰し万事休す。
初回に奪った貴重な1点をエース菊池が被安打5の完封劇で守り抜いた吉岡クラブが、過去2年で味わった苦渋を振り払うかのように悲願のタイトル奪取を成し遂げた。 (詳しくは取材記事へ)

MKY88 × WILL BASEBALL CLUB決勝)」
ニューカマー対決を制し頂点へ!!WILL B.Cが夏の新王者に君臨!!
12月13日午前11時。ファイナルステージの第2試合として、先攻MKY88、後攻WILL B.Cでスタートしたゲームが動いたのは2回裏。
1アウトから6番高橋が右中間を深々と破る3ベースヒットを放ちチャンスを作り出すと、続く7番高田が初球のストレートをレフト前へと弾き返し1点を先制する。すると、キャプテンの一打で火の付いたWILL打線は、8番佐藤がライト前ヒットで繋ぎ1、2塁とすると、2アウトとなって迎えた1番海老井がこれまた右中間を真っ二つに破る2点タイムリー2ベースヒットを放ち3対0。更に尚も続くチャンスの場面で2番阿住にもサード強襲となるタイムリーが飛び出し追加点。ここまで自責点僅か1だったMKY88先発のエース高橋から一挙4点を奪ったWILL B.Cがゲーム序盤にして圧倒的な主導権を握る。
一方、早い段階での大量失点に意気消沈してしまったMKY88だったが迎えた5回表、この回先頭の9番中島がセンター前ヒットで出塁し反撃への口火を切ると、1番越間のタイムリー2ベースヒットに4番長岡のライト前タイムリーで2点を返し、ゲーム終盤での逆転劇へと気運を高める。しかし、追い上げを許した事で再度気持ちを引き締め直したWILL B.Cのエース樋口に6、7回を無得点に抑え込まれ勝負あり。2回に怒濤の5連打で奪ったリードを、苦しみながらも1人で投げ抜いたエースを中心に死守したWILL B.Cが4対2で勝利を飾り、新星対決を制すると共に2015シーズンをサマーカップ王者として締めくくった。 (詳しくは取材記事へ)

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