TOP > 今週のVictoria(2015年) > 「勝負の季節到来!!全バトルが絶対必勝の注目カード!!」
ジョルターヘッズ × Naughty3回戦)」
際立つ勝負強さ!!Naughtyがサドンデスゲームを制し初の8強入り!!
8月最後の日曜日に行われた唯一の一戦は、「ジョルターヘッズ対Naughty」のサマーカップ3回戦。そのゲームは、2回表にタイムリーで先制したNaughtyが主導権を握ったまま終盤へと進むも、迎えた5回裏にジョルターヘッズ打線が樋口のタイムリーで同点。更に尚も続くチャンスの場面で小関の放ったピッチャーゴロが送球ミスを誘い、ジョルターヘッズが3対1と逆転する。しかし直後の6回表、2アウトながら2、3塁のチャンスを作り出したNaughtyが、5回の失点と同様に相手投手の送球エラーで同点とし、土壇場でゲームを振り出しに戻すと流れは一気にNaughtyペース。7回から突入したサドンデスで中沢の2点タイムリーなどで一挙4点を奪い勝負あり。投げても先発後藤から2番手柳田(健)への継投で逃げ切ったNaughtyが終盤に勝負強さを見せ、見事初となるベスト8進出を決めた。

はちみつハニー × Revival3回戦)」
大接戦は最終回にドラマ!!Revivalがサヨナラで死闘を制す!!
互いに初の8強入りを懸け争われた一戦の先手を取ったのはRevival打線。1回裏、2番小林のチャンスメイクから2アウトながら3塁の場面を作り出すと、ここで4番松山がライトへとタイムリーを放ち幸先良く1点を先制する。だがその後、Revival山田、はちみつハニー今藤(稜)の両先発が好投を見せつけ、ゲームは緊迫の投手戦が展開された。
そんな中迎えた6回表、この回先頭の9番今藤(稜)が自らヒットを放つなど1アウト2塁のチャンスを作ったはちみつハニー打線が2番野田のライト前タイムリーで同点とし、終盤で遂にゲームを振り出しへと戻した。そんな両者の攻防は7回で決着がつかずサドンデス戦へと突入するも、8回表にはちみつハニーが2点を取れば、その裏Revivalも2点を奪い返し、ここでも互いに譲らない。だがそれでも迎えた9回、はちみつハニーがエラーでの1点奪取に止まったのに対し、その裏のRevivalは押し出しで同点とすると、4番松山の放ったサードゴロが悪送球を誘う形となりサヨナラ。終始互いのプライドをぶつけ合った両者の死闘は最後の最後で明暗が分かれ、Revivalがサヨナラという劇的勝利で8強入りを掴み取った。
             タイムリーを放ったNaughty 中沢選手
             好投を見せたRevival 山田投手
三晃クラブ × PIECE3回戦)」
エース本澤が魅せた魂の零封!!三晃クラブが春・夏通して初の8強!!
先攻PIECE柴、後攻三晃クラブ本澤の両右腕が先発マウンドに上がりスタートしたゲームは1回表、PIECE打線がヒットで出塁した1番茂木のチャンスメイクから1アウト2、3塁の場面を作り出すも、いきなりの好機を活かし切れず無得点に終わる。対する三晃クラブ打線は3回裏、8番西宮の放ったライト前ヒットが相手守備陣の乱れを誘いノーアウト3塁のチャンスを作ると、続く9番兼田のタイムリーで1点を先制し、ゲームを動かすと共に主導権を握る。すると、この貴重な先制点をエース本澤が渾身の力投で死守。逆転へと反撃を仕掛けるPIECE打線相手にチャンスこそ許せど、最後まで決定打を与えず7回完封。ワンチャンスで得た1点をエース本澤を中心に守り抜いた三晃クラブが、スプリングカップのリベンジに燃えたPIECEの夢を打ち砕き、見事準々決勝へと歩みを進めた。

ダディーズベースボール × 東京ドナルドダック決勝T 1回戦)」
最後まで貫いた集中力!!ダディーズベースボースが先行逃げ切り勝利!!
先攻ダディーズベースボール、後攻東京ドナルドダックで始まった試合は1回表、ダディーズベースボール打線が東京ドナルドダック先発大竹の立ち上がりを攻めチャンスを作ると、5番押田のあわやHRかというタイムリー2ベースヒットでいきなり2点の先取に成功する。
立ち上がりから動きを見せたゲームだったが、その後は互いにチャンスこそ作るも得点にまで繋げられず、膠着状態となる。
だが迎えた最終6回、表のディフェンスで好プレーが飛び出し追加点を凌ぐと共に流れを手繰り寄せた東京ドナルドダックが、1番児島のヒットを皮切りに1アウト満塁と一打サヨナラのチャンスを作り出した。しかし、押田の後を継いでマウンドに上がった2番手長谷川の前に5番菊谷、6番磯田(潤)がセカンド、センターフライに打ち取られ万事休す。初回に奪った主導権を最後まで譲らなかったダディーズベースボールが2対0のスコアのまま逃げ切り、見事一昨年王者との激闘を制した。

Naughty × 青木製作所Snugs決勝T 1回戦)」
Naughtyが見せつけたここぞの集中打!!中盤一気の逆転劇で1回戦突破!!
先攻Naughty柳田(健)、後攻Snugs有川の両先発でスタートを切ったバトルは、初回に3番山口(大)のタイムリーで1点を先制したSnugsが、続く2回にも9番村上の放った内野ゴロの間に1点を追加し試合のペースを握る。だが迎えた3回表、Naughty打線が斎藤(憲)、宇内の連打に加え、青木の送りバントが相手守備陣のミスを誘いノーアウト満塁のチャンスを作り出すと、1アウトとなって2番小野寺がレフトへ2点タイムリーを放ち同点。更に続くチャンスで3番丸山も2点タイムリーで応え、この回一挙4点を奪いゲームをひっくり返す。
すると完全に流れを引き寄せたNaughtyは5回表にも4番齋藤(竣)のタイムリーで1点を追加しダメ押し。投げては先発柳田(健)から最後は後藤へのリレーで締めくくり、5対2でSnugsを退け2回戦へとコマを進めた。 (詳しくは取材記事へ)

大宮フェニックス × セッターズ決勝T 1回戦)」
大宮フェニックスが1点差ゲームを制し、昨年のスプリング王者がプライドを見せつける!!
戦いの構図としては昨年のスプリング王者がセッターズを迎え撃つ一戦となったゲームだが、先に主導権を握ったのはセッターズだった。先発鈴木(正)が3回まで強力大宮フェニックス打線を機能させず流れを呼び込むと、その裏ヒット、エンドラン、ワイルドピッチで作り出した1アウト3塁のチャンスに1番竹村がレフトオーバーのタイムリー2ベースヒットで応え、セッターズが下馬評を覆し1点を先制する。
だがゲームは中盤へと差し掛かった4回表、先制点を許した事で目を醒ました大宮フェニックス打線が2番中村、3番長岡の連打から1アウト2、3塁のチャンスを作り出すと、5番永野の放ったショートゴロが悪送球エラーを誘う一打となり同点。尚もチャンスで迎えた6番森山が右中間を破る2点タイムリーを放ち3対1。取られた直後にすかさずゲームをひっくり返し、反対に主導権を握る。
それでもゲームは最終回、失うものは何も無いとばかりにセッターズが猛追を仕掛けエラーで1点を返し、尚も2、3塁と一打逆転のチャンスを演出する。しかし、9番小泉の放った強烈な当たりがピッチャー永野の好フィールディングに阻まれ2アウトとなると、先制打を放っている1番竹村に全てを託すもライトフライに倒れ万事休す。土壇場まで縺れた好ゲームは大宮フェニックスが1点差で逃げ切り、強者としてのプライドを見せつける結果で幕を降ろした。

好投を見せた漁火 木谷投手
GALANTS × 漁火決勝T 1回戦)」
漁火が華麗に初戦突破!!悲願に向け好スタートを切る!!
2部リーグでは今週唯一のバトルとなった「GALANTS対漁火」の決勝トーナメント1回戦は、初回にGALANTS打線が4番安藤のHRなどで3点の先制に成功し、戦前の予想を覆すスタートとなった。だがゲームは中盤、GALANTS先発の宇津木をようやく捉え始めた漁火打線が、3回裏に3連打で2点を返し1点差に詰め寄ると、5回裏にも2点を奪い逆転。更に終盤6回裏にはGALANTSの息の根を止めるが如く三度2点を奪いダメ押し。
また、投げては久々の登板となった木谷が初回以降は得点を与えず完投勝利。ゲーム序盤こそ主導権を握られたものの、ジタバタする事なく冷静に試合をひっくり返した漁火が、終わってみれば6対3で逆転勝利を飾り、悲願達成へと好スタートを切った。
Returners × 横浜ゴーヘッズ決勝T 1回戦)」
課題の打線が大暴れ!!Returnersが2ケタ得点で好スタートを切る!!
先攻Returners、後攻横浜ゴーヘッズで始まったゲームは1回表、Returners打線が1番目黒の死球出塁をきっかけに1アウト2、3塁のチャンスを演出すると、4番小針の放った内野ゴロの間に1点を先制する。対する横浜ゴーヘッズはその裏、Returners先発小俣の立ち上がりを攻めチャンスを作ると、こちらも4番の一打で2点を奪い、すぐさまゲームをひっくり返す。
だが3回表、2アウトながら2塁のチャンスで3番小俣がタイムリーを放ち同点としたReturnersが続く4番小針、5番大塚の連続タイムリーで逆転。更に4回表には今シーズンヒットの出ていない9番蓮田に2点タイムリーヒットが飛び出すなど、打者一巡の猛攻で5点を追加すると、6回表にもノーヒットで4点を奪い勝負あり。最終回にエラーで2点を返されるも大量リードで逃げ切ったReturnersが12対4で勝利し、見事1回戦を突破した。

Black Rainbow-baseball club- × CHUYANS決勝T 1回戦)」
下剋上へ猪突猛進!!CHUYANSが打線爆発で2回戦進出!!
Black Rainbow b.c先攻、CHUYANS後攻でスタートとなったゲームは1回表、2アウトランナー無しからエラーでチャンスを作り出したBlack Rainbow打線が4番林、5番吉田の連続タイムリーで2点を先制する。だがその裏、すぐさま反撃に転じたCHUYANS打線が連続四球に盗塁、ワイルドピッチと無安打で3点を奪い一気に逆転すると、3回には6番石川のタイムリーで1点を追加し4対2。更に攻撃の手を緩めない打線は4回裏にも5番直井のタイムリーなどで4点を奪うなどリードを広げ、最終的には11得点を叩き出し圧倒。
また、守っても開始直後に許した2失点のみでBlack Rainbow打線を封じ込めたCHUYANSが、攻守で隙の無い野球を披露し、2回戦へと歩みを進めた。
             タイムリーを放ったReturners 大塚選手
             Wカードからの下克上を狙うCHUYANS
過去の「今週のVictoria」はこちら→バックナンバー