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新旧の強者が一騎討ち!!全64チームが争った真夏決戦の頂点に輝くのは!?
先に開催されたスプリングカップと同様に、今回で第7回大会を迎えたサマーカップは、本格的な夏の到来を直前に控えた7月初旬の開幕と同時に各地から集いし64の猛者達が火花を散らし、今季も真夏決戦と言う名に相応しい数々の熱きバトルが繰り広げられた。
そんな今大会を振り返ると、強豪達が一堂に会する真夏のトーナメントマッチだけあって、春のトーナメント以上に多くの波乱が巻き起こったと言えるのではないだろうか。それは、春の雪辱に燃えたRevivalが初戦で姿を消した事に始まり、一昨年の覇者であるWILL BASEBALL CLUBも同様に一回戦敗退。さらに、東京ドナルドダック三晃クラブといった実力者に、若手の有望株であるRossowaveTropicanaらも初戦で苦汁をなめる結果に終わると、春に続き躍進が期待されたサンヒットBBCBrightnessPIECE青木製作所Snugsといった面々も初戦ないしは2回戦で敗退。また、「夏こそは連覇」を目標に掲げたMKY88も3回戦で散るなど、トーナメント序盤から波乱尽くめの展開となった。
そんな混沌とした中、ベスト8へと駒を進めたのが昨年のファイナリスト2チームである吉岡クラブTABOO。それだけに決して納得のいく結果だったとは言えないが、毎年のように存在感を放つ辺りはさすがの一言。一方、同じくベスト8へと勝ち進んだ相模KOT'S湾岸ベースボーイズに関しては、相模KOT'Sが若手の実力者として名を馳せるPIECE、MKY88を打ち破る底力を見せつければ、湾岸ベースボーイズは春に続く躍進を果たすなど、初参戦ながら大いに存在感を示す結果を残した。
また、そんな新星の躍進と言えば、歴代最多優勝記録を保持するRED SOXと肩を並べるベスト4進出という結果を出したFEARLESSだ。2回戦から準々決勝までの3試合を全て1点差ゲームで勝ち切り、無類の勝負強さを発揮すれば、ファイナル進出を懸けた準決勝の大一番では歴代王者の強豪相手に大接戦を演じるなど終始好ゲームを展開。一気の悲願達成とまではならなかったが、実力者達を次々と破っての4強入りは見事の一言であり、来季以降の更なる活躍を期待させる戦いぶりであったと言えるのではないか。
そんな数々の激闘、死闘が繰り広げられたトーナメントを勝ち上がり、明治神宮野球場を舞台に行われるファイナル決戦への切符を手にしたのが、スプリングカップを制して以来3年振りの新タイトル奪取に燃える大宮フェニックスと、その持てるポテンシャルを遺憾なく発揮し、初参戦ながら初優勝に王手を懸けたユーチューバーのクーニン率いる新星クーニンズ
果たして、かつて無い程に混迷を極めた真夏のトーナメントマッチを制し、サマーカップ王者の称号を手にするのはどちらの猛者か!?その結末は、来たる12月17日、ファイナル第1ラウンドの第2試合で明らかとなる!!
初参戦ながら各地から集いし64の強者が犇めき合った真夏決戦を瞬く間に勝ち抜き、見事決勝へと駒を進めた新星クーニンズ。
そんな一躍注目の的となった新星チームの成り立ちは、さかのぼる事僅か1年前、そのチーム名にもあるように代表を務めるユーチューバーのクーニンが動画で選手募集をした事に始まり、その結果集まった野球好き軍団がクーニンズのスタート。
その彼らの特徴は、どの選手も肩が強い、足が速いのどちらか1つは最低兼ね備えており、軍鶏精神で向かっていく姿勢がチームスタイル。また、今季は結成1年目にして80試合以上をこなし、勝率8割、チーム打率は3割、チーム防御率は3.23、盗塁は1試合平均4個という結果を残し、まさに走攻守で隙の無いチームを作り上げた。
中でも、守の要となるのがMAX147kmという軟式球界屈指のスピードを誇る前沢を筆頭とする豊富な投手陣に、そのピッチャー陣を女房役としてリードし、扇の要を担う山口。更には、佐藤、クーニンからなるセンターラインがディフェンスの中心。
一方の攻撃面でも上記に名前を挙げた選手達が中核を担い、リードオフマンのクーニンと脅威の4割打者である佐藤がチャンスメイクを図れば、4番の前沢がそれを一掃するというのが得点パターン。また、準決勝で決勝点となる満塁弾を放つなど、パンチ力も兼ね備えた山口が下位打線に控えており得点源には事欠かない。更に、名前を挙げれば切りが無いが、福嶺という左の大砲も代打に控えるなど、何れの面々もズバ抜けた身体能力でキープレーヤーとなる事は間違いない。
とは言え、控えも含めた選手全員が進化の過程にある発展途上の集団だけあって、その実力は未知数。だが、結成1年目にして多くの大会で結果を残してきた彼らが、このサマーカップでも本領を発揮し新たな称号を手にする事は決して無謀な挑戦ではない。
果たして、注目の新星クーニンズが如何にして頂点の座に昇り詰めるのか!?チーム初のビッグタイトル獲得に向け、来たる12月17日、明治神宮野球場へ出陣する。

#1 前沢 力 (内野手・投手)  1990年10月17日生まれ  佐原高等学校~横浜国立大学

球速MAX147キロの剛腕にして、攻撃面でも主砲を担う軟式野球界の二刀流男。
たんぱく質を愛してやまない筋肉マンで、筋肉について語らせると「ホワイトボード用意してもらえますか?」と筋肉授業を始めだす手のつけられない男。
野球のスコア以上にプロテインスコア、アミノ酸スコアも気にしている。

『 絶対に150キロ出します! 』

#7 木村 和紀 (内野手)  1993年9月17日生まれ  成立学園高等学校

鋼の肉体で攻守の核となるオールラウンダー。スイッチヒッターとして左右両打席でホームランも記録したパンチ力に加え、内野どこでも守れる器用さがウリ。
また、パーソナルトレーナーという仕事柄、全身のあらゆる筋肉と友達で、クーニンズの試合前アップやトレーニングメニューの開発担当も担う。

『 僕のサード守備をみてください!絶対にエラーしません! 』

#12 佐藤 高明 (内野手) 1991年2月19日生まれ  浮羽究真館高等学校~帝京大学

遠投100m、50m6秒1とチームNO.1の身体能力を兼ね備えた内野手。
打撃では今季、打率4割越えという脅威の数字を叩き出すなど絶好調をキープ。
また、デザイナーという肩書きを併せ持ち、プレーだけでなく見た目でもクーニンズを引っ張るキーパーソン。

『 切り込み隊長として3出塁3盗塁を最低ノルマに得点に貢献します! 』
2014シーズンのスプリングカップ制覇以来、3年振りのタイトル奪取に王手を懸けた大宮フェニックス。
そんな充実したシーズンを送ってきたように見える彼らだが、今季は苦難からのスタートだった。それは転勤、結婚、就活などを理由に去年からメンバーが6人も減ってしまい、一時は年明けからの休部を真剣に考える時期を過ごした。
だがそれでも、監督永野、キャプテン長岡を中心に話し合いを重ねた結果、月2回に活動を制限する事で何とか最大の危機を乗り越えたのだ。すると、シーズン中盤からは逆にそれがプラスに働き始め、来るメンバーが毎回9人や10人と絞られる一方で、その分スタメンをしっかりと固定でき、作戦面などでもより良い方向に進み始めた。
勿論、失った部分も多々あるのかもしれないが、永野、長岡の両トップを柱に中堅の橋本(一)や大ベテラン山本がチームを引っ張り、主体となる若手と上手く融合し休部の危機から一転、今では過去一番のチーム状態に仕上がったと言えるだろう。
特にこのサマーカップの戦いでは、準々決勝以降肩の故障で戦線を離脱したエース永野に代わり右の山下、左の猪岡という若手コンビが奮投し守の軸を担えば、攻撃では橋本兄弟に打でも中心となる山下がリードオフマン、或いはクリンアップとして打線を牽引。また、ここ一番に強いキャプテンの長岡、チーム最年長の山本が下位打線に控えるなど、どこからでも得点を生み出す力を兼ね備える。
更に言えば、攻守で欠く事の出来ない頼もしい存在にまで成長した大谷が、扇の要であるキャッチャーとしてだけはでなく、打てばクリンアップを任せられる巧打者としてチームの元気印となる。
果たして、これまでに無く最高のチーム状態だと豪語する彼らが如何にして新たなタイトル奪取を成し遂げるのか!?埼玉を代表する若き雄が、来る12月17日、決戦の地・明治神宮野球場という大舞台で3年振りの頂を目指す!!

#7 山下 裕也 (内野手・投手)  1991年11月27日生まれ  大宮西高等学校

準々決勝、準決勝とエース永野に代わり先発し、
力投すると共にチームを決勝へと導いた若き右腕。
打撃でも抜群の長打力で主軸を担うなど、投打で大宮フェニックスの中心選手。
彼の奮起無くして3年振りのタイトル獲得はない!

『 チームのために必ず優勝に導きます! 』

#16 猪岡 悟 (投手・外野手)  1992年5月26日生まれ  川越東高等学校

今季から抑えに転向し、リードした場面で登板すれば勝率100%の新守護神。
防御率は驚異の0点台前半をマークするなど、ついたあだ名は大宮フェニックスの大魔人。 決勝の舞台でもリードした場面で彼にマウンドを託せば、悲願の新タイトル獲得が見えてくる。

『 結婚したばかりなので愛する嫁のために優勝します! 』

#36 橋本 優 (内・外野手) 1991年11月7日生まれ  上尾高等学校

打撃、走塁共にセンス抜群の1番バッターとして、打線を引っ張るリードオフマン。
守ってもショートストップとして驚異的な守備範囲でセンターラインを担う攻守の要。
兄・一樹と共に躍動を誓い、スプリングカップに次ぐ頂点を狙う!

『 何がなんでも勝つ!負けられん! 』