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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
ジョルターヘッズ (V) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
VICTORYS (H) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
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ジョルターヘッズが決勝進出!男・赤坂が投手戦に終止符!! |
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11月11日、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは昨年のスプリングカップ決勝の再現カード、ジョルターヘッズ 対 VICTORYSのサマーカップ準決勝が行われた。
先攻はジョルターヘッズ、既にスプリングカップでの決勝進出を決めているチームの表情には余裕が感じられ、試合前の雰囲気からも状態の良さを伺わせる。
その選手達の中でも一番の仕上がりを見せるのがエース崎迫投手。小関代表が絶対の信頼を置くエースが昨年のリベンジも兼ねた一戦で活躍を誓う。
対する後攻のVICTORYS、先週REDSOXに敗れた悔しさを胸に一週間を過ごした選手達は、今日に懸ける闘志が漲っている。
特にエース小山投手の集中度合いは凄まじく、絶対に負けられない戦いへと気持ちを高めていく。
互いの思いが激突したゲームは両代表が一目置く相手同士の対決に相応しい、まさにがっぷり四つの展開となった。
そしてこの展開を作り上げたのが両エースの好投である。
まずは小山投手の1、2回、ジョルターヘッズ上位打線を一人として芯に当てさせず三者凡退の完璧な内容で打ち取る。
3回、先頭の7番栗原選手に初ヒットを許し、その後2アウト3塁のピンチを招く。
そこで迎えた1番亮木選手に対するピッチングは圧巻で、特に見逃し三振に打ち取ったフィニッシングボールのストレートは見事だった。
今日の小山投手、気迫も然る事ながら特筆すべきはそのコントロール。カウントを稼ぐ変化球にインコースをえぐるストレートの球威は最高だ。
続く4、5、6回と毎回奪三振でジョルターヘッズ打線を寄せ付けない。
一方の崎迫投手は1回、1番北住選手に自らを襲う強襲ヒットで出塁を許すと、送りバントでスコアリングポジションにランナーを進められる。
いきなり迎えたピンチで動揺するかに見えたがそこは百戦錬磨のエース、クリンアップに対してはギアを入れ替え得点を許さない。
さらに2回以降は崎迫投手の独壇場、VICTORYS打線を翻弄し6回までに奪った三振は毎回の6奪三振と取材した中でもベストなピッチングを披露する。
ここまでの試合時間は僅か50分、両投手の好投を物語る12個の0がスコアボードに並んだ。
まさに激闘となった準決勝、我々スタッフも延長決着を視野に入れ始めた7回表、終止符は突如打たれた。
この回先頭の2番小関選手が死球で出塁すると、3番坪井選手の送りバントで2塁に進む。2アウトとなるも、ここで迎えるは5番赤坂選手。
その5球目だった。小山投手が投じた渾身のストレートを振り抜いた打球はレフトの頭上を越すタイムリー2ベースとなり、この1点がVICTORYSの希望を打ち砕く決勝打となった。
さらに栗原選手の内野安打で1点を加えたジョルターヘッズがスプリングカップに続く決勝進出を決め、大舞台への弾みとなる勝利を飾った。
2週連続でドームを逃したVICTORYS。しかし、その眼差しは早くも来年を見据え、この悔しさを糧に新たな一歩を踏み出した。
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【MVPインタビュー】 17 赤坂 亮選手
【MVPインタビュー】 22 崎迫 昌弘投手
【監督インタビュー】 7 小関 晋太郎監督 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら↑
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