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史上最多55チームが集結した春の一発勝負!第9代王者のタイトルは果たして!? |
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2019シーズンも、春の到来を迎えた3月の開幕と同時に熾烈な一戦必勝バトルが繰り広げられたスプリングカップ第9回大会。今大会は過去最多となる55チームの猛者達が集結し、頂点の座を争った。
そんな今大会を振り返ると、「波乱」が多かった昨年、一昨年とは打って変わり、経験豊富な実力者たちが順当に勝ち上がり、凌ぎを削り合った大会だったと言えるのではないだろうか。
先ず、ベスト8に名を連ねたのは、ファイナルに3度進出し2度の優勝経験を誇る吉岡クラブ、実に4度のファイナル進出を果たし、その全てで勝利している常勝軍団RED SOX。タイトル奪取を狙った彼らからすれば無論満足な結果とは言えないが、当たり前のように上位に食い込むあたりは流石の一言である。また、歴代王者達に並び8強入りを果たしたのが、2015年以来の8強入りとなった相模原ウインズ。Beachboys、Rossowaveら千葉の強豪チームを撃破するなど大いに存在感を示した。
そんな中、唯一新戦力としてベスト8に食い込んだのが、スプリングカップ初参戦のちゃんぷるーず。スタイガー、東京ドナルドダックなどの最高峰リーグ歴代王者を寄せ付けない戦いを見せ、今大会の台風の目となり、Victoriaの勢力図を大きく変える活躍を見せてくれた。
とは言え、やはり今季の戦いは実力者達のパフォーマンスが顕著に表れたシーズンだった。あと一歩の所で悲願のファイナル進出を逃してしまったものの、ベスト4に名を連ねたのは、準決勝までの4試合を無失点で勝ち上がり圧倒的な投手力を見せたTropicana。抽選会で組合せが発表となった直後、「死のブロック」と称され、優勝候補ばかりが並ぶブロックを圧倒的な力で勝ち上がったTABOO。両チーム共に、準決勝でも好ゲームを演じ、今大会を大いに盛り上げた。
また、常連組が力を誇示する中、AXIS、青霧、佐川グローバルロジスティクスの新戦力が、ベスト16に食い込む活躍を見せ、来季以降の飛躍を期待せずにはいられない。
そんな、まさに群雄割拠となった春の一戦必勝バトルを勝ち上がり、見事ファイナリストの座を掴んだのは、若手とベテランの融合で接戦を勝ち切り、Victoria参戦8年目にして悲願のファイナル進出を決めた相模原市の雄・相模KOT'Sと、常に安定した成績を残し、昨年の最高峰リーグに続くファイナル進出となった湾岸ベースボーイズの2チーム。
Victoria常連組でありながら、どちらが勝っても初タイトル獲得となる注目のバトルの軍配は如何に!?来たる1月13日、明治神宮球場の舞台で明らかとなる!!
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2002年、吉田兄弟が中心となり、昭和56年生まれの地元の中学と高校の仲間で結成。18年目を迎えた今シーズン、Victoria参戦8年目にして、悲願の決勝進出を掴み取った相模KOT'S。相模原市を拠点に活動するチームは、2005年に相模原市Dクラス優勝、2006年にCクラス優勝、2009年にBクラス優勝とゆっくりと着実にチーム力を上げ、2013年に天皇賜杯神奈川県大会、2014年には神奈川県知事杯に出場し、相模原市を代表するチームに成長した。
Victoriaでは1部リーグに挑戦するもなかなか結果が残せず、「2部リーグに戦いの場を移した方がいいのでは」と何度もチーム内で話し合った。しかし、決して諦めず1部のトップレベルのチームに挑戦し続けたことで、決勝進出という結果を残せるところまでチームは進化を遂げた。
そんなチームのモットーは何と言っても「全員野球」であり、ベテラン組の41歳最年長・阿部、門口がチームを引っ張り、38歳の中村、萩原、重文字、安瀬、吉田兄弟がまとめ役を担う。中堅組には俊足の門倉、長打力のある座間、クリーンアップを打つ鈴木、オールラウンドプレイヤーの武石、バッティングセンスチームNo.1の清森などタレントが揃う。そして今のKOT'Sに欠かせないのが、泉、加藤バッテリーを筆頭に、最多登板を誇る上田、新戦力の原田、三浦、東谷といった若手組の力であり、ベテラン、中堅、若手と非常にバランスの取れたメンバーで構成され、爆発力と安定感を兼ね備えたチームだ。
このように、幅広い年代のプレーヤーが見事な融合によって新たなパフォーマンスを披露し、チーム結成以来、最も良いチーム状態へと仕上がった相模KOT'S。Victoriaファイナル初出場を決めた勢いそのままに、神宮の舞台でも全員野球で初タイトル奪取を狙う!!
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#7 萩原 義明 (内野手) 1981年12月22日生まれ 工学院大学付属高校
チームの核である昭和56年組の中でも毎年好成績を残すコッツの顔。38歳を迎えた今もなお、打撃技術が進化中である。
メインポジションは遊撃手だが、チーム事情で投手から外野まで守るチームNO.1のオールラウンドプレイヤー。
決勝の舞台ではプレーだけでなく、ゲームキャプテンとしてもチームを引っ張る!
『 チーム史上、最高の舞台で迎える決勝戦。最高の相手と最高に楽しんで、最高の結果を勝ち取れるように頑張ります! 』
#14 加藤 僚 (捕手) 1991年8月14日生まれ 松風塾高校~日本工学院専門学校
捕手でありながらチームNo.1の俊足と打撃センスで走・攻・守全てでチームを牽引する。
リード面でも投手陣からは絶大の信頼を得ており、彼の捕殺は幾度となくチームのピンチを救ってきた。
コッツの得点源である彼の活躍が悲願の初タイトル獲得のカギを握る!
『 初のプロスタ楽しみたいと思います!その上で自分の持ち味を出してチームに貢献し優勝できるように頑張ります! 』
#16 泉 拓磨 (投手) 1991年4月2日生まれ 工学院大学付属高校~日本工学院専門学校
絶対的エースで4番を務めるコッツの大黒柱。
「彼なしでは神宮は夢のまた夢だった」と吉田代表が語るほど、チームへの貢献度は計り知れない。
躍動感溢れるフォームから放たれる直球と年齢を重ねて身に着けた制球力を武器にコッツが誇る豪腕がプロスタで躍動する!
『 念願のプロスタなので野球を楽しみたいです!チームで優勝を掴めるように頑張ります! 』
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2016シーズンの2部リーグに続き、スプリングカップ2017でも準決勝敗退という屈辱を味わい、3度目の正直として臨んだ昨シーズン、遂に最高峰リーグのファイナリストとなった湾岸ベースボーイズ。しかし、結果はサドンデス2回を行う大接戦の末敗退となり、タイトル獲得とはならなかった。そして、今季は「昨シーズンの忘れ物を神宮に取りに行く」と意気込み、トーナメント大会初の決勝進出を掴み取った。
そんな彼らの最大の魅力は、試合に出ているメンバーだけではなく、ベンチに控えるメンバーやマネージャーがチームの為に何が出来るかを常に考えており、全員で声を枯らしながら、勝利を掴みにいける事であろう。
チームの柱となるのは、何といっても小山、松岡のWエースだ。スプリングカップで決勝進出を決めるまで、この2人が投げた試合は無敗と圧倒的な力を誇る。さらに、ショート藤野、セカンド大林(穂) やセンター胡麻を中心とした守備力にも定評があり、決勝までわずか4失点で勝ち上がって来た。
一方の攻撃面では、胡麻、牧、増田の俊足トリオが出塁すれば、藤野や今季加入したベテラン矢野が勝負強さを見せ得点するパターンが確立されている。また、下位打線の齋、諸橋、日置、荒井も勝負強さを発揮し、切れ目のない打線を形成する。
それに加えて、どの場面で試合に出ても結果を残せる投手兼内野手の野入や、代走の切り札であり小技が得意の松尾が控えている事などもチーム力の高さを感じさせる。
4年の時を経て攻守共にさらなるレベルアップを遂げた彼らが、如何にして初のタイトル奪取を成し遂げるのか!?
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#6 野入 卓 (投手兼内野手) 1984年3月15日生まれ 向上高校
投手兼内野手として大車輪の活躍を見せるユーティリティープレイヤー。
複数ポジションをこなし、打順や場面に合わせた打撃でチームを救ってきた。
野球に取り組む姿勢も素晴らしく、チームやメンバー想いの兄貴分として誰からも信頼される存在だ。
『 昨年ファイナル敗退の悔しさを全員野球で勝ち取り、今度こそ宮島を胴上げします!! 』
#16 小山 俊之 (投手) 1994年4月14日生まれ 創価高校
湾岸投手陣の大黒柱、エースとしてチームを牽引する。
今年のVictoriaは未だ無敗を続けており、湾岸の勝利には小山の活躍が必要不可欠だ。
リベンジを誓う神宮の舞台で、140キロを超える速球と切れ味鋭い変化球で打者をねじ伏せる!
『 自分にできることをやって最大限チームに貢献できるよう頑張ります。 』
#38 藤野 剛平 (内野手) 1983年4月27日生まれ 習志野高校~青山学院大学
湾岸の好守の核であり、常に先頭に立ってチームを引っ張る存在。
誰よりも熱い気持ちを見せ、誰よりも勝利に貪欲な男である。
安定感抜群の華麗な守備と、広角に打ち分ける打撃センスは必見。優勝を飾り、2年連続のベスト9を狙う!
『 昨年は神宮球場で悔しい思いをしました。今年こそは湾岸ベースボーイズ初のタイトルをチーム一丸となって掴み取りにいきます!!必ず宮島代表を胴上げします!! 』
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