草野球大会Victoria|スプリングカップ2017 :バックナンバー
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TEAM1234567R
       BUZZ          1        0        0        0        0        1        3        5    
      Revival          0        0        0        2        2        0        2×      6    
Revivalが魅せた土壇場の意地!!悲願のファイナル進出へ大きな一歩!!
前日の豪雨も何のその、生憎の曇り空で肌寒さこそ感じるものの、すっかり野球日和となった5月14日。この日、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは、波乱の今春トーナメントにおいて俄然優勝候補の筆頭に名前の挙がる存在となった実力者同士の対決、「BUZZ 対 Revival」のスプリングカップ3回戦が繰り広げられた。 戦いの先攻は、2011シーズンのスプリングカップ第1回大会で残した3位という成績を上回るべく今季の春決戦に挑むBUZZ。また、昨年にも最高峰リーグの戦いでファイナルにあと一歩と迫る活躍を見せているだけに、今シーズンはこのスプリングカップから躍進が期待される。そんなチームを指揮する石黒監督はゲーム前、「ウチのエースである林の調子が非常に良いので、あとは最近パッとしない攻撃陣が奮起して攻守が噛み合えば良い結果になるかなと思います。なのでキーマンを挙げるとしたら、守備では先発ピッチャーの林、攻撃では上位打線を占める左バッター陣ですかね。とにかくウチは盛り上がれさえすれば力を発揮出来るチームなので、如何に全員で盛り上がれるかがポイントですね。今日も勝ってまた一歩前進出来るように頑張ります」と、気合い十分。
また、エースとしてこの日もマウンドを託された林は、「最近は球も走っていて調子としては良い方だと思うので、コントロール重視のピッチングを心掛けたいなと思います。自分は三振を取れるピッチャーではないので、バックを信じ打たせて取るピッチングが出来ればなと思っています。相手のRevivalさんは強打のイメージなので厳しい戦いになると思いますが、最後まで自分のピッチングを貫けるように頑張ります」と語り、チームを勝利へと導くべく気持ちを集中させる。
対する後攻は、サマーカップでは2年連続で3位に食い込むなど、初参戦以来、常に存在感を放ち続けているRevival。だが、悲願であるファイナルにあと一歩手が届いていないのは勿論、このスプリングカップに関しては思うような結果を残せていないだけに、今季は春先から強い覚悟を持って挑む。そんなチームの指揮官である埴原監督はゲーム前、「正直、毎年春は調子が悪く、今年は例年以上に投打共に悪い感じなんですけど、序盤からしっかりと試合に入り込んで、先制点を取ってウチのペースで試合運びが出来ればなと思っています。今年から新加入した先発ピッチャーの西川の出来に加え、あとは最近点の取れていない打線の奮起が勝負のポイントになると思います。とにかくスプリングカップでは2年連続浅い山で負けてしまっているので、何とか上位に食い込んでプロスタに行きたいと思います」と、今春に掛ける強い思いを語った。
また、新入りながら大事なトーナメントマッチの先発マウンドを任された西川は、「調子としては十分とは言えませんが、自分の持ち味である真っ直ぐで押していくピッチングが出来ればなと思っています。実は先週かなり打ち込まれてしまっているので、今日はその反省点を活かしながらの投球を心掛けて、チームの勝利に貢献出来るように頑張ります」と話し、期待の新星が躍動を誓った。 そんなVictoria屈指の強豪同士が相対する事となった戦いの火蓋は午前9時のプレーボールで切って落とされ、両者のバトルは壮絶な展開が繰り広げられる事となった。
そのゲームは1回表、BUZZ打線の2番高山が四球出塁から進塁打、三盗成功で2アウトながらチャンスを作り出すと、迎えた4番内田は空振り三振となるも振り逃げ時に相手捕手が1塁に悪送球というミスを犯し、ラッキーな形で1点を先制。理想的な形での得点ではなかったものの、ゲームの主導権を握る上では大きな先取点を手にした。
すると、幸先良く援護を貰ったエース林が序盤から本領発揮。初回、Revivalのリードオフマンである1番山田に許したヒットからスコアリングポジションにランナーを背負うも、迎えたクリンアップの3番松山、4番小林(勇)を三振、サードゴロに仕留め無失点。更に続く2、3回も四死球での出塁こそ許すも、ここぞの場面では抜群のコントロールと緩急自在のピッチングで得点を与えず、逸早く追いつきたいRevival打線に反撃の狼煙を上げさせない。 だが、そんなBUZZ優勢で進んだ序盤から一転、ゲームは中盤から流れが一変する。
ここまで林を攻略出来ずにいたRevival打線は4回裏、1アウトからヒットで出塁した5番高橋を2塁に置いた場面で、迎えた7番埴原が左中間を深々と破る起死回生のランニングHRを放ち2対1。更に、チームリーダーの一振りで勢いづいた打線は、続く5回裏にも5番高橋のタイムリーで2点を追加し、序盤の劣勢を一気に覆す。
しかし、怒濤の4得点で決まりかけたかに思われたゲームだったが、ここから終盤に掛けて目紛しく展開する。あっという間の4失点で追いかける立場となったBUZZ打線が、6回表に7番石黒のタイムリー3ベースヒットで1点を返し、すかさず反撃の狼煙を上げると、続く7回表には怒濤の攻撃を披露。疲労感が顕著に表れた西川から1番松丸、2番高山が連打を放ち、また代わった2番手の山田から3番飯吉が死球を貰いノーアウト満塁のビッグチャンスを作り出すと、続く4番内田の放ったファーストゴロの間に1点。更に2アウトとなって迎えた6番松永が左中間を破る値千金の2点タイムリー2ベースヒットを放ち5対4。土壇場で意地を見せつけたBUZZが怒濤の3得点でゲームをひっくり返す。
だがしかし、本当のドラマはこの後に待っていた。BUZZ陣営が大逆転で歓喜に沸く中、最終回の攻撃臨んだRevival打線が、同じく1番山田、2番小林(隼)の連打からノーアウトで1、3塁のチャンスを演出。しかしながら、続く3番松山がサードゴロに倒れると、途中から4番に入った西川もピッチャーフライと凡退し2アウトとなってしまう。だが、そんな絶体絶命の場面で迎えた5番高橋が林の投じた渾身のストレートを弾き返した一打は、左中間を真っ二つに破ると共に2人を生還させるサヨナラ打となりゲームセット。中盤から終盤にかけ激しい攻防が展開された両者のバトルは、最後の最後にRevival陣営へと勝利の女神が微笑む形で決着となったが、互いが決して諦めない姿勢を見せた本当に素晴らしい戦いであった。 ゲーム後、勝利インタビューに答えた埴原監督は、「ミスが非常に多く、展開的には負けゲームでしたが、その中でも最後に高橋が1本出してくれて勝てたのは良かったですね。色々反省点はありますが、これを機に良い流れで次も戦いたいと思いますし、とにかくスプリングでは3位にならないように頑張りたいと思います(笑)」と語り、最後はユーモアを交えながら快心の勝利に頬を緩めた。
一方、大逆転での勝利が目前だっただけに悔しい敗戦となってしまったBUZZ。話しを伺った冨田GMは、「いや~、ホントRevivalさんは強かったです。ウチのメンバーも人数がギリギリの中最後まで良く頑張ってくれたんですけど、一歩及ばなかったですね。是非今度はフルメンバーで挑んでリベンジしたいですね。負けたのは勿論悔しいですが、これで今季の戦いが終わった訳ではないので、リーグ戦、サマーカップで良い結果が残せるように頑張ります」と話し、残る2大会での躍進を誓った。
【MVPインタビュー】 #6 高橋 竜馬
【監督インタビュー】 #30 埴原 英夫
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