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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
VICTORYS | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
渡辺ツインズ | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1× | 4 |
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埼玉強豪対決の幕切れは太田のサヨナラ弾!!渡辺ツインズが16強進出!! |
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GW後半の5月4日。この日、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは、スプリングカップ最後の2回戦「VICTORYS 対 渡辺ツインズ」の一戦が行われた。
16強最後の一枠を懸けた戦いは、埼玉の強豪が激突。
先攻VICTORYSは初代王者としてのプライドに懸け、今シーズンこそタイトル奪還に燃える。ゲーム前に話を伺った北住代表は「今年は何としてもあの舞台に戻りたいと思います。今日の相手渡辺ツインズさんは直近の試合で負けているので、そのリベンジも兼ねて必ず勝ちます」と力強いコメント。また、ゲームキャプテン駒野も円陣で「みんなで一つになれば必ず勝てる!!」とチームを鼓舞し、久々のコンビとなる三浦、山口バッテリーを中心に全員野球で迎え撃つ。
対する後攻の渡辺ツインズは1回戦を圧倒的な強さで勝ち上がり、コンディション、モチベーション共に万全の状態。それ故、初代王者との一戦を前にしても、先発栗屋をはじめ選手達に力みは無く、井出代表も「しっかりと自分達の野球をやりたいと思います」と冷静なコメント。女性マネージャー2人を含むメンバー15人が醸し出す雰囲気は、互いを信頼する強いエネルギーを感じさせる。
そんな両雄の対決は、若干の肌寒さが残る午前9時のプレーボールで始まり、プライドとプライドが激しく交錯した。
ゲームは1回こそ互いに無得点と静かな立ち上がりを見せたが、2回表。四球で出塁した4番吉田を送りバントで得点圏に進めチャンスを作り出したVICTORYS打線が、7番藤田の送球エラーを誘う一打で先制に成功。
しかし3回裏、今度は渡辺ツインズ打線。1アウトからリードオフマン1番矢谷が四球での出塁に加え盗塁成功でチャンスメイクを果たすと、2番井手がライトへのタイムリーを放ち、すぐさま同点とする。更に続く3番太田が狙い澄ました変化球を完璧に捉えると、これが左中間を切り裂くランニングホームランとなり、一瞬にしてゲームをひっくり返した。
だが、このまま黙っていないのがVICTORYSだ。
今シーズン、いや今大会に並々ならぬ思いで挑んでいる初代王者は直後の4回表、先頭の3番七尾が右中間を真っ二つに破るスリーベースヒットで出塁すると、主砲の4番吉田がきっちりとセンターへ犠牲フライを放ち、1点差とする。
更に5回に招いたピンチを無失点で凌いだ三浦の力投に応えるべく、6回の攻撃に臨む打線は、この回突如制球を乱した栗谷から3者連続四球で満塁。このチャンスで6番駒野が放った内野ゴロの間に1点を奪い同点とし、遂にゲームを振り出しへと戻した。
同点劇の勢いそのままに、VICTORYSは7回の攻撃でも2アウトから二番手土谷を攻め、1、3塁のチャンスを作り出し勝負を決めにかかる。だがしかし、迎えた3番七尾が土谷が見せた気迫の前にスイングアウトに倒れ、逆転とはいかなかった。
すると最終7回裏、ゲームは劇的な幕切れを迎える。逆に最大のピンチを脱し、俄然勢いづいた渡辺ツインズ打線は、1番矢谷、2番井手が凡退するも、迎えるは3番太田。
我々スタッフを含む誰もが延長戦を覚悟したその時、1ボール1ストライクからの3球目を捉えた一打は、ライトへの今日2本目のランニングホームラン。
「肩を痛めてピッチャーが出来ない分、打って貢献しないと居場所がなくなってしまいますからね」とゲーム後に笑顔で語った男の一撃で激闘に終止符を打った。
快心の勝利でベスト16へとコマを進めた渡辺ツインズ。彼らが喜びを爆発させる一方、悔しすぎる敗戦となったVICTORYS。北住代表、駒野ゲームキャプテンが試合後口を揃え、「リーグで必ずリベンジします!!」とコメント。改めて存在感を誇示する埼玉の雄の底力、巻き返しに期待したい。
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【MVPインタビュー】 #18 太田 一真
【主将インタビュー】 #10 小泉 一行 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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