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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
東京レイバンズ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | - | 3 |
Cosmopia | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | - | 1 |
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今季初戦を迎えた両雄が激突!東京レイバンズが接戦を制し好スタート!! |
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気温27℃と最高の野球日和に恵まれたゴールデンウィーク最終日の5月6日。この日、東京都杉並区の上井草スポーツセンターでは、いよいよ今季初戦を迎えた両者の戦い、「東京レイバンズ × Cosmopia」の4部リーグBブロックの一戦が繰り広げられた。
戦いの先攻は、Victoria初参戦から4年目を数える今シーズン、新たに戦いの場を4部リーグへと移し、心機一転大いなる飛躍を目標に掲げる東京レイバンズ。そんなチームを率いる篠原代表はゲーム前、「今季は意外にも打線が好調なので、その勢いのままに今日も頑張りたいと思っています。その中でキーマンを挙げるとしたら、3番を任せる藤野ですかね。彼はチームのムードメーカーでもあるので、大いに発奮を期待しています。一方のディフェンス面ですが、こちらは不安な部分が多々あるんですが、先ずは基本プレーを徹底してやれるように心掛けていきたいと思います。とにかく、初戦を勝たないと勢いに乗っていけないので、初の決勝トーナメント進出に向け貪欲に勝利だけを目指して頑張ります」と語り、初陣での勝ち点3獲得を狙う。
また、キーマンとして活躍が期待される藤野は、「4ヶ月半ぶりの野球という事で、正直自分でも調子も何も分からない状態ではあるんですが、3番ショートという攻守で大事なポジションを任されたので、何とかチームの勝利に貢献出来るように頑張りたいなと思っています」と話し、オフェンス、ディフェンス両面での奮起を誓った。
対する後攻は、2016シーズンの初参戦から2年連続で予選突破を果たすも、決勝トーナメントでは何れも初戦敗退と悔し涙を流してきているだけに、今季こそはの大躍進を目論むCosmopia。そんな3年目の悲願達成を狙うチームの指揮官である竹田代表はゲーム前、「チームとしては、まだまだ仕上がってはいないんですけど、初戦という事で先ずは楽しみながら結果勝てれば良いかなと思っています。勝負のポイントとしては、エースで先発の三浦が如何に試合を作れるかだと思っています。彼が抑えていけば、大量得点の流れに乗りやすいチームだと思うので期待しています。とにかく、良いスタートを切る意味でも頑張りたいと思います」とコメントし、こちらも白星発進に向け気合い十分。
また、大事な初戦のマウンドを任されたエース三浦は、「少しの緊張はありますが、自分のやれる事を一生懸命やるしかないので、とにかく丁寧に低めを突いて、打たせて取るピッチングを心掛けたいと思います。調子としては、前回のオープン戦で22失点を喫したので全く良いとは言えませんが、逆に膿を出し切ってきたという事で今日は最小失点で頑張りたいと思います」と話し、エースが勝利への奮投を誓った。
そんな両雄が相対する事となった戦いの火蓋は、午前11時10分のプレーボールで切って落とされ、ゲームを先に動かしたのは東京レイバンズだった。
2回表、1アウトから7番田代の放ったセンター前ヒットを口火に8番田中の内野安打、9番竹内の四球出塁で満塁のチャンスを作り出すと、迎えた1番米澤の放ったセカンドゴロがタイムリーエラーを誘う一打となり1点を先制。下位打線のチャンスメイクから貴重な先取点奪取に成功し、幸先良くゲームの主導権を握る。
一方、先制こそ許したもののエース三浦が何とか踏ん張り、最小失点に止めたCosmopia陣営。そのエースの粘投を活かす意味でも反撃へと転じたい打線だったが、相手投手竹内の前に1点が遠い展開。直後の2回裏に相手守備陣の乱れから同点の機会を作り出すも、自らの走塁ミスなどでチャンスを潰してしまうと、3、4回は何れも三者凡退に仕留められ、一向に反撃の狼煙を上げられない。
するとゲームは迎えた5回表、そんなCosmopiaを尻目に得点シーンを演出したのは東京レイバンズ打線だった。1アウトから3番のキーマン藤野がレフト前ヒットで出塁すれば、続く4番篠原の場面で仕掛けたエンドランが相手守備陣のミスを誘う一打となり2、3塁のチャンスを作ると、迎えた5番増田がライト線にしぶとく落とす2点タイムリーツーベースヒットを放ち追加点。女房役である男がバットでも竹内をサポートし、リードを3点差に広げる。
すると、ゲーム終盤に大きな援護をもらった竹内は直後の5回裏に1点こそ失ったものの、最終回となった6回裏は1番家木からという好打順のCosmopia打線をセンターフライ、ファーストゴロ、ショートゴロの三者凡退にきっちり抑えゲームセット。ランナーを背負っても冷静且つ気迫の投球で1失点完投勝利を飾った竹内の粘投は勿論の事、チャンスを逃さず3得点を奪った打線の奮起といい、まさに投打でゲームを支配した東京レイバンズが初陣対決を制し、見事白星スタートを切った。
勝利インタビューに答えた篠原代表は「今日は試合前に考えていた基本プレーの徹底という所が凄く良く出来ていたので、崩れずに上手く試合が運べたかなと思います。中でもピッチャーの竹内がランナーを背負っても低めにボールを集めて相手打線を打ち取ってくれたので良かったですね。一方の攻撃面に関しては、正直もうちょっと点数を取れる場面はあったんですけど、終盤にエンドランから流れを作って追加点を奪えたので良かったかなと思います。今後の課題としては、やっぱり得点圏の時にどれだけランナーを還せるかだと思うので、これからも引き続き試合前の羽根打ちを頑張りたいと思います」と語り、まだまだ課題こそあるものの、価値ある白星発進に頬を緩めた。
一方、エース三浦が粘りの投球を見せるも、最後まで攻撃陣の爆発がなく黒星スタートとなってしまったCosmopia。ゲーム後、竹田代表は「勝てるチャンスはあったと思うので、非常に悔しですね。なかなか普段、全員で練習が出来る時間がないので試合の中でと思っていたんですが、修正が間に合わなかったですね。それでも、試合自体は楽しめたので、今後は今日の悔しさを各々がしっかり反省して次に活かしてくれれば良いなと思っています」と話し、悔しさを滲ませつつも、次なる戦いへと前を向いた。
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