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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
ハヌマンズ | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | - | - | 5 |
ドランクドッグス | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | - | - | 3 |
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両代表がチームを鼓舞する一発!!ハヌマンズが真夏の新星対決を制す!! |
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最高気温が35℃に達し、猛暑日となった8月11日。この日も各地で気温にも負けない熱き戦いが繰り広げられる中、東京都目黒区の碑文谷野球場では、3部リーグHブロックの決勝トーナメント進出の可能性を残したチーム同士の大一番「ハヌマンズ × ドランクドッグス」の一戦が行われた。
戦いの先攻は、今季Victoriaに初参戦を果たしたハヌマンズ。監督の竹花がエースで主砲を担い、持ち前の明るさでチームを鼓舞する。若さ溢れるフレッシュなチームを率いる竹花監督は「Victoriaリーグ初参戦ですが、今チームが非常に良い状況なので、甲子園より熱い試合を目指して頑張ります。絶対勝ちます!」と気合十分といった様子。 また、1番を打ち、セカンド守備では堅守を誇る増山は「今までやってきた試合も良い流れで来ていますので、その流れのまま勝てるように頑張ります。今シーズンは調子が良いので、足を生かして点を取りたいと思います」と語り、リードオフマンとしての躍動を誓った。
対する後攻は、ベテランと若手が融合し、こちらも今季初参戦のVictoriaで健闘を見せているドランクドッグス。この日は若手不在でベテラン中心での戦いとなったが、チームの指揮官・豊岡監督は「今季初めてVictoriaに参戦してますが、現状1勝2敗で今日負けると先がなくなるので、暑いですがおじさん中心のメンバーで一生懸命頑張りたいと思います」と話し、ベテランメンバーの活躍に期待を寄せる。
また、この日「年に1回2回あるかどうか」という先発投手を任された出石は「今日は暑いですが、打つ方でも投げる方でもチームに貢献できるように頑張ります。今年は例年より長打が出ていますが、調子に乗らずに大振りは適度に頑張ります」と語り、投手で1番打者と大車輪の活躍が期待される。
そんなVictoria初参戦ながら、決勝トーナメント進出の可能性を残す両雄の戦いは、午前11時10分にプレーボールとなり、初回は両チーム無得点と静かな立ち上がりとなるも、直後の2回からゲームが動いた。2回表ハヌマンズは、4番生田目がヒットで出塁すると、迎えた5番竹花が力強く振り抜いた打球は右中間フェンスを越えるツーランホームランとなり、2点を先制する。さらに続く6番野正が死球で出塁すると、俊足を活かし二盗、三盗を決め、0アウト3塁の追加点のチャンスを作る。7番は凡退も、8番石井のピッチャーゴロの間に3塁ランナーの野正が好走塁を見せホームイン、ハヌマンズが野正の俊足で3点目をあげる。
反撃に出たいドランクドッグスは直後の2回裏、先頭の4番豊岡が左中間フェンスを越えるホームランを放ち、1点を返す。この指揮官のホームランで勢い付いたドランクドッグス打線は、5番佐藤がサード内野安打、6番大淀が内野エラーで出塁し、0アウト1,3塁のチャンスを作る。7番は凡退も、8番細川のセンターへの犠牲フライで1点を返し、1点差に迫る。続く9番平井がレフト前ヒットを放ちチャンスを広げるも、ここはハヌマンズ竹花投手が踏ん張り、1点のリードを守る。
3-2とハヌマンズリードで迎えた3回表、先頭の1番増山がレフト前ヒットを放ち、守備がもたつく感に2塁をおとしいれると、すかさず三盗を決め、続く2番柳田の内野ゴロの間にホームイン。試合前の宣言通り、持ち前の俊足で1点を奪取した。さらに攻撃の手を緩めないハヌマンズは、3番杵渕が死球で出塁し盗塁でチャンスを広げると、5番竹花がセンター前へ鋭い打球を放ち、2塁ランナーがホームイン。1点を追加し、5-2とリードを3点に広げる。
離されたドランクドッグスだが4回以降は投手の出石が立ち直り、力のあるストレートを軸にハヌマンズ打線を抑え、味方の反撃を待つ。すると4回裏、2アウトから7番野田がレフト線への2ベースヒットで出塁し、続く8番細川の打球はサードゴロで凡退かと思われたが、この打球をサードが弾き、その間に2塁ランナーが一気にホームイン。ドランクドッグスが1点を返し、2点差に迫る。
迎えた5回、表のハヌマンズの攻撃を0点で抑え、反撃に出たいドランクドッグスだったが、ここはハヌマンズ竹花が立ちはだかり、三者凡退。6回表、ハヌマンズが猛攻に出るも、時間切れで試合終了。5回までのスコアを採用し、5-3でハヌマンズが勝利を収め、決勝トーナメント進出に向け一歩前進した。
ゲーム後、勝利インタビューに答えた生田目主将は「狭い球場で、みんな最初は欲を出してブンブン振り回してましたが、途中から繋がるようになって点数が入って良かったです」と、勝利に安堵の表情を浮かべた。さらにMVPに選ばれた指揮官の竹花監督は「暑かったですが、良い雰囲気で試合ができたので幸せでした。3年前チームを立ち上げて、世界一楽しく野球ができるチームを目指してやってきています。次戦も楽しく、そして勝てればいいなという気持ちで挑んで行きたいと思います!」と、弾ける笑顔で次戦へ向けての抱負を語ってくれた。
一方、自らチームを勢い付けるホームランを放つも、惜しくも敗退したドランクドッグスの豊岡監督は「今日のメンバーは平均年齢46歳ぐらいでしたが、おじさんにこの暑さは辛かったです。次戦はベストメンバーで戦いたいです」と悔しさをにじませ球場を後にした。
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