TOP > Victoriaリーグ3部(2019年) > バックナンバー > 「エース中津が完投勝利!MR.cherryboysが昨年のリベンジ!!」
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         G-mates       0        0        0        1        0        0        0        1    
   MR.cherryboys       0        0        2        0        0        1        ×        3    
白熱の投手戦は中津に軍配!MR.cherryboysが接戦を制し開幕白星スタート!!
平成の時代が終わり、新時代を迎えた2019年5月。各リーグで盛り上がりを見せる中、東京都世田谷区の世田谷公園野球場では、令和初取材ゲームとなる「G-mates × MR.cherryboys」のVictoria最激戦区3部リーグHブロックの一戦が、5月12日に行われた。 戦いの先攻は、2014年以来5年ぶりの決勝トーナメント進出を狙い、さらに2部昇格を目論む、ここまで開幕3連勝中と絶好調のG-mates。上手から今季より代表を代行している海津は「たまたま3連勝中ですが、流れや雰囲気は悪くないです。MR.cherryboysさんは城南地区の強豪なので、簡単な試合にはならないと思います。まずはしっかり守りでリズムを作り、攻撃はチャンスも多くないと思うので、ここ一番でしっかり集中して力を発揮したい」と3連勝中で勢いに乗りながらも、一切の油断は見せない。
また、チームの攻撃の要であり、3番を打つ村岡は「大事な場面でしっかり打って、全勝キープできるように頑張ります」と活躍を誓った。 対する後攻は、目黒区野球連盟1部に所属するMR.cherryboys。昨年Victoriaリーグに初参戦を果たすも僅か1勝しか挙げることができず、今シーズンに懸ける思いは非常に強い。そんなチームを率いる森崎監督は「今日はVictoria初戦ということですが、昨年はG-matesさんに予選リーグで負けているのでリベンジしたいです。不在のメンバーもいますが、そのメンバーの分まで全員野球で勝ちたいなと思います」と語り、リベンジヘ向けて虎視眈々といった様子。
また、先発を任されたエースの中津は「コントロールが課題なので四死球を出さないように気を付けて、試合を作り、味方を信じるのみです。今シーズンはここまでコントロールが良いので、今日も四死球0で乗り切りたいです」と試合に向けての課題と意気込みを語った。 そんな両雄が相対する事となった戦いの火蓋は、午前9時5分のプレーボールで切って落とされ、初回からMR.cherryboysが先制のチャンスを迎えた。1番2番は凡退するも、3番古山(樹)がサードへの強襲ヒットで出塁すると、快足を飛ばし2盗、3盗を決める。4番本山は四球を選び、すかさず2盗を決め2アウト2.3塁とチャンス拡大。ここで5番中津を迎えるも、G-mates先発投手の橋本(知)がピッチャーフライに仕留め、無得点に終わる。対するG-matesも2回表、5番浅井が強烈なライト前ヒットで出塁すると、6番関場も鮮やかなライト前ヒットで続き、1アウト1.2塁のチャンスを作る。しかし、ここは試合前にコントロールを課題に挙げていたMR.cherryboys中津が丁寧なピッチングを披露し、後続を抑え得点を許さない。
試合が動いたのは3回裏、先頭の1番森崎が左中間へのツーベースヒットで出塁、2番篠原は送りバントを決め1アウト3塁とすると、迎えた3番古山(樹)がセンター前ヒットを放ち、MR.cherryboysが先制点を挙げる。さらに古山(樹)が2盗、ワイルドピッチで3塁へ進むと、4番本山のセカンドへの内野安打でホームイン。MR.cherryboysが2-0とリードを広げた。 しかし直後の4回表、G-matesが反撃に出る。先頭の3番村岡が四球を選び、4番は凡退も、5番浅井がこの回2個目となる四球を選び、1アウト1.2塁のチャンスを作る。6番は凡退も、7番橋本(知)の内野フライが相手のミスを誘い、2塁ランナーが一気にホームイン。G-matesが1点返し、1点差に迫る。
リーグ戦3連勝中と勢いに乗っているG-matesが巻き返しを見せる中、そんな空気を一気に振り払ったのがMR.cherryboysの4番本山だった。力強く振り抜いた打球は右中間真っ二つ。これがランニングホームランとなり、最終回を前にリードを2点に広げる。最終回、G-matesは代打の海津がセンター前ヒットで出塁するも、後続が続かずゲームセット。試合前注目選手に名前が挙がっていたエースの中津が粘りのピッチングを見せ完投勝利。MR.cherryboysがリーグ戦初戦を勝利で飾った。 ゲーム後、勝利インタビューに答えた森崎監督は「3勝負けなしのG-matesさんだったので、胸を借りるつもりで行きましたが、苦しい試合でした。G-matesさんは打順に関係なく、バットをきっちり振り切ってくるので、下位でも全然油断できない打線でした。正直よく1点で抑えられたなという印象です。中津は自信にしてもらいたいです。来週、再来週とリーグ戦が2試合入っているので、両方勝てるように調整し、決勝トーナメントに行きたいです」と語り、チームを勝利へ導いたエースを労い、チームの今後の飛躍を誓った。
一方、善戦するもリーグ戦4連勝とはならなかったG-mates。代表代行の海津は「完敗でした。相手は守備ではミスなく、攻撃では効果的に加点していました。うちはチャンスで1本出ませんでしたし、集中力とチーム力の差を感じました 」 と語り、冷静に敗戦を振り返った。
また、今後について 「目標は2部への昇格です。まずは決勝トーナメントにしっかり出ることを目指して、リーグ戦残り2試合になりますが、最少失点で抑え、効率的に点を取って行きたいです」と2部昇格へ向けての意気込みを語り、締めくくった。
【MVPインタビュー】 #21 中津 尚雄
【監督インタビュー】 #1 森崎 雅彦
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