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両新星が神宮の舞台で激突!!どちらが勝ってもVictoria初の栄冠!!
リーグ発足2年目の2014シーズンから毎年の如くリーグ最激戦区の争いが繰り広げられてきた3部リーグは、今季も昨年同様リーグ最多となる48チームが集い、頂点の座を争った。
そんな今大会を振り返ると、先ずAブロックで存在感を放ったのが、共に5勝1分けの負け無しで1、2位通過を分け合ったBrightness芝浦オールスターズの2チーム。互いに決勝トーナメントでは1回戦で涙を呑み悔しさが残るシーズンの幕切れになってしまったものの、来季こそはの悲願達成を予感させる戦いぶりであったと言える。
続くは、何れも上位3チームまでが決勝トーナメント進出を決めるなど大混戦となったB、Cブロック。その中でも一際目立つ躍進を果たしたのがBブロック3位、ワイルドカードから見事決勝への切符を掴み取った新星Big Dipperではなかろうか。予選通過こそ同じく新星のアスリーツNEW Blue Windsに阻まれギリギリではあったが、決勝トーナメントに入ってからはその実力を遺憾なく発揮。Aブロック首位通過のBrightnessと相対した初戦を完封で制し勢いづくと、続く2回戦では期待の新星対決となったALLMAXとの激闘を先行逃げ切りで勝利。更に、決勝進出を懸けた大一番では先制を許しながらも、終盤にゲームをひっくり返す粘り強さを見せつけ逆転勝利。試合を重ねる毎に心技体を研ぎ澄ませていく若武者が如何にして初参戦での初優勝を達成するかには大注目である。
また新星の躍進と言えば、D、Eブロックで首位通過を果たしたブレーブスHarrierに加え、Fブロック2位通過の川崎モリーズといった名前も挙がる。中でもブレーブスに関しては、Big Dipperと同様に初参戦での決勝進出を決めるなど大躍進。若武者故に荒削りな部分は多少あるものの、ポテンシャルの高さは証明済みであり、決勝の舞台でも大いなる躍動を期待したい。
その一方、ファイナルの舞台こそニューカマーである2チームに譲ったものの、常連組として力を誇示したのが、F、Gブロックからそれぞれ決勝トーナメントへと勝ち進んだ横浜ゴーヘッズAlbatrossCHUYANS+の3チームである。横浜ゴーヘッズが今大会唯一となる6戦全勝を飾れば、Albatrossはリーグ最少失点とる僅か4失点で予選突破。また、CHUYANS+に至っては、予選リーグこそ2位通過に甘んじたものの、決勝トーナメントの戦いでは初のファイナル進出にあと一歩と迫る活躍を見せ、その実力を証明した。
更には、同じく準決勝まで駒を進めたKawaguchiClubの躍進も見事であり、大いに今大会を盛り上げた存在と言え、4者共に悲願成就とまではいかなかったが、間違えなく近い将来のタイトル奪取を予感させる戦いぶりであった。
何れにしても、48チームによって数々の熱戦が繰り広げられた最激戦区の争いも残すは決勝カードの一戦のみ。昨年に続き、新星同士の頂上決戦となったファイナルマッチは、来たる12月24日のクリスマスイヴ、決戦の地・明治神宮球場を舞台に第1試合としてプレーボールとなる。
「大人になっても、休日に気が合う仲間と真剣に勝つ野球をやりたい!自分達も強豪チームと呼ばれるようなりたい!」との一心で結成されたBigDipper。昨年11月にメンバー集めを開始し、仲間が仲間を呼び、一度、顔を合わせたら、また来たいと思うような雰囲気が自然とでき、活動を開始したのはなんと、開幕1ヶ月前の2月。だが、そんな結成僅か1年足らずのチームも、今ではどのチームにも負けない揺るぎない絆で結束された集団となり、決勝の切符を勝ち取るまでに成長した。
そんなチームのスローガンは『全力野球』。選手全員が「1試合、1球を大事にして、全力で取り組む」を合い言葉に最激戦区の戦いを勝ち抜いてきた。その中で、守の軸となるのが投手陣である平野、矢内、氏家の3本柱。矢内 ・氏家が予選を投げ切れば、決勝トーナメンはでエースの平野がきっちり投げ切っての決勝進出とあって、彼らの出来が勝利の鍵と言っても過言ではない。また、3選手共に打っても主軸を担いうなど、投打での活躍が期待される。
また、そのピッチャー陣をリードする扇の要である小川は絶対に欠かせない存在。巧みなリードでディフェンスを引っ張る事は勿論、打撃面でもBigDipperが誇る長距離砲であり、ファイナルを懸けた準決勝でも決勝打を放つなど攻守での躍動が期待される選手だ。
また、他にも鉄壁の守備を誇るショート小芝、セカンド河原井に、金野・林田は元気でチームを盛り立てるムードメーカー。更には、村上監督がヒーロー候補として名前を挙げた強打が自慢の阿部など注目選手は目白押しであり、どこをとっても死角は無い。
果たして、期待の新星Big Dipperが如何にして頂点へと登り詰めるのか!?「決勝戦も全力野球で勝ちにいき必ずタイトルを取ります」の宣言通り、初出場での初タイトル獲得を狙う!!

#6 阿部 遼太 (外野手)  1993年7月1日生まれ  錦城学園高等学校~流通経済大学

左右に打ち分ける打撃が持ち味。
身体は小さいが、野球センスは無限大。
BigDipperの若き選手会長として持ち前のガッツでチームを引っ張る!

『 いつもチームの事を考え、みんなを引っ張ってくれる村上監督の為にも必ず優勝します!2017年の締めくくりに相応しい阿部の一打で決めます! 』

#10 小川 啓太 (捕手)  1992年10月4日生まれ  原町高等学校~流通経済大学

年間70試合程全てマスクをかぶるBigDipper扇の要。
打ってもBigDipperが誇る長距離砲で、その飛距離はチームメイトすら驚く。
神宮ファイナルでも、その打撃を見せつける!

『 2017年最後にふさわしい試合をし、必ず監督を胴上げする!!バックスクリーンにぶち込みます! 』

#23 平野 智章 (投手) 1993年5月31日生まれ  千葉経済大付属高等学校~日本大学

多彩な変化球を操るBigDipperの技巧派エースピッチャー。
粘り強い投球が持ち味で打っても4番を任される大砲。
投打共にBigDipperに無くてはならない存在。

『 神宮球場で村上監督を胴上げ出来るよう、しっかり準備して臨みます。レフトスタンドにぶち込み、必ず勝ちタイトルを取る!! 』
決勝での相手となるBig Dipper同様、初出場にして見事決勝への切符を手にした若き新星ブレーブス。そのチームの成り立ちは、中学時代の所沢市選抜チームを母体とし2014年に発足。今では、指揮官である吉添(貴)代表の下、総勢28名の選手達が集結し、参戦1年目にしてタイトル奪取を目前にするチームへと進化を遂げた。
そんな彼らの戦いぶりを振り返ると、予選Dブロックを5勝1敗の首位で通過すれば、決勝トーナメントに入ってからもその勢いは衰える事なく猛進。特に決勝進出を懸けたCHUYANS+との大一番では、初回に2本のHRで先制し試合の主導権を握ると、後半の猛追を1点差で躱し決勝進出。まだまだ成長段階のチームとあって荒削りな部分はあるが、個々のポテンシャルは大いなる可能性を秘めており、神宮の舞台でも攻守に渡る躍動が期待される。
その中で先ず、守の中心となるのがチームの代表にして扇の要となるキャッチャーの吉添(貴)に、キャプテンとして内野陣を纏めるショート杉本。更に、宮田、矢内といった若手が新加入した投手陣の中で、最近満を持しての復活を遂げたエース石川がディフェンスの柱となる。一方の攻撃面では、チーム1、2位を争う俊足の持ち主である石津、藤澤がチャンスメーカーならば、長打力が期待される伊藤、羽田、冨岡を始め、大事な場面で結果を残してきた吉添(直)、石井らが得点源を担う存在。また、意外性のある打撃が持ち味の早瀬、畑野、市川といった面々も名を連ね、何処からでも得点を奪える布陣だ。
まさに、攻守が絶妙に噛み合う形で最激戦区の戦いを勝ち抜いてきたブレーブス。果たして、明治神宮野球場という大舞台でどのようなパフォーマンスを披露しタイトル奪取を成し遂げるのか!?若き新星が初の栄冠を懸け、いざ出陣する!!

#1 石井 康太 (内野手)  1993年9月24日生まれ  狭山清陵高等学校~淑徳大学

発足当初からの古株で、チームのムードメーカー。
左右どちらにも打てる長打力が魅力でもあり、此処ぞという場面では小技も使える巧打者。彼が躍動した時、ブレーブスの優勝間違いなし。

『 無理せず気楽に神宮を楽しみます!スタンドイン目指します! 』

#6 石津 達也 (内野手)  1993年6月14日生まれ  日本大学第二高校~東海学園大学

セカンドとしての堅実な守備とチーム1、2を争うスピードスター。
小技は何でも出来、時折見せる長打で一気にベースを駆け抜ける。
まさに攻守での活躍が期待されるキーパーソン。

『 とにかく勝つ!勝つ!勝つ! 』

#15 石川 直人 (投手)  1993年4月13日生まれ  狭山ヶ丘高等学校~駿河台大学

満を持して復活を遂げたチームの絶対的エース。
直球、変化球と低めにコントロールできる制球力が最大の武器。
神宮のマウンドで見せる力投こそがタイトル奪取の鍵となる。

『 堂々したピッチングをし、優勝目指す! 』