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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
リカーズベースボールクラブ | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
世田谷SAVEON | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | × | 8 |
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デビュー戦で圧巻の攻撃力を披露!シーソーゲームは世田谷SAVEONに軍配!! |
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4月27日。清々しい晴天に恵まれ最高の野球日和となったこの日、神奈川県横浜市の岸根公園野球場では3部リーグの戦い、「リカーズベースボールクラブ VS 世田谷SAVEON」の一戦が行われた。
先攻のリカーズベースボールクラブは今日が3戦目。だが過去2戦を振り返ると、接戦を演じながらも1敗1分と思うような結果を残せていないだけに、何としても勝ち点3が欲しいところ。
そんなチームを率いる石塚監督はゲーム前、「今年の3部はレベルが上がりましたね。今日の相手も若いチームで苦戦しそうですけど、初勝利を目標に頑張ります」と意気込みを語り、先発マウンドに送る野沢をはじめ選手全員の奮起を期待した。
対する後攻の世田谷SAVEONは、今シーズンからVictoriaに参戦を果たした平均年齢24歳のニューフェイス。今日がリーグ初戦という事に加えて初取材ゲームと相成って選手達のモチベーションは最高潮だ。そんなフレッシュ尽くしのチームを統率する本間監督はゲーム前、「今日は自分が先発なんですが、フォアボールを出さないように投げたいと思います。初戦を勝って良い流れを作りたいですね」とコメントし、マウンドから仲間を牽引する。
共にリーグ1勝目を目論む両陣営。ゲームは午前9時10分のプレーボールで始まり、序盤から激しく火花を散らした。
1回表、「コントロールに気をつけたい」と言っていた言葉とは裏腹に、立ち上がりの制球に苦しむ本間から1番寺元、3番清水が四球で出塁。更には4番村上も死球で出塁し満塁へとチャンスを広げると、続く5番福島の放ったファーストゴロがフィルダースチョイスを誘う一打となり、リカーズベースボールクラブが幸先良く1点を先制する。
だが直後の1回裏、この1点で目が覚めた世田谷SAVEONがすかさず反撃に出る。
チームのムードメーカーである2番山崎のレフト前ヒットを皮切りに、四球とエラーというラッキーも重なり満塁のチャンスを作り出すと、6番佐々木が野沢のストレートを叩くセンターへの2点タイムリーを放ち逆転に成功。
これでリズムを掴んだ打線は続く2回にも、3ベースヒットで出塁した本間を3塁に置き、9番柏崎が放ったレフトへの犠飛で1点追加。3対1とその差を2点に広げ、試合の主導権を握った。
しかし迎えた3回表、この展開にリカーズベースボールクラブ打線も黙ってはいなかった。
1アウトから3番清水がレフトへのクリーンヒットで口火を切ると、4番村上は四球を選び1、2塁。この場面で5番福島が放ったライナー制の強打がセカンドのエラーを誘い1点を返すと、尚も続くチャンスに7番野沢。「取られた分は取り返す」と言わんばかりに本間の投じた4球目を強振した一打は、左中間を真っ二つに破る起死回生の2点タイムリー2ベースとなり、自らのバットでゲームをひっくり返した。
だがしかし、折り返しとなった4回裏。又しても追いかける立場となった世田谷SAVEON打線は、四球と送りバントで得点圏にランナーを進めると、1番安東の放った飛球が相手センターのグラブを弾くタイムリーエラーとなり試合を振り出しに戻した。
4回を終わって4対4と、正に一進一退の攻防となったシーソーゲーム。5回の攻撃は互いに無得点で終え、引き分けの雰囲気も漂い始める中、ゲームが動いたのは6回だった。
リカーズベースボールクラブの攻撃を、この試合を通じて初の三者凡退で切って取った世田谷SAVEONがその裏、1アウトから9番柏崎、1番安東が連続四球で1、2塁の場面を演出。するとこのチャンスに2番山崎が「次に繋ぐ気持ちと自分が決めてやるという強い思いが良い結果を生みました」とゲーム後に語ったライトオーバーのランニングホームランを放ち、一挙3得点。更に動揺を隠せないリカーズベースボールクラブ守備陣の乱れで、ダメ押し点を加え勝負あり。
2度の劣勢を撥ね除けた世田谷SAVEONが乱打戦を制し、デビュー戦を白星で飾った。
一方、又しても勝利から見放されてしまったリカーズベースボールクラブ。だがリーグ戦はここからが勝負であり、残り3戦を全勝で駆け抜ける底力を見せてほしい。
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【MVPインタビュー】 #09 山崎 貴之
【監督インタビュー】 #18 本間 優 |
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