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どちらが勝っても初のタイトル獲得!新旧の猛者対決の行く末とは如何に!?
2012シーズンのスタートから7年という月日が流れた2部リーグの戦いも、今や最高峰リーグに匹敵する熾烈なバトルが数多く繰り広げられるようになり、言うまでもなく頂点への道のりは年を追う毎に過酷さを極めている。
そんな最高峰へのステップアップを懸け、25チームが火花を散らした今大会を振り返ると、まずAブロックで存在感を示したのが、リーグ最多得点数を誇り、初参戦組では唯一1位で予選突破を果たしたアンドバランス。その勢いのまま挑んだ決勝トーナメントでは、まさかの1回戦敗退と奮わなかったものの、来季以降の更なる活躍を予感させる戦いぶりであったと言える。
また、このブロックでは勝ち点で並び得失点差で2、3位を分け合った世田谷ペンギンズSCRATCHに加え、ワイルドカード枠から鍛鷹綻の3チームが予選突破。中でも世田谷ペンギンズに至っては、共に決勝トーナメントを勝ち進んだSCRATCHとの準決勝戦を圧倒的なパフォーマンスで制し、6年越しとなる悲願の決勝進出を果たした。 続くBブロックから決勝トーナメントへとコマを進めたのがハリウッドフューチャーズユキム ハイエンド ボーイズの面々。初参戦となった昨年、予選敗退で苦汁をなめただけに2年目の進化を見せつけ予選突破を果したフューチャーズの活躍はあっぱれであったが、特に輝きを放ったと言えるのが、攻守においてトップレベルのパフォーマンスを披露するなどブロック全体で唯一の全勝突破を決めたハリウッドだ。初参戦を果たした2013シーズン以来となる悲願達成は又しても叶わなかったが、6年間で予選突破を逃したのが1回のみという成績は大いに称賛に値するものであり、彼らが決勝の舞台へと立つ姿が待ち遠しい限りである。 そんなベテラン勢の活躍が際立ったA、Bブロックに比べC、Dブロックで力を見せつけたのが若手のホープ達だ。無論、SAMURAI.BOYS漁火とん吉マリモーズ情熱チキンといった常連組も存在感を誇示したが、それ以上に実力を発揮したのが、何れも3部からの昇格組で若手の有望株であるKing☆JohnnyブレーブスBig Dipperの3者。その中でも群を抜く結果を残したのが、予選こそワイルドカード枠での通過に甘んじたものの、決勝トーナメントの戦いでは本来のポテンシャルを披露し、見事2年連続で神宮の舞台へと降り立つ事となったBig Dipperではなかろうか。Victoriaの歴史では初となるノンストップでの最高峰リーグ昇格を決めた彼らが、如何なる形で初タイトルを獲得するのか目が離せない。 果たして、新旧の猛者が対峙する事となったファイナル決戦の行く末とは如何に!?どちらが勝っても初タイトル奪取となる大注目の一戦は、来たる12月23日、ファイナル第1ラウンドで雌雄を決する!!
昨年、初参戦ながら最激戦区の3部リーグでファイナルの舞台に立つも、悔しい敗戦を喫し準優勝に終わった若武者Big Dipper。
あれから1年、敗北を受け入れ再び前だけを見据えた彼らは今季、「全力野球」を合い言葉に年間約85試合をこなすなど、一回りも二回りも大きく成長。予選リーグこそ苦戦し、昨年同様ワイルドカード枠での突破に甘んじたものの、決勝トーナメントに入ってからは昨年を上回る強い気持ちと結成僅か2年とは思えない抜群のチームワークで勝ち抜き、見事2年連続での決勝進出を果たした。
そんなリベンジに燃えるBig Dipper最大の強みと言えばディフェンス面。決勝トーナメントでは3試合で僅か4失点に止めた平野、勝間田のダブルエースに氏家を加えた3投手を柱とし、時にはマウンドにも上がる強肩キャッチャーの宇田川、鉄壁の二遊間を誇る小芝、三澤らが守の中心。その小芝、三澤の2人に関しては攻撃面でも1、2番コンビを組むなど攻守での活躍が期待され、ズバリ彼らの躍動なくしてBig Dipperの勝利はあり得ない。
また、その攻撃面で言えば、フルスイングからの長打に期待の南、平野、小川、勝間田といったロングヒッターに、矢内、阿部、宇田川など伏兵達の存在も決して侮れず、中でもチームを率いる村上監督が一番の期待を寄せるのが、どんなポジションもこなすオールラウンダーの宇田川で、攻守に渡って今季の飛躍を支えた立役者と言っても過言ではない。さらに言えば、大きな声を出しチームの士気を高める林田、金野のムードメーカー2人の存在も欠かす事は出来ず、まさにチーム一丸での決勝進出と言えるのだ。
果たして、大いなる進化を遂げた若武者が再びの大舞台で如何なるパフォーマンスを発揮するのか!?

#1 小芝 規裕 (内野手) 1995年1月20日生まれ 千葉経大付属高等学校~日本大学 鉄壁のディフェンス力を誇る遊撃手。強肩に加え守備範囲の広さも兼ね備える。 打ってはトップバッターとしてチームを引っ張る中心的存在だ。 この男の存在無くしてBig Dipperの勝利はありえない!

『 昨年は悔しい思いをしたので、今年は何としてもタイトルを獲りたいと思います!2018年最後にふさわしい試合をします! 』

#4 三澤 涼太 (内野手)  1993年5月4日生まれ  千葉経大付属高等学校
走・攻・守 3拍子兼ね備えたBig Dipper主力内野手。 身体の線は細いが長打力もあり、その飛距離はチームメイトも驚く。 野球センス抜群のこの男がチームを頂点へと導く!

『 ここまできたら優勝しかない!一致団結し必ず勝つ!レフトスタンドぶちこみます! 』

#16 宇田川 遼太 (捕手・投手) 1994年6月5日生まれ  昭和学院高等学校~駒澤大学
全てポジションをこなすBig Dipperが誇るオールラウンドプレイヤー。 今年は主に投手・捕手をメインとし、その強肩には眼を見張るものがある。 打っては準決勝で見せた長打力もあり、Big Dipperに欠かせない存在だ!

『 2018ファイナルは何にが何でも勝ちたい!平常心で、いつも通りに頑張ります! 』
Victoria初参戦から6年目を迎えた今シーズン、ベテラン、中堅、若手、全ての選手が持てる力を存分に発揮し、見事ファイナルの切符を手にした世田谷ペンギンズ。その彼らの戦いぶりは、予選リーグこそ今一つ噛み合ない部分もあったが、決勝トーナメントに入ってからは攻守共に抜群のパフォーマンスを披露。特にファイナル進出を決めた準決勝の一戦では、終始ゲームを支配した圧巻のコールド勝ちを収めるなど、「今季こそ悲願達成を!」という執念が顕著に表れた戦いであったと言える。
まさに、初タイトル奪取へ抜かり無しといったペンギンズだが、今が過去最高のチーム状態ではないだろうか。ディフェンス面では、40代の佐々木、須山を中心に30代の堂前、左腕長井、あるいはベテランの積田といった投手陣に加え、その面々をリードするキャッチャーには経験豊富な迎里が据わる。 また、内野陣のポジション争いは熾烈で、キャプテンの工藤、張、勅使河原、武藤、石井、是澤、稲葉らタレントが揃っている。さらに、外野陣も加治、上原、山口(和)、村上らが最後の砦を築き、鉄壁ディフェンスを形成する。
一方の攻撃面でも、これまで名前の挙がった面々で強力打線を構築。中でも、主砲の迎里に関しては予選リーグから決勝トーナメントまで、チーム51得点中12打点をたたき出すなど毎試合安打と絶好調。他にも張、加治が高出塁率を誇っており、主軸の迎里、勅使河原のタイムリーで得点を積み重ねていくのが攻撃パターンだ。 また今季は、「出塁」と「走塁の意識」をテーマに掲げ、チームのために何が出来るか、どうすれば塁に出れるかを全員が考えており、その高い意識の走塁もペンギンズの得点源を担っているのだ。
そんな走攻守全てにおいて充実の世田谷ペンギンズが如何にしてVictoria初タイトル奪取を成し遂げるのかには大注目である!!

#13 須山 晃次 (投手)  1977年5月16日生まれ  浜松北高等学校~早稲田大学~インディアナ大学
長年に渡り、ペンギンズ投手陣を引っ張ってきた男。 ストレートとスライダーを軸に投球を組み立てるが、カーブ、フォーク、シュートと球種は多彩。 有終の美を飾るべく、Mr.ペンギンズが神宮での躍動を誓う!

『 この決勝戦が草野球引退試合なので、最後は気持ちで投げる! 』

#14 張 乙清 (内野手)  1984年11月10日生まれ  桐蔭学園高等学校~明治学院大学
出塁率の高さはチーム最上位。 今季の打率も3割を超え、まさにペンギンズ打線の中心選手。 また、熱いハートを持つ彼は、プレーだけでなく声でもチームを引っ張る存在だ。

『 自分の仕事は主砲に100%繋ぐこと。足の速い選手、チャンスで打つ打者、キレのある投手、ベンチからの声掛け、メンバー全員の強みを繋いで優勝するぞ! 』

#28 迎里 幸二 (捕手)  1983年2月12日生まれ  沖縄水産高等学校
攻撃、守備、飲み会、全てにおいて欠かせない男。 低迷していたチームを基礎から作り上げた功績は計り知れない。 決勝戦でも彼の活躍がチームの勝利に直結する!

『 普段こういう球場で試合をしていない選手を経験させ、今後のペンギンズにとって意味のある試合にしたい。毎試合必ずチャンスを作って私の打席に回してくれるので、みんなの気持ちを汲み取り、試合に臨む。 』