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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
サンタリンクス | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
getters | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
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サンタリンクスがAブロック3位に浮上!エース田村を中心に鉄壁の守備陣!! |
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真夏の暑さが少し和らいだ8月17日午前10時。神奈川県川崎市の宇奈根第2球場では、2部リーグAブロックの戦い「サンタリンクス 対 getters」の一戦が行われた。
その対決の先攻であるサンタリンクスは、ここまで1勝1敗1分という成績だけに今日の戦いは大事な一戦。上位争いに食い込むため何としてもモノにしたいゲームを前に山内代表は、「守は先発の田村がエースとしての役割を果たし、攻では4番吉川、5番上條といった主軸が仕事をしてくれれば勝てると思います」と自信のコメント。エース田村も「自分のピッチングである『打たせて取る』をテーマに投げたいと思います」と語り、同級生で結成されたチームの強い絆を武器に目の前の一勝を獲りにいく。
対する後攻のgettersは、今季からVictoriaリーグ参戦を果たし、ここまで2連勝と波に乗る。だがそれでもチームを率いる井戸監督はゲーム前、「2連勝と言っても相手のミスで勝たせて貰ったようなものなので、今日も胸を借りるつもりで戦いたいと思います。何よりエース小林を中心に、ミスなくと言うよりミスしても全員でカバー出来るかが重要になってくると思います」と謙虚な姿勢。また、先発のマウンドに上がるキーマン小林も「ぐいぐい押していくタイプではないので、キャッチャーのサイン通りに投げて、打たせて取るピッチングを心掛けたいと思います」とコメントし、エースで4番の大黒柱が攻守でチームを3連勝へと導く。
その両者の対決は1回、先にマウンドに上がったgettersのエース小林が、左打者を並べた相手上位打線を三者凡退に切って取れば、対するサンタリンクスのエース田村も負けじと上々の立ち上がりを披露。先頭の1番永根を1球でサードフライに打ち取ると、2番村上をレフトフライ、3番高山をファーストゴロに仕留め、互いに持ち味を見せつけた。
そんな静かな滑り出しとなったゲームだが2回、サンタリンクス打線が試合を動かす。
山内代表が攻撃のキーマンに挙げた5番上條が1アウトから出塁。続く6番依田、7番佐藤が四球と内野安打で繋ぎ満塁へとチャンスを広げると、8番宮下が押し出しの四球を選び1点を先制。更には9番安原が初球をセンターへと弾き返し2点目を奪うと、エラーと押し出しでも加点し、この回一挙4得点を奪取した。
相手のミスにも助けられた先取点ではあったが、エースへの援護射撃としては十分すぎる先制攻撃。そんな打線の奮起に田村も力投で応える。
直後の2回裏に2つの四球から2アウト1、3塁のピンチを背負うものの、8番角田をセンターフライに打ち取り無失点。続く3回は1アウトから1番永根に内野安打での出塁を許すが、圧巻の牽制アウトでチャンスの芽を摘む。更に4回に招いた2アウト2塁のピンチでは、センター依田の好プレーにも助けられ、粘り強いピッチングを続ける。
一方、2回こそ守備の乱れから失点したものの、その後は堅いディフェンスを披露したgetters陣営。3、4回を立ち直った小林がきっちりと無失点に抑えれば、5回からバトンを受けた2番手角田も期待に応える無失点ピッチング。毎回のようにランナーを背負うが要所を締め、止めの追加点を狙うサンタリンクス打線に決定打を許さない。
そんな投手陣の踏ん張りを活かすためにも、反撃へと転じたいgetters攻撃陣。
だがしかし今日の田村に付け入る隙はなく、5回を僅か8球で三者凡退に抑え込まれ、6回もチャンスすら作れず無得点。それでも何とかして一矢報いたい攻撃陣は、最終7回に2アウトから7番田沢が意地の内野安打で出塁し打線を鼓舞するが、続く8番角田がサードフライに倒れ万事休す。最後の最後まで田村を攻略出来ず、ここで力尽きた。
対照的に序盤の好機を見逃さず、そのリードを死守し勝点3を奪取したサンタリンクス。
中でも完封ピッチングを披露し、勝利の立役者となったエース田村はゲーム後、「要所を締められたのが勝ちに繋がったのかなと思います」と内容を振り返り、「みんなで一緒に一戦ずつ勝ち進んで行きたいです」と抱負を語った。
また山内代表も、「一戦一戦自分達の野球をやって、楽しんで野球が出来れば良いと思います」とコメントし、全員野球での上位進出を誓った。
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【MVPインタビュー】 #22 田村 和之
【代表インタビュー】 #52 山内 宏二 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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