TEAM	1	2	3	4	5	6	7	R
れぐるす (V)	0	2	0	0	0	0	0	2
スナイパーズ (H)	0	0	2	0	2	0	×	4

10月21日、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは決勝トーナメント2回戦、れぐるす 対 スナイパーズの一戦が行われた。 先攻のれぐるすは木内投手、対する後攻のスナイパーズは無論エース宮本投手で戦いに挑む。 共に予選リーグを無敗で勝ち上がってきた同士の対決は、2度の雨天中止を経てようやく実現した注目カード。 そして本日、決着をつけるべく舞台は整い両者は激突した。 ゲームは1回、れぐるす打線を三者凡退に抑え、良いリズムで攻撃に移ったスナイパーズは、1番深谷選手が死球で出塁し盗塁も成功させチャンスを作る。 その後2アウトながらランナー3塁の場面で4番堀内選手を迎えるが、ここは木内投手の気迫が優り先制点とはいかなかった。 すると直後の2回表、ピンチを凌いだれぐるすは4番松倉選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く5番青木選手の送りバントが宮本投手のフィルダースチョイスを誘い1、2塁とする。 さらに進塁打で2、3塁としたチャンスに8番木内選手が初球のストレートをレフトへ弾き返し、れぐるすが幸先良く2点を先制した。 3回裏、2点を追う立場となったスナイパーズ打線は先頭の2番小林選手が四球で出塁すると、3番仲宗根選手のタイムリー3ベースでホームに還り1点を返す。 尚も続くチャンスに4番堀内選手が放ったセカンドゴロで仲宗根選手が生還し同点、ゲームを振り出しに戻した。 まさに一進一退の攻防戦となった試合は5回、表のピンチをファースト多々井選手のファインプレーで切り抜けたスナイパーズが裏の攻撃で魅せた。 この回先頭の1番深谷選手が四球で出塁し、今日2つ目となる盗塁を決めると、このチャンスに2番小林選手が1ボール2ストライクと追い込まれてからの5球目をフルスイング。 その思い切りの良いスイングから放たれた打球は左中間を切り裂くランニングホームランとなり、ゲーム終盤での大きな2点となった。 ようやくリードを奪ったスナイパーズだが、このまま黙っていないれぐるす打線が疲れの見えてきた宮本投手に襲いかかる。 6回、代打梶原選手がレフト前ヒットで出塁、3番佐藤選手には気迫のセーフティーバントを決められ1、2塁とされる。 さらに7回、2アウトながら一打同点と立て続けにピンチの場面を作られるが、最後はエースが踏ん張り得点を与えなかった。 最後の最後まで緊迫の展開を見せた好ゲームは、スナイパーズが逆転勝利を飾り、チーム最大の目標である初タイトル獲得へまた一歩前進した。