TEAM	1	2	3	4	5	6	7	R
れぐるす (V)	2	0	2	0	0	0	0	4
Returners (H)	0	0	0	1	0	1	1	3

8月12日、神奈川県川崎市の御幸球場ではVictoriaリーグ2部決勝トーナメント、れぐるす 対 Returnersの一戦が行われた。 リーグ戦無敗で勝ち上がってきた実力派チームれぐるす。多彩な球種を持つ結城投手を先発に送り込む。対するは、enjoy野球をモットーに抜群のチームワークで勝ち上がってきたReturners、監督でもあるエース福士投手でこの一戦に挑む。 れぐるす打線は1回、1アウトから二者連続の死球で出塁、ダブルスチールも成功させ2、3塁といきなりのチャンスを迎える。 ここで打席には4番佐藤（大）選手、『追い込まれていたのでセンターを中心に引きつける意識で打った。』という打球は見事なバットコントロールからセンターへと弾き返され、 この一打で2人が生還、4番がしっかり仕事を果たし2点を先制した。 3回、これ以上の失点は避けたいReturnersだったが、この回先頭の1番岩崎選手にレフト前ヒットで出塁を許すと、続く2番清水選手の送りバントがフィルダースチョイスとなり、ノーアウト1、2塁のチャンスを与えてしまう。さらに続く3番青木選手の送りバントを処理した崎田捕手の悪送球により1点を失う。 尚も続く4番に対し、ここで不用意な一球を投じてしまう。その失投を見逃さない佐藤（大）選手にセンターオーバーのタイムリー3ベースを浴びてしまい、さらに1点を奪われた。 3回までに4点のリードを許したReturners、しかしここから執念の反撃を見せる。 4回、先頭の2番目黒選手が死球で出塁、盗塁も決めチャンスメイクすると、4番小俣選手がレフトへのタイムリーを放ち1点を返す。 さらには6回、2アウトから3番崎田選手、4番小俣選手の連続ヒットに5番田村選手も続き満塁のチャンスを作り出すと、6番青山選手が反撃ムードを高めるレフト前タイムリーを放ち2点目を入れた。 最終回、この勢いで何とか追いつきたい打線は、2アウトから1番金沢選手がライトスタンドにソロホームランを放つが反撃はここまで。 序盤に奪った4点を守りきり、最後の最後まで執念を見せたReturnersを振り切ったれぐるす。試合後、『決勝の舞台を目指すには、まだまだ課題が多い。』と語った土屋監督率いるチームは、今日の勝利に胡座をかくことなく次なる戦いへと進む。