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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
BUZZ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
東京ドナルドダック | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 4 |
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東京ドナルドダックが2連勝!ベテランと新戦力の投手リレーで守り抜く!! |
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最高気温25℃と晴天にも恵まれて、絶好の野球日和となった5月19日。この日、各地で熱戦が繰り広げられる中、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは、1部リーグAブロックのバトル、「BUZZ × 東京ドナルドダック」の一戦が行われ、Victoria公式トレーナー古里 緑が、ゲーム前の東京ドナルドダックのアップ、ゲーム後のBUZZのトレーニングを担当した。
戦いの先攻は、2016年シーズンに準決勝進出を果たすも、2017年、2018年と2年連続で決勝トーナメント進出を逃していおり、今季こそはと3シーズンぶりの決勝トーナメント進出を目指すBUZZ。そんなチームを率いる監督の石黒は「気温が上がってきましたし、良いプレーが出るかと思います。今日は勝ちたいです」と語り、選手の躍動に期待する。
また、チームの攻撃の要であり、4番を打つ主砲内田は「とにかく点を取らないと勝てないので、チーム全員で点を取りにいきます」と、勝利への意気込みを語った。
対する後攻は、2013年最高峰リーグチャンピオンの東京ドナルドダック。タイトル獲得後も毎年優勝候補に名前が挙がるが、2014年以降は、2017年の準優勝が最高成績となり、今季こそ2度目のタイトル獲得を目論む。そんなチームの指揮官・山口監督は「去年はワイルドカードでの決勝トーナメント進出になったので、今年は1位通過したいと思います」と語り、開幕2連勝に向け虎視眈々といった様子。
また、今季から加入した期待の新戦力・下地捕手は「1戦目せっかく取っているので、ここもしっかり取って、決勝トーナメントに行けるようにやっていきたいです。BUZZさんには去年負けていると聞いているので、警戒しながらピッチャーをうまくリードしたいと思います」と語り、活躍を誓った。
そんな両雄が相対する事となった戦いの火蓋は、午前9時10分のプレーボールで切って落とされた。1回表、2回表とBUZZはランナーを出すも、東京ドナルドダック先発根岸の巧な投球を前に、スコアリングポジションにランナーを進めることができず無得点。
試合が動いたのは2回裏、1アウトから5番菊谷がレフト前ヒットで出塁すると、6番井上が死球、7番茂木が四球を選び、1アウト満塁と先制のチャンスを作る。ここで迎えた8番伊藤の内野ゴロで3塁ランナーが還り、さらに1塁フォースアウトの隙に2塁ランナーも生還し、東京ドナルドダックが2点を先制する。さらに1アウト3塁から、9番大石の1塁線を破る3ベースヒットで1点追加、1番児島の内野安打で3塁ランナーがホームイン。試合前のアップが活きたのか、ドナルドが序盤のこの回一挙4点を先取する。
しかし、失点直後の3回表、BUZZの強力打線が反撃に出る。先頭の9番冨田が死球で出塁。1番は凡退も、2番高山のライト前ヒット、3番飯吉の四球で1アウト満塁のチャンスを作ると、捕手の悪送球の間に3塁ランナーがホームイン。BUZZが1点を返す。さらに1アウト1.2塁とし、4番内田の技ありのセンター前ヒットで2塁ランナーが還り、2点差に迫る。なおも1アウト1.2塁とチャンスは続くが、ここは東京ドナルドダック先発根岸が後続を切り、追加点を与えない。
2対4で迎えた中盤4回裏、東京ドナルドダックは8番伊藤が死球、9番大石が四球で出塁すると、ダブルスチールでチャンスを広げ、2アウト2.3塁のチャンスを作るも、ここはBUZZ先発投手の林が踏ん張り、追加点ならず。5回裏も5番菊谷のセンターへの2ベースヒット、6番井上の四球でチャンスを作るも、後続倒れ無得点。
追い付きたいBUZZは6回表、5番丸山のレフト前ヒットや進塁打でスコアリングポジションにランナーを進めるも、この回から登板した東京ドナルドダック杉山が後続を切り、試合は動かない。7回表、BUZZは2番高山が四球で出塁するも、後続が倒れ無得点。東京ドナルドダックが4回裏に挙げた4点を、根岸、杉山のベテランと新戦力の投手リレーで守り抜き、リーグ戦2連勝を決めた。
勝利インタビューに答えた山口監督は「2回に4点取れて、いい流れで行けるかなと思いましたが、チャンスを作りながら追加点が取れずに、2点差まで詰め寄られて、最後まで厳しかったのですが、結果的に勝てて良かったです」と、安堵の表情を浮かべた。ゲーム前のVictoria公式トレーナー古里 緑によるウォーミングアップについては「いつも選手に任せっきりなので、きつくやってもらいました。今後も継続してやってみようと思います」と、手応えを感じていた。さらに「2013年に優勝してから、それ以降タイトルを獲れていないので、今年は優勝したいと思います」と、今季こそのタイトル奪取への思いを語り、締めくくった。
一方、4点ビハインドの苦しい展開の中、2点差まで詰め寄るも惜しくも今季初黒星となったBUZZ。石黒監督は「ピッチャーの出来は良かったのですが、打たれてはいけない場面で打たれてしまいました」と、悔しさを滲ませながらも「うちは強いチームではないので、今後も格上との試合の中で、なんとか勝てるように考えながら戦っていきたいです」と語り、次戦以降の躍進を誓った。
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