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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
TABOO | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | - | 5 |
Revival   | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | - | 4 |
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最高峰リーグ強豪対決はTABOOに軍配!怒涛の反撃を撥ね退け開幕2連勝!! |
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ここ数日に渡って続いた真夏のような暑さから解放され、春らしい晴天に恵まれた5月20日。この日、各地で今季最多となる24カードが開催される中、東京都東大和市の東大和南公園野球場では1部リーグBブロックのバトル、「TABOO × Revival」の一戦が行われた。
戦いの先攻は、Victoria参戦7年目の今季こそ悲願のタイトル獲得を誓う埼玉の雄TABOO。そんなチームを率いる永富監督はゲーム前、「チームの調子としては決して良い状態ではないので、戦い方としては先ず何とか1点を取って流れを作ってから、更に点を積み重ねていければなと思っています。一人一人が役目を果たしてくれれば勝てるという事は常日頃から言っているので、全員がキーマンになるのかなと思っています。その中でも一人名前を挙げるとしたら先発の田中ですかね。彼が踏ん張ってくれれば勝利というものに近づくのかなと思います。相手は強豪のRevivalさんですが、何とか勝って今後に向け勢いをつけられたらなと思っています」と語り、開幕2連勝へ気合い十分。
また、先発マウンドを託された田中は、「先ずはチームの足を引っ張らないピッチングが大前提ですが、欲を言えばフォアボールのない奪三振Showを見せられたらなと思っています。また打つ方でも1番打者という大事な所を任されたので、とにかく塁に出てチームバッティングに徹したいと思っています。それぞれ調子は良いので、勝利に貢献出来るように頑張ります」と話し、投打での活躍を誓った。
対する後攻は、過去3年で4度の準決勝敗退と悔しさが積もりに積もっているだけに、何が何でも今シーズンこそはファイナル進出をと気合いが漲る練馬の強豪Revival。
TABOO同様、悲願達成に燃えるチームの指揮官である埴原監督はゲーム前、「リーグ戦は先に白星を落としてしまうと後々厳しくなってしまうなと毎年のように感じているので、今日も勝って先手を取っていきたいなと思っています。とは言え相手は一度も勝った事のないTABOOさんなので楽な戦いにはならないと思いますが、今年は打線が好調なので、何点取られても取り返していくという気持ちを最後まで持って、何とか勝てるように頑張りたいなと思っています」とコメントし、同じく開幕2連勝に向け気持ちを高める。
また、TABOOの先発田中と同様に投打での活躍が期待される山田は、「ここ最近はホント打たれてばっかりで調子が良いとは言えませんが、緩急を上手く使いながら低め低めのピッチングを心掛けたいなと思っています。打つ方に関しては個人的にもチーム全体としても調子が良いので、自分のピッチング次第で勝負が決まってくるのかなと思うので、何とか最後まで投げ抜きたいと思います」と話し、投打での奮起を約束した。
そんな強豪同士のマッチアップで戦前から激戦必至が予想された一戦は、午前9時10分にプレーボールとなり、ゲームは土壇場までもつれる手に汗握る展開となった。
そのバトル、先手を取ったのはTABOO陣営。スタート直後の1回表から気迫漲る打線は、1番田中のセンター前ヒットを口火に2番夏目の進塁打、3番藤崎のレフト前ヒットなどで1アウト2、3塁のチャンスを作り出すと、迎えた4番金井がピッチャー強襲となるタイムリーを放ち1点を先制。更に勢いづいた打線は、続く5番相田にレフトオーバーの2点タイムリー2ベースヒットが飛び出せば、6番高野もセンター前へのタイムリーヒットで続き、この回一挙4点を先取。ここ数試合不調を極めていた攻撃陣とは思えない圧巻の連打を披露し、ゲーム開始直後にして主導権をがっちり握る。
一方、いきなりの4失点と出鼻を挫かれてしまったRevival。逸早く反撃の狼煙を上げたい所だったが、TABOO先発田中の前に四死球での出塁こそあったものの、3回までノーヒットと完全に抑え込まれてしまう。だがそれでも迎えた4回裏、2アウトから5番山田が自らのバットでチーム初ヒットとなる2ベースヒットで出塁しチャンスを作ると、更にTABOO守備陣がミスを重ねる間に自慢の俊足で一気にホームまで生還し、ようやく1点を奪い返す。
しかしゲームは続く5回表、そんなRevival陣営の反撃ムードも束の間、この回先頭の3番藤崎がレフトフェンスの遥か上空を越える豪快且つ驚愕のソロHRを放ち5対1。かつて、明治神宮球場のレフトスタンドに叩き込んだというVictoria史上唯一無二となる記録を持つ大会屈指の大砲が、決して流れを渡すまいと一振りで再び4点差へとリードを広げる。
そんな衝撃の一発を浴びたRevivalだったが、このまま諦める訳にはいかないとばかりに、その裏怒濤の猛攻を仕掛ける。この回先頭の7番榎本が放ったヒットをきっかけに1アウト1、2塁のチャンスを演出すると、迎えた1番埴原がライト線への2点タイムリー3ベースヒットを放ち5対3。更には尚も続くチャンスの場面で2番小林(隼)がきっちりとスクイズエンドランを成功させ5対4。監督、主将としてチームを引っ張る1、2番コンビが仕事を果たし、土壇場で1点差にまで詰め寄る。最終回となった6回裏にもスタミナの切れた田中から2アウトながら1、2塁とし、一打サヨナラの場面を作り出すも、ここでストッパーとしてマウンドに上がった2番手金井の前に、9番小室がファーストゴロに倒れゲームセット。
ゲーム前に埴原監督が語った「取られたら取り返す」の言葉通り、ゲーム終盤で決死の追い上げを図るも、あと一歩及ばず力尽きたRevival。ゲーム後、埴原監督は「ゲームの入りが悪過ぎましたね。それでも、TABOOさん相手に先に点を取られながらも士気が落ちずに粘り強い野球が出来たので、そこは収穫かなと思っています。今日は敗れてしまいましたが、ここから先が大事になってくると思うので、何とか決勝トーナメントに残れるように頑張っていきたいと思います」と話し、悔しさを滲ませながらも、すぐさま次なる戦いを見据えた。
一方、最後は苦しい展開となったものの、大砲藤崎の決勝弾を守り切る形で1点差ゲームを制し、2連勝を飾ったTABOO。勝利インタビューに答えた永富監督は「初回から打線が繋がって4点を先制したので楽なゲームになるかなと思ったんですが、やっぱりRevivalさんも経験豊富なので、最後まで緊張した展開になってしまいましたね。それでも最近負けが続いていて1勝したいという気持ちが強かったので、そこが今日の勝ちに繋がったのかなと思います。投手陣の課題はありますが、打撃に関しては自信がついたので、課題を克服しながら勝ち進んでいきたいと思います」と語り、久々の勝利とリーグ戦2連勝に頬を緩めた。
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