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>インタビュー:佐藤彰彦氏
名前 : 佐藤彰彦
病院名 : 整形外科勤務
生年月日 : 1982年10月29日生まれ
学歴 : 日大三高~日体大~日体柔整
職歴 : 接骨院~現職
柔整師を目指した理由は、中学時代に怪我をした時に、お世話になっていた
柔整師の先生に、その怪我した要因をドンピシャで当てられたことに衝撃を受け、
自分も先生になって人助けをしたい、将来はそんな仕事をしたいと思い、
今の仕事が夢となり、目標になりました。
この先も、あの頃に抱いた気持ちを忘れず、柔整師という仕事に邁進したいですし、
何より、この仕事をするきっかけを作ってくれ、今の自分という人間を作ってくれて、
夢を仕事にできている今があるのも、当時お世話になった先生のおかげです。
先生には本当に感謝しています。
自分も誰かの目標となる柔整師になるのが新たな夢ですかね。
この仕事に関わらず大事なことだと思うんですが、常に心掛けていることは、
勉強を怠らないこと。参考書を読み込むことはもちろん、先輩や同僚らと頻繁に
意見を交わすこと。それによって、新たな知識や、技術が自分の身になっていき
自分が成長していくための大きな要因になると思います。
そして何より大切にしているのが、直に患者さんに触れるということですね。
学んだ知識、技術を、実際に患者さんに試みることによって、頭でなく、肌で実感することができ、 新たな発見や課題を見つけるためにも、一番大切なことだと考えています。
柔整師として、もっと多くの患者さんに触れ、頭と手の感覚をもっと一体化していくことが 今の課題ですかね。
そうですねぇ、振り返って思うことは、自分には少年時代悩みがあって、 それは、打球を遠くに飛ばすことができなかったんですよ。ひたすら、がむしゃらになって バットを振ることに一生懸命で、体の動かし方なんかまったく考えてなかったんです。
今、色々な勉強をする上でわかったことは、力をうまく伝えるには体の連動が大事だということなんです。
肩、腰、膝、足首、この連動をスムーズに行うことが、大きな秘訣ですね。
もちろん、連動させることだけが重要なわけではありません。筋肉の強さ、柔軟性があってのことなので、 日頃のトレーニング、柔軟体操で体を鍛え、そこに連動という動きをプラスすることによって、 大きなパワーをボールに伝えることができるんです。毎日の簡単なトレーニングでいいので、 それを継続的に行うことが非常に大切なことだと思います。
あの頃の悩みがあったからこそ、こうやって勉強しようと思い、学ぶことができたので、
今となっては良い思い出ですね。
野球は体の使い方が難しいスポーツと言われているので、要因としては色々あるので、 これだと断定するのは難しいんですが、怪我を防いだり、してしまった場合のケアの一つの方法としては、 運動療法というトレーニングがあります。例えば、肩の場合、ゴムチューブを使っての インナートレーニング、あるいはケアが効果的ですし、バランスボールを使っての、 ストレッチ、筋力強化、体全体、あるいは各部分のバランス強化。これらを常に行うことが、 怪我の予防、その後のケアには大事なことだと思います。
または、行きつけの病院を作っておくことも一つの方法だと思います。
体の状態やバランスを、先生との会話、治療によって把握することができますし、
自分では気がつかない体の変化にも対応でき、そのときのケアなどのアドバイスも貰えるからです。
そうですねぇ、自分の技術、能力を高めていくことはもちろんのこと、 柔整師という仕事を通して多くの人と関わる活動をしていきたいですね。
今回、このインタビューを受けさせてもらったのも、インタビューを通しての新たな出会い、 新しいことに挑戦することで受ける刺激、また、少しでも誰かの役に立てればという思いと、 今回の体験を人生のプラスにしたいという思いからなので、新しいことへのチャレンジ精神を常に心にもって、 冒頭でも言わせてもらったように、柔整師としても、一人の人間としても成長していけたらなと思っています。
これからの多くの人との出会いを大切にし、一歩ずつ着実に前に進んでいきたいです。
一言?難しいですねぇ(笑)
自分もスポーツを楽しんでる人間として一つ言える事は、スポーツは、休日を楽しく過ごすためのものなので、 怪我をしたりしたら、せっかくの休日が台無しです。だからこそ日頃のケアが大切だということですね。
また、自分なりのルーティーンを作って、毎日の生活を送るのもいいですね。
月曜日はストレッチに柔軟、火曜日は筋トレ、水曜日はオフにして、木曜・金曜日は素振りをするといったように 生活にリズムをつけることによって、心と体のバランスが整うので、一つのアドバイスとして参考にしてもらえたらと思います。
草野球だけでなく、どんなスポーツをするにも、体が元気なほうが何倍も楽しいですよね。(笑)
これからも、スポーツを楽しんでいる人達の役に立つ情報、アドバイスを自分なりに発信していきたいと思いますし、 そのためにも、もっと勉強しないといけないなと思います。