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        TEAM          1        2        3        4        5        6        7        R    
    カイザース  (V)        0        0        0        0        -        -        -        0    
    ジョルターヘッズ  (H)        1        10        1        ×        -        -        -        12    
カイザースを圧倒。ジョルターヘッズ準決勝へ!
梅雨の時期が明け、真夏の空模様に早変わりした7月10日。
埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは、スプリングカップ 準々決勝の2試合が行われ、その第1試合となるカイザースジョルターヘッズの戦いが行われた。

豪速球が魅力のカイザース香山投手と、キレの良い変化球にテンポの良い 投球術を持つジョルターヘッズ岩澤投手の両先発でゲームはスタートした。
1回の守りを無失点で抑えたジョルターヘッズはその裏、 1番太田選手、2番小関選手が四球で出塁し、盗塁でノーアウト2、3塁のチャンスを作ると、 カイザース香山投手の3塁への牽制暴投であっさりと1点を先制する。
尚もチャンスは続くが、試合後に代表の小関選手が『今後の課題となる 攻撃をしてしまった』と悔やむように、後続が連続三振に倒れ、 この回の攻撃を1点で終えてしまう。

2回、カイザース打線を3者凡退に抑えたジョルターヘッズは、 1回の攻撃の鬱憤を晴らすかのように打線が大爆発する。
カイザース香山投手のコントロールが定まらないピッチングにつけ込み、 ノーアウトから満塁とチャンスを作ると9番栗原選手が死球で押し出し、 1番太田選手がライトへのタイムリー、さらに相手のミスなどで点を加えていく。
すると7番富田選手が香山投手の後を引き継いだ田中投手の代わり端を捕らえ、 レフトへ満塁ホームランを放ち、この回一挙に10点を挙げた。

3回にも1点をプラスし、カイザース打線を完全に押さえ込んだジョルターヘッズが、 4回コールドの12-0で勝利し、準決勝進出を決めた。
【MVPインタビュー】                    25 富田 茂正 選手 (ジョルターヘッズ)
試合を決定付ける満塁ホームラン!

◆おめでとうございます!今日のコンディションはどうでしたか?
「ありがとうございます!暑かったので、倒れないように気をつけてたんですけど、まぁ普通でした。」

◆チャンスの打席はデッドボールの後でしたが、どんな気持ちで打席に入りましたか?
「そうですね、デッドボールの後の打席だったので、とにかく1本!ワンヒット打とうと思って入った結果がホームランになりました。」

◆今日みたいに暑い日は、何か工夫していることはありますか?
「梅干やレモンなど、チームの皆でいろいろなものを持ち寄って、頑張って乗り切ってます。」

◆ホームランの打席、狙い球はありましたか?
「とにかくストレートを待って、振り負けないようにと思ってました。」

◆次の試合への意気込みは?
「とにかくチーム全体一丸となって、チーム力で勝ち上がっていきたいです!」
【勝利監督インタビュー】              7 小関 晋太郎 代表 (ジョルターヘッズ)
また皆でがむしゃらにやろう!

◆おめでとうございます!次は準決勝ですが?
「ありがとうございます!強豪ROOKIESを倒したReturnersさんとの対戦ですね。次の一戦が一番大事なので一生懸命頑張ります!」

◆今日の試合の総評は?
「相手ピッチャーの球がすごく速かったので、これはやばいなーと思ってました。勝負のポイントは、岩澤が2回ヘッドスライディングしたとこでしたね。あれで流れを持ってこれたと思います。ここ最近低迷していて、また皆でがむしゃらにやろう!と決めた矢先のあのヘッドスライディングだったので。」

◆今後の課題は?
「今日は取れたけど、初回に1点も取れないのはまずいかな。今日もノーアウト2、3塁で1点しか取れなかったし、3、4番が三振してたらどうしようもない。もっと打てるように頑張りなさいとしか言えませんけど(笑)。」

◆次の試合への意気込みは?
「次は本当に大事な試合なのでチーム一丸となって、がむしゃらに頑張ります!」