TOP > サマーカップ(2011年) > 過去の記事 > 「情熱チキン、歓喜の涙。激闘を制しドームへ!」
 
        TEAM          1        2        3        4        5        6        7        8        R    
    情熱チキン (V)          0        0        1        0        1        0        0        1        3    
    大宮フェニックス (H)          0        1        0        0        0        1        0        0        2    
まさに紙一重!延長戦を情熱チキンが制す!
11月27日、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは、情熱チキンVS大宮フェニックスが激突。 11月の寒さを吹き飛ばす、プライドを懸けた死闘が繰り広げられた。
西武ドーム進出への鍵を握る両チームの先発投手は、情熱チキン児矢野投手、大宮フェニックス永野投手、両エースが大一番のマウンドに上がった。

初回の攻撃、チャンスを作りながらも互いに無得点の立ち上がりを見せたゲームは2回、大宮フェニックスが再びチャンスを作る。 先頭の7番永野選手が四球で出塁、続く8番大谷(隼)選手の送りバントで2塁に進む。 このチャンスに1番大谷(亮)選手が右中間への2ベースヒットを放ち、理想的な形で先制点を奪った。
対する情熱チキンは3回、ヒットとエラーで作ったチャンスの場面で4番長尾(岳)選手がスクイズエンドランを決め、 すかさず同点に追いつく。さらに5回、1番長尾(周)選手、2番川村選手の連続ヒットでノーアウト1、2塁のチャンスを作る。 すると、続く3番大元選手が追い込まれてからの3球目をライト線に弾き返す2ベースヒットを放ち逆転に成功する。
ゲームは6回、この試合初めての三者凡退に抑え流れを引き寄せた大宮フェニックスは、その裏チャンスを迎える。 ヒット、四球などで満塁とすると、2番中村選手がライトへ同点となるタイムリーを放ちゲームを振り出しに戻した。

両者一歩も引かない展開となった試合はサドンデスへと突入。
先攻の情熱チキンがパスボールで1点を入れたのに対し、大宮フェニックスは児矢野投手を捕らる事が出来ず無得点でゲームセット。 試合後、両雄の目に涙が光るほどの激戦を情熱チキンが制し、西武ドームへの切符を手に入れた。
【MVPインタビュー】                        18 児矢野 悟 選手 (情熱チキン)
8回2失点の完投勝利!

◆どんな気持ちでマウンドに上がりましたか?
「いつも通りの気持ちで臨んだんですけど、ちょっと皆に迷惑かけちゃいましたね。」

◆かなり厳しい試合でしたね?
「そうですね、皆が盛り上げてくれたので、それに頼って、キャッチャーを信頼して投げることが出来ました。」

◆自分のピッチングを振り返ると?
「いや~もう今日は0点ですね(笑)。自分のピッチングスタイルを出す余裕もなく、ひたすらストライクを取ろうという意識で投げてました。」

◆決勝戦への意気込みは?
「西武ドームに行く気で、前々から知り合いとかを呼んでいたので、今日は勝たないといけないと思っていました(笑)。決勝戦も頑張って優勝したいと思います。」
【勝利監督インタビュー】                88 本澤 慶弘 監督 (情熱チキン)
本当最高潮ですね!

◆どんなテーマで試合に臨まれましたか?
「勝ちに拘ることを逆に捨てて、とにかく一生懸命やろう!という事だけを考えていました。」

◆チームとしてすごく良い雰囲気でしたね?
「そうですね、本当最高潮ですね!チーム全体が盛り上がって、本当に楽しい試合が出来ました。最後は本当に痺れましたね、勝てて本当に嬉しいです。」

◆良かった点は?悪かった点は?
「先制点を取られても、しっかり落ち着いて、とにかく返そう!という雰囲気がチーム全体にあったので、そこが良かった点ですね。悪かった点は、先頭打者を多く出してしまったので、そこを決勝戦の課題として修正していけたらと思います。」

◆決勝戦への意気込みは?
「チームが最高に盛り上がっているので、西武ドームでも絶対に勝って優勝したいと思います!」