TOP > サマーカップ(2011年) > 過去の記事 > 「BIG☆B、終盤の集中力でドームに王手。」
 
        TEAM          1        2        3        4        5        6        7        R    
    GENUINE (V)          0        0        0        0        0        0        0        0    
    BIG☆B (H)          0        0        0        0        0        1        ×        1    
BIG☆Bが1点を守り抜き、準決勝進出!
小雨の混じる10月30日の午後、準々決勝の戦いとなったサマーカップの一戦、 GENUINE 対 BIG☆Bの試合は、 千葉県柏市の紙商健保グランドで行われた。

先発投手は、緩急を生かしたピッチングで打者に的を絞らせないGENUINE井上投手。
対するBIG☆Bは、サンスポーから多彩な球種を操る並木投手の先発で始まり、ゲームは1点を争う戦いとなる。

最初にチャンスを作ったのは、2回BIG☆Bの攻撃だった。
先頭の4番酒井選手が死球で出塁、2盗、3盗でチャンスメイクするも、後続が井上投手に抑えられ無得点に終わる。

一方のGENUINE、4回まで三者凡退が続いた打線は5回にチャンスを迎える。 1アウトから5番富井選手が四球で出塁すると、続く6番井上選手がライト前ヒットで繋ぎチャンスを広げる。
迎えた7番萩選手がセンターへ快音を残すもセンターの正面、この打球でセカンドランナーが飛び出しダブルプレーとなってしまい、チャンスを逃してしまう。

1点を争う好ゲーム、先制点を奪ったのBIG☆Bだった。
1アウトから2番植手選手が死球で出塁すると、牽制悪送球に盗塁で1アウト3塁のチャンスを作る。 すると、迎えた3番三上選手のサードゴロの間に植手選手が先制のホームを踏み、試合の均衡を破る1点を奪った。
この1点を並木投手から三上投手、河合(良)投手の3人の継投で守りきったBIG☆Bが好ゲームを制し、西武ドームで行われる決勝戦進出に大手をかけた。
【MVPインタビュー】                        21 並木 大地 選手 (BIG☆B)
5回1安打無失点の好投!

◆どんな気持ちで試合に臨まれましたか?
「今までの試合、ストライク先行で取れてなかったので、今日はストライク先行でいこうと思っていました。」

◆1安打無失点の好投については?
「ヒットを打たれた事よりも自分のフォアボールの方が大きかったので、次回からはそこを修正して、また良いピッチングが出来たらと思います。」

◆今日はどこが良かったと思いますか?
「ストライク先行で取れたので、リズム良く、テンポ良く投げれました。うちのチームの守備陣はしっかり守ってくれるので、それを信じて投げた事が良い結果に繋がったと思います。」

◆準決勝への意気込みは?
「フォアボールをなくして、なるべく長打を打たれないようにしたいです。全イニング無失点を目標に頑張りたいと思います。」
【勝利監督インタビュー】                8 植手 亮 選手 (BIG☆B)
今日は勝ててホッとしてます。

◆勝利のご感想は?
「これでベスト4ですね!正直、今日は勝ててホッとしてます。若手の並木がよく投げました!」

◆今日の試合でチームとして悪い点は?
「そうですね、大きいのを狙ってフライが多かったので、あのタイプのピッチャーには、バットを短く持つとか、何かしら対策をとるべきでしたね。」

◆良い点は?
「やっぱり、結果的に勝てたことですね。少ないチャンスを活かせた事が大きかったです。」

◆次の試合の意気込みは?
「次の試合は、エンドランとかバントとかなしで、ノーガードの打ち合いがしたいです(笑)。135kgの大男を筆頭に頑張ります!」