TOP > サマーカップ(2011年) > 過去の記事 > 「Heaven Powersがベスト8いちばん乗り」
 
        TEAM          1        2        3        4        5        6        7        R    
    ブレーブス  (V)        0        0        0        0        0        0        0        0    
    Heaven Powers  (H)        0        0        0        0        0        1        ×        1    
Heaven Powers、終盤の集中力で投手戦を制す。
ようやく秋の気配が訪れた9月25日、 東京都足立区の東綾瀬公園野球場では、 共に自慢の打撃力で1回戦を勝ち上がってきたブレーブスHeaven Powersの試合が行われた。

球威のあるストレートとスライダーが武器のブレーブス藤村投手と、キレのあるストレートと多彩な変化球で打者を翻弄するHeaven Powers金田投手の両本格派投手で試合開始。

初回ブレーブスの攻撃、2アウト後3番加藤選手が相手エラーで出塁するが、後続が倒れ無得点に終わる。
対するHeaven Powersは2回、先頭の4番野田選手が初球をライト前へ運びチャンスを作り、 四球とワイルドピッチなどで2アウト2・3塁のチャンスを迎えるが、あと一本が出ず得点できない。
3回、ブレーブスは2アウトから1番杉澤選手が内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を仕掛けるが、 Heaven Powers佐藤(健)捕手がこれを許さず、3アウト。
4回にも先頭の2番末永選手がセーフティーを仕掛けるが、又しても佐藤(健)捕手の好フィールディングに阻まれる。
その後、両投手の好投を前になかなかチャンスが作れず、5回終わって両チーム1安打に押さえ込まれる。

試合が動いたのは6回、Heaven Powersは2番飛田選手が左中間への2ベースヒットで出塁しチャンスメイク。
続く3番佐藤(健)選手がレフトを超える値千金のタイムリー3ベースヒットを放ち、待望の1点を挙げる。

今日の金田投手には1点で十分だった。 最終回もきっちりと締め、被安打2の完封勝利。
最後まで集中力を切らさず、終盤に藤村投手を攻略したHeaven Powersが、緊迫の投手戦を制し3回戦進出を決めた。
【MVPインタビュー】              45 佐藤 健一 選手 (Heaven Powers)
あそこは真っ直ぐ狙いでしたね。

◆チャンスの打席、どんな気持ちで打席に入りましたか?
「そうですね、ノースリーになったので1球見て、あそこは真っ直ぐ狙いでしたね。決める場面だったので、打てて良かったです。」

◆相手チームの印象は?
「若くて良いチームでしたね。こっちはおじさんばっかなんで、なんとか粘っていきたいなと思ってました(笑)。終盤こういう形で点が取れて良かったです。」

◆キャッチャーとして、リードで意識していることは?
「先発の金田君は打たせてとるタイプのピッチャーなんで、そこをうまくリード出来れば良いなと思ってました。的を絞らせないように色々な球を使いながら、その辺りを意識してやってました。」

◆次の試合への意気込みは?
「ここまで来たら優勝したいですね。次も頑張りたいと思います。」
【勝利監督インタビュー】         10 元木 研太 主将 (Heaven Powers)
いつもと変わらず試合に臨むことが出来ました。

◆どんな気持ちで試合に臨まれましたか?
「常に一戦一戦、目の前の敵を倒すことだけを考えてやってますので、トーナメントを勝ち上がってるという実感はありますが、いつもと変わらず試合に臨むことが出来ました。」

◆投手戦になりましたが、相手チームの印象は?
「そうですね。ピッチャーを中心に非常にまとまっていて、内野の守備も堅かったですし、本当に良いチームだなと思いました。打線も特に1・2番が足も速くて、出塁させると厄介なんで、この辺を中心に抑えていこうと話していました。」

◆1点が遠かったですが、チームとしての作戦は?
「そうですね、1順目終わってから、相手投手の球威が落ちてきたこともあったので、それを狙っていく事と、高めに抜ける真っ直ぐに手を出さないという、この2つを主に指示していました。」

◆次の試合の意気込みは?
「今日と同じ様にしっかりと準備をして、初回からベストなパフォーマンスが出来るように頑張っていきたいと思います。」