TOP > マガジン > ZOOM!Vol.36:Best Nine 2021
大会創設11年目の2021シーズンは先日のVictoriaファイナルにて全日程が終幕するも、早くも新シーズンの開幕が間近に迫るVictoriaリーグ。6回目の発表となる個人タイトル「Victoriaベスト9」だが、今年も各大会の決勝戦進出チームを対象に各ポジションから1名を選出する。
今季は8年越しの悲願達成で最高峰リーグを制したTropicana、そしてVictoria史上初となる3大会制覇を成し遂げた戦極から最多の3名が選ばれた。投手部門で受賞を果たしたのは、戦極のエース大和田投手。最高峰リーグで優勝投手に輝いた菅井投手も有力候補であったが、年間を通しての活躍はもちろん、神宮の舞台でも完投含む2大会での好投が決め手となった。
同じく戦極からは、サマーカップで2安打1打点を記録した谷津選手が遊撃手部門、オータムカップ準決勝の劇的サヨナラ弾が記憶に新しい杉浦選手がサマーカップでも決勝打を放ち外野手部門で選出された。遊撃手に関しては、4部リーグでランニングホームラン2本を放ったGRADE RIZE 2nd福地選手や、オータムカップで幾度も好プレーを見せた下町Tempest伊藤選手と最後まで票が割れたが、年間を通して4大会で安定した成績を残した谷津に軍配が上がった。
続いて最高峰リーグ王者Tropicanaから神谷選手が捕手部門で選出。キャプテンとしてチームを8年越しのタイトル獲得に導き、決勝戦でも2安打を放つなど存在感を放った。さらには塩谷選手が一塁手部門、石田選手が二塁手部門でそれぞれ受賞。4番に座った塩谷選手は先制打含む3打点1HRと大車輪の活躍を見せ、決勝打を放った石田選手は華麗なグラブ捌きでチームを攻守で引っ張った。
そのTropicanaに惜しくも敗れるも外野手部門で受賞を果たしたのはBIGFACE板垣選手。決勝戦では2安打を放ちリードオフマンの責務を果たし、2021シーズンはチーム首位打者を獲得するなどBIGFACEの快進撃を支えた。同じく準優勝チームからは我孫子フラワーズ花嶋選手を選出。2部準々決勝ではド派手な決勝弾を放ち、決勝戦でもヒットから盗塁を決め同点の起点になるなど若武者軍団を牽引した。
最後に2部リーグを制したNINE SENCE日下部選手が外野手部門で選出。準決勝では特大の劇的決勝弾、決勝戦でも柵越えまであと僅かの2ベースヒットを放つと、さらにはサヨナラとなる押し出し四球を選ぶなど見事な仕事ぶりであった。 今回ベスト9に選出された選手には、賞品としてローリングスジャパン様よりバッティンググラブが贈られる。果たして12年目のVictoriaにはどんなドラマが待っているのか。まもなく開幕を迎える2022シーズンもすべてのチーム、すべての選手にスポットを当て続ける!!
【年間MVP】笹尾 翼 選手(戦極-SENGOKU-) 2021シーズン年間MVPは、過去11年のVictoria史上初となる3大会制覇を成し遂げた戦極を率いる笹尾監督に決定。大所帯を取り仕切る手腕はもちろん、プレーヤーとしても主砲として大いに存在感を発揮した。 今季旋風を巻き起こした戦極は来季1部昇格となるが、2022シーズンも戦いを極め、前人未到の4大会制覇へ邁進する。 年間MVPに選出された笹尾選手には、賞品としてローリングスジャパン様よりオーダーグラブが贈られます。おめでとうございます!