続いては、神奈川の雄青木製作所Snugsと埼玉の若き雄MKY88が相対したバトル。
リーグ大会では、2012年の初参戦以来初となる予選敗退を喫した青木製作所Snugs。更には先のスプリングカップでも今日と同様の3回戦で散っているだけに、何としても負けられない戦いとなる。対するは、既にスプリングカップで2年連続となる決勝進出を決めているMKY88。昨年は春夏共に準優勝と一躍その名を轟かせた彼らだが、今季はそれ以上のチーム状態と言え、昨年の成績を上回る意味でもこのサマーカップでのファイナル進出も至上命題である。
そんな両雄のマッチアップは、初回に4番守谷の放った内野ゴロの間に1点を先制した青木製作所Snugsが、終盤へと入った5回表にも8番有川(竜)、9番別役の連続長打で2点を追加し、3対0と完全に試合を掌握する。
だがしかし直後の5回裏、ここまで青木製作所Snugsの先発有川(竜)の前に沈黙していたMKY88打線が遂に覚醒。1番増田のタイムリー3ベースヒットに3番越間の犠飛で2点を返し1点差に詰め寄ると、続く6回裏にも石塚、大木の連打から作り出した1アウト1、3塁の場面で迎えた8番泉に快心の2点タイムリー2ベースヒットが飛び出し、4対3とゲームをひっくり返した。すると、終盤一気に動きを見せた白熱のバトルは、ここでタイムアップとなりゲームセット。劣勢を物ともせず、持ち前の勝負強さで大逆転劇を演じたMKY88が、2年連続となる春夏決勝進出にまた一つ近づいた。一方、終始ゲームを支配していたのにも関わらず、終盤相手打線の勢いに飲み込まれる形で逆転負けを喫してしまった青木製作所Snugs。今季は最後の最後まで本来の実力を発揮出来ず終いのシーズンとなってしまった。
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