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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
AJPBC | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東京バンバータ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | × | 2 |
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東京バンバータが2戦連続の完封勝利!光るディフェンス力でベスト16進出!! |
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8月最後の日曜日となった31日。この日も各地で熱い戦いが繰り広げられた中、埼玉県和光市の薬業健保総合運動場では、「AJPBC 対 東京バンバータ」のサマーカップ2回戦が行われた。
初参戦同士の顔合わせとなった一戦の先攻はAJPBC。
ゲーム前、小谷キャプテンは「初出場と言う事で挑戦者の気持ちで臨みたいと思います。戦略としては、どんな形でもいいので1、2点を取って、後はエース室谷を中心に守り切れればなという感じですね。ただ強豪バンバータさんが相手なので、どこまで通用するか。僅差に持ち込んでの勝負になると思います」とコメント。
また、ゲームのキーマンとなる左腕室谷は「キャッチャーのミットをめがけて投げるだけですね。強豪相手ですけど自分のピッチングをしたいと思います」と力強くコメントし、チームの期待を一身に背負い勝負のマウンドに上がる。
対する後攻の東京バンバータは、無失点野球をテーマに掲げ、初戦に続き完封勝利を狙う。チームを統率するキャプテン梅田は「打つ方は水物なので、とにかく点数を与えないという事に拘った戦いをしたいと思います。そのキーとなるのがピッチャーなので四死球を出さずに打たせてくれれば、あとはバックがしっかり守るだけです」とゲーム前にコメント。
そんなゲームプランのカギを握る先発左腕の今福も「四死球などで無駄なランナーを出さずに、球数を少なく打たせて取るピッチングをしたいと思います」と語り、鍛え上げられた鉄壁のディフェンス力を武器に決戦に挑む。
両先発左腕の出来がゲームの行方を左右するであろう両雄の対決は、午後2時のプレーボールで始まった。
その両投手の立ち上がり。先にマウンドに上がった今福は、2アウトからAJPBCの3番大谷に3ベースヒットを許すも、4番木村をキャッチャーへのファールフライに打ち取り無失点。
続く2回も5番永田、6番金澤に連打を浴びノーアウト1、2塁の場面を背負うが、自身の好フィールディングでこのピンチを凌ぎ、決して得点を与えない。
対する室谷は1回こそ2アウトながら得点圏にランナーを背負ったが、4番広岡をピッチャーゴロで仕留め無失点で切り抜けると、2回は5番本池を空振り三振に打ち取るなど東京バンバータ打線を三者凡退に抑え、エースとしての力を見せつける。
そんな序盤の展開を見ると、立て続けにチャンスを作り出したAJPBCが優位。
だがしかし迎えた3回、今福が初めてAJPBC打線を三者凡退に打ち取ると流れは一変。
その裏、先頭の8番勝田が四球を選びノーアウトから出塁を果たせば、9番米山の送りバントがキャッチャー大谷のフィルダースチョイスを誘い1、2塁。その後1、2番が倒れるも、2アウト1、3塁となった場面で3番梅田が詰まりながらもレフト前へと運び先制点を奪取。キャプテンがチームを鼓舞する先制打を放ち、流れを引き寄せると共にゲームの主導権を握った。
この1点で気持ちを楽にした今福は4回も三者凡退に抑える力投を見せると、続く5回も冷静なマウンド捌きを披露。2アウトながら一打同点のピンチを招くも、2番小谷を変化球でセンターフライに打ち取り反撃を許さない。
すると、6回からリリーフした2番手本池も流れを渡さない完璧なピッチング。
いきなりクリンアップと相対するも3番大谷、4番木村を連続三振に封じるなど圧巻の内容を披露すれば、打線の援護で2点差となり迎えた最終回もきっちり三者凡退に切って取りゲームセット。
粘りの投球を見せた今福と、その後を完璧に引き継いだ本池の両投手を中心に、鉄壁の守りを見せた東京バンバータが見事完封勝利を飾り、16強入りを決めた。
ゲーム後、インタビューに答えた勝田選手会長は「守りの部分は初回にミスがあったものの0で抑えられたので良かったと思いますが、攻撃の方で課題が残りましたね。勝ち上がるには打線の奮起が必要になると思います」と今日の戦いを分析し、最後は「出場したからには優勝を目指します」と自信の漲った言葉で締めくくった。
一方、エースが力投を見せ最少失点に抑えつつも打線の決定力不足に泣いたAJPBC。
序盤のチャンスを掴んでいれば結果が違っていたかもしれないゲーム展開だっただけに、悔しい惜敗となってしまった。
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【MVPインタビュー】 #17 今福 勝
【選手会長インタビュー】 #28 勝田 和宏 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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