TOP > サマーカップ2013 > バックナンバー > 「Which Win!?~64チームの頂点がついに決まる~」
史上最多チーム出場!果たして夏の激闘を勝ち上がった両雄の運命は!?
7月に開幕した第3回サマーカップ。真夏の熱き決戦は、Victoriaのトーナメント戦では過去最多となる64チームが参戦。
参加チーム数に比例し多くの強豪が犇めいた今大会は、猛暑という天候も相成って、頂点への道のりはより一層険しいものとなった。
それを裏付けるのが、数々の強豪チームの敗退だ。今年のスプリングカップファイナリストであるARUYO東海スタイガー
サマーカップ初代王者情熱チキンや、1部リーグ初代王者VICTORYS、前回大会準優勝のジョルターヘッズ
さらにはHeaven's Powersひばりヶ丘ロータースグリーンセレモニーアスレチックス東京ドナルドダック横浜オールみなとブルーサンダース世田谷ペンギンズなど1、2回戦で姿を消した猛者達をあげればキリがない。そんな中、印象的だったのが初参戦のK.O.J.B。ARUYO東海に続きVICTORYSといった歴代王者を撃破し、衝撃的なデビューを飾った。
そして、どこが勝ってもおかしくない大混戦を勝ち上がりベスト8に残ったのは、萩中サンダースSnugsスーパーイーグルスドリームスターズ。中でも初参戦のスーパーイーグルス、ドリームスターズは共に準々決勝でファイナリストを苦しめるなど、その実力を証明した。
また、夢舞台まであと一歩というベスト4で涙を呑んだ神田川メイツ村田クラブも大会を大いに盛り上げる活躍を見せ、来季こそはと期待させる見事な戦いぶりを披露した。( 準決勝取材記事はこちら →「RED SOX × 村田クラブ」、「吉岡クラブ × 神田川メイツ」 )
そんなかつてない程の激戦を勝ち上がり、ファイナルへとコマを進めたのは、前回王者として連覇を狙うRED SOXと初タイトルを目指す吉岡クラブ。 共に手の内を知る相手だけに、決勝での両チームの駆け引きが非常に楽しみである。
果たして64チームの頂点に立つのはどちらの猛者か!?その答えは来る1月12日、西武ドームの舞台で明らかとなる。
常勝軍団の譲れぬ称号!!連覇で掴み獲る真の王者!!

昨年以上にその力を見せつけ、再び大舞台へと勝ち進んで来たRED SOX。順当であったと言えばそうかもしれない。
だが、決して楽な戦いではなかったはずの今大会を、連覇という目標に向って突き進む彼らの能力はさすがの一言であり、それこそが常勝軍団たる所以だ。その戦いぶりを振り返ると、準決勝までの5戦のうち4戦が完封勝利。
やはり今年も勝利のカギを握るのは、エース荒田を筆頭に芹澤、吉田、中村といった投手陣の活躍にある。特に責任を一身に背負うエース荒田のピッチングは凄みを増し、4回戦以降の3戦を全て完封という獅子奮迅の活躍を見せつけた。
また、その投手陣を支える攻撃陣も健在。リードオフマンとして成長した石川をはじめ、藤本、雨宮、杉本らのクリンアップが驚異の存在感を示す。さらには中林、田沢、鈴木(将)、須賀といった伏兵達の活躍も目立ち、今年も常勝軍団に隙はない。
準決勝のゲーム後、「自分のインタビューは優勝の時にお願いします」と語った藤本キャプテン。その揺るぎない自信と誇りを胸に連覇という高き壁に挑む。そしてその壁を越え勝利を掴んだ暁には、名実共に真の王者となる。
#5  石川 隆康 (外野手)
                                          1986年12月27日生まれ(27歳)  日本大学高等学校~日本大学出身

RED SOXを牽引するリードオフマン。
前回大会ではMVPを獲得するなど、勝負強さはピカイチだ。
今季サマーカップでも3本塁打5打点の6割と絶好調なだけに、2年連続MVPも期待できる。

『 やってやりましょう!連覇!!
西武ドームで、強豪チームとの決勝戦なんで楽しみで仕方ない!勝ちに行きます! 』 #21  大野 隆将 (外野手)
                                    1983年5月30日生まれ(30歳)  長崎県立口加高等学校~日本大学出身

勝負強さが光るRED SOX不動の5番打者。
なぜかVictoria主催大会になると撃ちまくり、通算8本のホームランを記録。
後輩からも慕われる彼の活躍がチームに勢いを与えるだろう。

『 昨年は私用により参加できなかったので、2年分の思いをぶつけたいと思います!連覇!! 』 #27  田沢 亮介 (捕手)
                        1990年4月21日生まれ(23歳)  青森県立八戸西高等学校~流通経済大学出身

若くしてバッテリーの全権限を握るRED SOX扇の要。
盗塁阻止率9割を誇る強肩で個性派揃いの投手人をまとめあげる。
チームに欠かせない存在となった男は、決勝戦でもその強肩でチームを救う。

『 今年の集大成として最後の試合、みんなで笑って終わるためにも必ず勝つ!!! 』
必ずや掴む初の栄冠!!前回王者と真っ向勝負!!

今シーズンのVictoria最後のファイナリストとして、サマーカップ決勝に歩みを進めた吉岡クラブ。
全員野球をモットーとする結成15年の強豪は、吉岡監督、左右田主将を中心に個性豊かな選手が数多く在籍する。
先のトーナメント、スプリングカップでは3回戦敗退と苦汁を舐めていただけに、今大会での決勝進出は格別の思いであろう。
だが、彼らが目指すのはファイナル進出ではなく、強敵RED SOXを破ってのタイトル奪取だ。
そのためには三本柱である中村、菊池、荒川の躍動が必須。さらに攻撃面でも主軸を担う中村、菊池に加え、七島、青木の1、2番コンビに山崎、左右田、豊田らの活躍が絶対条件である。
まさに準決勝で見せた粘り強さと爆発力を大舞台でも発揮する事こそが、頂点へと上り詰めるカギとなるだろう。
今大会を締めくくる最後の大一番で挑む相手に不足はなく、「やるからには勝ちます」と語った吉岡監督。
初のタイトル奪取に向け臨戦態勢の整った吉岡クラブが、その言葉通りに高き牙城を撃ち崩した時、栄冠の重き価値を手に入れる。
#3  菊池 真 (投手、内野手)
                                                                1976年12月3日生まれ(37歳)  日本学園高等学校出身

吉岡クラブ不動の4番であり三本柱の一人。
準決勝では完投勝利を挙げるなど、投打においてチームの絶対的存在だ。
大舞台でも物怖じしない度胸満点の男が、決勝でも常勝チームを引っ張る。

『 絶対に優勝します。勝ちにいきます! 』 #17  中村 圭太 (投手、外野手)
                                                                1984年6月20日生まれ(29歳)  所沢商業高等学校出身

吉岡クラブ左のエース。
3番を任される抜群の打撃センスに加え、投手としては多彩な球種を織り交ぜる技巧派。
準決勝で負った怪我の影響が心配だが、チームのために必ずや期待に応えてくれるだろう。

『 肩と足の靭帯が伸びちゃうくらい全力で頑張ります!
ていうかもう伸びちゃってるんですけどね(笑)。優勝ねらいます!! 』 #25  七島 和之 (内野手)
                                  1987年7月6日生まれ(26歳)  浦和学院高等学校~東日本国際大学出身

吉岡クラブのリードオフマン。
準決勝でもタイムリーを放つなど、チャンスでの勝負強さは桁違いだ。
ムードメーカーである青木との1、2番コンビでチームを勝利へと導き、初タイトル奪取を狙う。

『 決勝に向けて今まで一緒に戦ってきた仲間全員で、てっぺん取ります!! 』