TOP > スプリングカップ2015 > バックナンバー > 「初出場で掴んだファイナルへの切符!MKY88が決勝進出!!」
        TEAM            1        2        3        4        5        6        7        R    
      Minors           1        0        0        1        0        -        -        2    
      MKY88           1        0        2        0        ×        -        -        3    
石橋が見せたエースの意地!MKY88が苦しみながらも全員野球で接戦を制す!!
7月26日。この日、今季最多となる33マッチが各地で繰り広げられた中、東京都江東区の夢の島総合運動場では残り一枠となったファイナリストを決める大一番、「Minors 対 MKY88」のスプリングカップ準決勝戦が行われた。
その決戦で相見えるは、初参戦ながらも決して臆する事なく、次々と実力者達を薙ぎ倒してきたニューカマーの2チーム。中でも、歴代チャンピオン、ファイナリストが犇めいた死のブロックを勝ち上がってきた先攻のMinors坪井監督はゲーム前、「正直、厳しい道のりでしたがツキもあって勝ち進んで来る事が出来ました。ただそれは、映像から相手を徹底的に分析したからこその結果でもあるのかなと思います。今日もその部分での準備はバッチリなので、自分達の武器である機動力でプレッシャーを掛ける野球が頭から出来ればいけるんじゃないかなと思います。ここまで来たら勝たなくては意味がないので、必ず勝ちます」と語り、これまでの戦いで得た自信と共に気合いを漲らせた。
また、初戦から一人で投げ抜き、今日の大一番もマウンドに上がるエース左腕の倉永は、「体がボロボロで万全の状態とは言えませんが、今日のゲームを勝たないと本当に意味がないので、全てを出し切る気持ちで頑張ります」とコメント。激闘の連続で満身創痍のコンディションではあるが、チームに勝利を齎すべく力投を約束した。
対する後攻のMKY88を率いる越間監督はゲーム前、「ここ1ヶ月はオープン戦など全ての面で今日のゲームに照準を合わせてきたので、選手全員ベストなプレーが出来ると思います。中でも先発マウンドに上がるエースの石橋は夏場に入って調子を上げてきているので、相手打線を3点以内に抑えてくれれば打ち勝つ野球が持ち味であるウチのペースに持ち込めるのかなと思います」とコメントし、大いなる自信を窺わせた。
また、勝負の行方を左右する存在となるエース石橋は、「一番のテーマとしては、やはり先頭打者を出さない事だと思います。ただそれには持久力という部分も重要になってくるので、みんなの力を借りながら最後まで気を抜かずに投げたいと思います」と語り、決戦へと集中力を研ぎ澄ませた。

そんな両雄が初のファイナル進出を懸け争う事となったバトルは、日没直前の午後7時ジャストにプレーボールとなり、ゲームはスタート直後から火花を散らす展開となった。
1回表、2アウトランナー無しから3番坂本の当たりがショート越間の悪送球を誘いラッキーな形でチャンスを作ったMinors打線は、続く4番鵜島のライトオーバーとなるエンタイトル2ベースヒットで1点を先制。四球で出塁した1番藤原の走塁ミスで流れを失ったかに思われたが、それをカバーするかのように主砲がきっちりと仕事を果たし、幸先良く先制点を奪う。
だがその裏、MKY88打線もすかさず応戦。自分の失策から失点を招いてしまっただけに何とか挽回しようと打席に入った1番越間が、倉永の投じた初球を弾き返す2ベースヒットで出塁。続く2番増田の進塁打に3番倉田の四球出塁で1アウト1、3塁とすると、4番長岡の放ったセカンドゴロがゲッツー崩れとなる間に同点とし、渡してしまった流れをすぐさま引き戻す。

そのMKY88は、3回表に2アウトながら満塁と又してもエラー絡みでピンチを招くが、ここを石橋が踏ん張り無失点で切り抜けると、迎えた3回裏だった。この回先頭の1番越間が見送ればボールかというようなインコース高めのストレートを豪快に振り抜くと、打球はライトスタンドへと消えるソロHRとなり1点を勝ち越し。更に2番増田のヒットをきっかけに2アウトながら2塁のチャンスを作り出すと、5番石橋がライト前にポトリと落とすタイムリーを放ち3対1。中盤でゲームをひっくり返すと共に大きなアドバンテージを握った。
一方、表のチャンスを活かし切れなかった事でリズムを与え、逆転を許してしまったMinors。それでも4回表、この回からマウンドに上がった2番手石塚を攻め、6番蓑口、7番森下の連打に加え、8番酒井が死球を貰い、今度はノーアウトで満塁とする。だがしかし、このピンチに再びマウンドへと戻った石橋の前に、9番倉永、1番藤原が凡フライに打ち取られ2アウト。続く2番仲里の押し出し死球で1点こそ奪うも、3番坂本が空振り三振に倒れ勝負あり。最終回も6番蓑口のヒットで同点かというシーンを演出したが、一気に生還を試みた向がホームタッチアウトとなりゲームセット。幾度と無くチャンスを作り出すも最後まで走塁面でのミスが目立ち捉え切れなかったMinorsに対し、度重なるピンチを凌ぎ少ないチャンスを確実にモノにしたMKY88が3対2のスコアで死闘を制し、見事初出場でのファイナル進出を決めた。

ゲーム後、インタビューに応えた越間監督は「選手全員ガチガチだったせいで思ったように試合を運べず苦しい展開となりましたが、こういう厳しいゲームを勝てた事は大きいですね。先週、先々週で接戦を経験していたので、それがディフェンス面で活かされたのかなと思います。決勝戦ではウチのチームカラーである打ち勝つ野球を披露したいなと思います」とコメントし、初出場でのスプリングカップ王座奪取を誓った。
一方、チャンスの数から言っても十分過ぎる程勝機があっただけに、悔いの残る敗戦となってしまったMinors。ゲーム後、坪井監督は「今日のゲームは自分達の武器であったはずの 機動力が裏目に出てしまい自滅してしまいましたね。まさか走塁面であれだけミスが出るとは思っていなかったですが、そこは今後の課題としていきたいなと思います」と、勝負の難しさを痛感したコメントを残しグランドを後にした。
【MVPインタビュー】 #1 石橋 善貴 【監督インタビュー】 #7 越間 雄基 試合動画、インタビュー動画はこちら ↑