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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
ガンジーズ | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | - | 8 |
アスパラガス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 |
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ガンジーズが魅せた高パフォーマンス!無敗同士の首位攻防戦を完封で制す!! |
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6月14日。この日も各地で熾烈なリーグ戦が繰り広げられる中、東京都品川区の大井埠頭中央海浜公園野球場では、3部リーグDブロックの首位争い「ガンジーズ VS アスパラガス」の一戦が行われた。互いにここまで無敗を守り、1、2位としてDブロックを引っ張る両者。
先攻ガンジーズの船橋キャプテンはゲーム前、「3連勝の懸かったゲームですが、今日は人数が9人ギリギリなので勝敗は意識せず、ケガしない事を一番に考えて戦いたいと思います。その中でキーマンを挙げるとしたら、やはり先発の安里ですかね。1、2戦共に良いピッチングをしてくれているので期待しています」とコメント。
また、その安里は「自分は三振を取れるピッチャーではないので、変化球を巧く織り交ぜながらしっかりとゴロを打たせて抑えたいなと思います。調子も悪くないので自分らしい投球を心掛けて頑張ります」と、2戦連続完封中のエース左腕が気合いと自信を覗かせた。
対する後攻は、今季から戦いの場を3部に移し、好調な戦いぶりを披露しているアスパラガス。4戦を終え3勝1分で首位を直走るチームをキャプテンとして纏め上げる前田はゲーム前、「ここまでの戦いを振り返ると厳しいゲームばかりでしたが、ラッキーが多くあったのでこの戦績が残せているのかなと思います。ただその中でもピッチャー陣は頑張ってくれているので、先発浜野の出来が勝利のポイントかなと思います」と語り、謙遜しつつも逸早く決勝トーナメント進出を決めるべく気合い十分。
また、勝利のキーマンに挙げられた浜野は「ここまでの勝ち星は攻撃陣あってのものだと思っているので、自分としてはとにかく試合を壊さないように頑張って投げるだけですね」と、キャプテン同様控えめなコメントながら静かに集中力を研ぎ澄ませた。
そんなDブロック上位2チームの直接対決となったゲームは午後1時にプレーボールとなり、戦前の予想に反しガンジーズの一方的な展開となった。
1回表、1番丸山が死球と2つのワイルドピッチで3塁まで進塁すると、4番高井も四球、盗塁で2アウトながら2、3塁のチャンスを作り出す。ここで迎えた5番志村が2ストライクと追い込まれながらも、甘く入ってきた3球目のストレートを逃さずレフトへと弾き返し、ガンジーズが幸先良く2点を先制する。一方、早くも追う展開を強いられたアスパラガスは、1回こそ簡単に三者凡退で攻撃を終えるも迎えた2回裏、1アウトから5番石嶋のサード強襲ヒットに6番DH吉安のレフト前ヒットなどで同じく2アウト2、3塁のチャンスを演出する。だが、今シーズン未だ無失点の安里の前に8番辰野がセンターフライに打ち取られ2者残塁。反撃の狼煙を上げる絶好のチャンスを逃してしまう。
そんなアスパラガス打線を尻目に4回表、ガンジーズ打線が再び浜野に襲いかかる。
1アウトから6番松井が目の覚めるようなライトオーバーの3ベースヒットでチャンスメイクを図ると、続く7番山田のセカンド強襲となるタイムリー内野安打で1点を追加。更に8番安里の四球出塁にダブルスチールで2、3塁へとチャンスを広げると、ここで9番船橋がレフトへの2点タイムリーを放ち、この回一挙3点を奪い5対0。
また、打線の強力援護に感化された安里のピッチングも回を重ねる毎に上り調子。3回に続き4回もアスパラガス打線を3人で仕留めると、5回にピンチを招くも冷静沈着。2アウトから四球に加え、9番日下部に2ベースヒットを浴びるなど2回以来のランナーを得点圏に背負うが、それでも決して決定打までは
許さずホームを踏ませない。
すると、ピンチを脱し俄然勢いづいたガンジーズは、6回表に三度打線が奮起。この回先頭の9番船橋、2番千葉が連続四球で出塁しノーアウト1、2塁の場面を作ると、迎えた3番矢野がライトの頭上を越す豪快なランニングHRを放ち勝負あり。
初回の先制点に始まり中押し、ダメ押しと効果的に得点を積み重ねた攻撃陣の躍動に、最終6回裏も連続三振を含む三者凡退で締めくくった安里の完封劇と、攻守で圧巻のパフォーマンスを披露したガンジーズが圧勝。8対0のワンサイドゲームで首位アスパラガスに初黒星をつけ、見事3連勝を決めた。
ゲーム後、話を伺った船橋キャプテンは「今日は珍しく打線が繋がりましたね。初回に先制点を取れたのは大きかったし、中押し、ダメ押し出来たのが良かったと思います。また安里も3試合連続
の完封勝利で期待に応えてくれました。でもまあ、今日の出来は本当にたまたまですよ」と、出来過ぎの結果に少し照れくさそうな表情で語った。
一方、何とか反撃の機会を伺うも最後までゲームを支配され完敗を喫したアスパラガス。
前田キャプテンは、「今日は、相手が強かったの一言に尽きますね。ただ、チャンスであと1本が出ていれば展開も違っていたと思いますが、仕方ないです。何とか最終戦は勝って決勝トーナメント進出を決めたいと思います」と語り、初黒星に悔しさを滲ませつつも残す1試合へと気持ちを切り替えグランドを後にした。
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【MVPインタビュー】 #9 志村 貴裕
【主将インタビュー】 #6 船橋 宏 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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