3月15日午前9時。若干の肌寒さを感じる天候の中、埼玉県北足立郡の伊奈町制施行記念公園では、3部リーグBブロックの戦いにして2015シーズン最初の取材ゲーム、「LAGERS VS 三車線」の一戦が繰り広げられた。
その対決の先攻となったLAGERS飯島監督はゲーム前、「昨年に続き決勝T進出を第一の目標にしているので、そこで一つでも多く勝ち上がれるように今日のリーグ初戦はしっかりと次に繋がるゲームが出来ればいいなと思います」とリーグ3年目での更なる飛躍を誓い、初陣へと挑む。また、その指揮官に大事な初戦のマウンドを任された先発石田は、「自分はコントロールに不安があるので、持ち味であるスピードボールで押していきたいと思います。とにかく初戦なのでチームに迷惑をかけないように頑張って抑えます」と緊張した様子の中にも気合いを覗かせた。
対する後攻の三車線を率いる大谷代表はゲーム前、「野球をする事自体が昨年の11月以来なので状態としてはやってみないと分からないですが、勝ち負けというよりいつも通りウチらしい野球をしたいなと思います」と初陣にも力む事なく、三車線の魅力の一つであるEnjoy野球で臨む。また先発のエース中村も、「ほぼ3ヶ月何もしなかった所に今日があるという事で、先ずはケガをしないという事を一番に考えて楽しく投げたいなと思います。その結果として勝利投手インタビューを受けられたら最高かなといった感じです」とこちらも気負う事なく、ユーモアたっぷりに意気込みを語った。