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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
れぐるす | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
砂町ドンフェイス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
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継投策ズバリ!宣言通りの守り勝ち!れぐるすが悲願のファイナルへ!! |
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11月24日。今シーズン繰り広げられてきたVictoriaファイナルを懸けた戦いも、残すは本日の2カードのみ。
その1つ目は東京都大田区のガス橋緑地野球場を舞台に行われた一戦、れぐるす 対 砂町ドンフェイスの準決勝戦である。
Bブロックの戦いで凌ぎを削り、共に手の内を知った者同士の再戦となったこの決戦。
先攻のれぐるす土屋監督はゲーム前、「今日は守って勝ちます。プランとしては継投策ですかね」と戦略を語り、僅差で敗れた予選リーグでの借りを返すと同時に、ファイナル進出の切符獲得に闘志を燃やす。また先発投手の佐藤(司)も、「チームを西武ドームに連れて行きます」と頼もしい一言。ゲームのカギを握るであろう若き右腕がチームの命運をも握り、決戦のマウンドへと上がる。
対する後攻の砂町ドンフェイスは、昨年この準決勝の壁に阻まれドーム進出を逃しているだけに、今日の一戦に懸ける思いには並々ならぬものがある。
そんなチームを再びセミファイナルの場へと牽引してきた石津監督は、「昨年は苦い思いをしているので今年は何とか勝ちたいですね。無欲でやるだけです」とリベンジも兼ねた決戦を前に心の叫びを口にした。
そして、そんな監督、チームの思いを背負いマウンドに上がるのは新戦力の染川。エース三井と肩を並べる本格派右腕に悲願達成への道筋を託す。
それぞれがリベンジと共に夢舞台を懸けた大一番。その戦いの火蓋は午後1時45分、雲一つない快晴の空の下で切って落とされた。
ゲームは1回、2アウトから3番清水が四球を選び出塁するもチャンスを広げられず、無得点に終わったれぐるす打線に対し、その裏の砂町ドンフェイス打線は先頭の川島が同じく四球で出塁。更に制球の定まらない佐藤(司)のワイルドピッチなどで1アウト3塁の場面を作り出すと、3番西條が放ったセカンドゴロの間に1点を先制。
アウトカウントの違いはあったが、同じ四球での出塁を活かした砂町ドンフェイス打線がノーヒットで先制点を奪い、1回からゲームを動かした。
だが、そんな幸先良くスタートを切った砂町ドンフェイスも2、3回は立ち直った佐藤(司)の前に沈黙。更には早めの継投策でマウンドに上がった2番手岩崎にも4、5回と抑えられ、追加点を奪えない。
一方、その隙に反撃へと転じたいれぐるす打線。しかし一向に付け入る隙を見せない染川に苦戦を強いられ、単打での出塁に止まり得点へと繋げる事が出来ない。
それでもチャンスを窺い続けた打線は迎えた6回表、この回先頭の2番結城に代打木内を送ったれぐるすベンチ。その木内はサードゴロに倒れるも流れに変化を加えると、続く3番清水の初球だった。
染川の投じたストレートを狙い澄ましたかのように振り抜くと、打球は左中間を真っ二つ。その豪快な一撃は悠々とダイヤモンドを一周するランニングホームランとなり、ようやくゲームを振り出しへと戻した。
ゲームはそのままサドンデスへと突入。迎えた8回表、3番清水、4番佐藤(大)という好打順にも関わらず連続三振で無得点に終わったれぐるすはチャンスから一転、最大のピンチを迎える。だがしかし、「今日は守って勝ちます」とゲーム前に語った土屋監督は、この場面で奇策を披露。内野手を1人増やすという思い切った作戦で難局を乗り切ると、9回表に6番松倉の押し出しで奪った1点を再びの奇策で守り切り、逆転でのファイナル進出を決めた。
そのれぐるす土屋監督はゲーム後、「8回の連続三振で終わったかと思いましたが、岩崎が良く踏ん張ってくれました」と激闘を振り返り、苦しみながら掴んだ夢舞台への切符に喜びを噛み締めた。
一方、又しても準決勝の壁に阻まれた砂町ドンフェイス。ゲーム後、石津監督は「仕方ない。相手の気迫が勝ってた」と力を尽くした選手達を労い、我々には「来年こそ!!」と短くも力強い言葉で来シーズンでの悲願達成を誓った。
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【MVPインタビュー】 #6 松倉 仁喜
【MVPインタビュー】 #18 岩崎 一彦
【監督インタビュー】 #2 土屋 昭文 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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