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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R |
BOOOOON | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
Redeye | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2× | 2 |
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死闘の果てに掴んだ一勝!!Redeyeがエース対決をサヨナラで制す!! |
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10月27日、本日2つ目の取材ゲームとなったのは、東京都大田区の大田スタジアムで行われた決勝トーナメント、BOOOOON 対 Redeyeの準々決勝である。
共にチーム結成は2011年という共通点に加え、平均年齢も近いフレッシュでエネルギッシュな両チーム。そんな若武者対決の先攻はBOOOOON。
初戦を延長サドンデスの末に勝利を掴み、今日の戦いへとコマを進めてきた選手達。
それだけに一人一人のモチベーションは高く、「ここまで来たらドームに行きたいですね」と城野代表の言葉からも気合いを感じる。
そんなチームの悲願を背負いマウンドに上るのはエースの加藤。心に熱き闘志を秘めた本格右腕が準々決勝突破を託された。
対する後攻は予選リーグを無敗で勝ち上がり、決勝トーナメントの初陣に挑むRedeye。
その強さの原動力は予選リーグ8戦で51得点を叩き出した攻撃力、更には今日のマウンドにも上がるエース武藤を中心とする高いディフェンス力にある。
スプリングカップ・サマーカップでは1部強豪との接戦を経験するなど、日々成長を続けるチームは、参戦1年目にしての悲願達成へと突き進む。
そんな両雄が激突する戦いの火蓋は照明ライトに包まれる中、午後7時のプレーボールで切って落とされた。
1回の両投手。BOOOOONの1、2、3番を2つの三振を含む三者凡退の内容で仕留め、最高の立ち上がりを見せた武藤。
対する加藤は2番武井にセンター前ヒットで出塁されると、盗塁と進塁打で2アウトながら3塁のピンチを背負う。だがそれでも迎えた4番林を冷静にファーストファールフライで打ち取り切り抜けると、続く2回は5、6、7番を三者凡退に仕留めプライドを見せつける。
すると両投手の力投に両守備陣も応え、3回にはそれぞれの女房役である箕輪、林が共に盗塁を阻止。
BOOOOONが4回に迎えた2アウト2塁のピンチでは、5番石黒が放ったレフト前ヒットで3塁ベースを蹴った俊足武井を小野田がストライクの返球でホームタッチアウト。
絶対に先制点は許さないぞと気迫のスーパープレーで加藤を盛り立てた。
その後、終盤戦へと進んでいったゲーム。何とかして均衡を打破したい両攻撃陣。
だがそんな思惑とは裏腹に5、6、7回と更なる集中を見せる両投手の前に得点シーンを生み出す事が出来ない。
火花散る両雄の一騎打ちはスコアボードに並んだ14個の0が物語り、決着はサドンデスへと持ち込まれる事となった。
そして迎えた8回表、BOOOOON打線はルールである1アウト満塁から始まった攻撃で6番箕輪が放った内野ゴロの間に1点を奪取し、プレッシャーを与えるアドバンテージを奪った。
だがしかし直後の8回裏、ゲームは予想だにしない展開へと向かった。 同じく1アウト満塁から始まったRedeyeの攻撃は代打で登場した此島が四球を選び同点。
更に続く8番武藤の場面でこの日一番のプレッシャーに冷静さを失ったのか、加藤の投じた初球はまさかのワイルドピッチ。
これぞ死闘という名に相応しい戦いは、予想だにしないサヨナラ劇でRedeyeが制し、幕を降ろした。
試合後インタビューに答えた此島監督は、「最高です!!」と興奮と歓喜で声を震わせた。
一方、悔やんでも悔やみきれない幕切れとなってしまったBOOOOON陣営。昨年に続き又しても準々決勝の壁に阻まれ、野球の神様に再び試練を与えられた。
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【MVPインタビュー】 #16 武藤 史明
【監督インタビュー】 #30 此島 圭佑 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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