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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
BEANS | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ハリウッド | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | × | 5 |
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佐藤の奮闘に打線が強力援護!!ハリウッド、完封で準々決勝進出!! |
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10月6日。すっかりと秋の様相を呈してきた埼玉県さいたま市の大宮健保グランドでは、BEANS 対 ハリウッドの決勝トーナメント1回戦が行われた。
先攻はBEANS。ゲーム前、「オジさん連中ばかりですけど、全力で頑張りますよ」と佐藤監督。その言葉通り平均年齢は40代前半のチームだが、野球に対する熱きエネルギーはこれっぽちも失われていない。だからこそ予選リーグを勝ち上がり、今日の決勝トーナメントへとコマを進めて来られたのだ。そんな有志が集うベテラン集団の先発投手としてマウンドに上がるのは白神。外角へのストレートを生命線とする右腕が躍動を誓い、チーム一丸でハリウッドを迎え撃つ。
対する後攻は予選リーグ7戦を全勝で勝ち上がって来たハリウッド。最高のコンディションで今日の戦いへと臨む選手達は、代表監督の前原を欠く中での一戦となるも、最年長の成手を中心に士気を高める。
そんな絶好調のチームが先発ピッチャーに指名したのはサウスポーの佐藤。多彩な変化球を武器に上下左右へと投げ分ける技巧派左腕にマウンドを託し、リーグ全勝のプライドを持って決戦に挑む。
太陽が沈み始めた午後3時。秋風がそよぐ中のプレーボールとなったゲームは序盤、佐藤の好投に女房役である成手の盗塁阻止など鉄壁の守りを披露するハリウッド。
対するBEANSは1回に続き3回にもピンチの場面を迎えたが、白神の粘り強いピッチングを守備陣がサポートし失点を許さない。
共に堅い守りで得点を与えず、3回を終えた両者の戦い。だが迎えた4回裏、そんな膠着状態が遂に動いた。
ここまでチャンスは作り出すものの決定打が出なかったハリウッド打線は、2アウトから6番住谷がライトへのクリーンヒットで出塁。続く7番荒井もレフト前に落ちるヒットで繋ぎ1、2塁とすると、迎えた8番坂本が白神の投じた5球目をセンターへと弾き返し先制に成功。
ここまで活かしきれなかった好機を2アウトから下位打線が得点へと結びつけ、ハリウッドのボルテージは一気に加速した。
流れを掴んだハリウッド打線は続く5回、又しても2アウトから魅せた。
2番三浦が四球での出塁に加え、盗塁でBEANS守備陣を翻弄。一気に3塁まで落し入れる好走塁でチャンスメイクを果たすと、この場面で打席に入った3番郷原が前の2打席チャンスで凡退した鬱憤を晴らすかのように、センターへのタイムリーを放ち2点目を奪取。
この回をチャンスと睨んだ打線は、更に4番濱野のタイムリー2ベースに6番住谷のタイムリーなど圧巻の集中打で3点を追加した。
一方、粘り強い戦いを見せていただけに怒濤の失点で呆気にとられるBEANSナイン。
それでも、この試合誰よりも仲間を励まし続けた進藤が「大丈夫、大丈夫。1点ずつ取り返そう」と、もう一度チームを鼓舞する。
だがしかし、6回に迎えたクリンアップが三者凡退で攻撃を終えてしまうと、最終7回に訪れたノーアウト1、2塁のチャンスでも佐藤を捉えきることが出来ず、5対0で敗れ去った。
負けたら終わりの真剣勝負である決勝トーナメント。それ故、両者の明暗はくっきりと分かれる形となった。勝利を飾ったハリウッドは更なる高みへ。敗れたBEANSは更なる進化へとそれぞれの歩みを進めた。
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【MVPインタビュー】 #18 佐藤 慎也
【代表インタビュー】 #22 成毛 信彰 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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