|
|
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
芝浦オールスターズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | - | 3 |
YB Setters | 1 | 4 | 0 | 3 | 4 | × | - | 12 |
|
|
|
猛打炸裂で12得点!底知れぬYB Setters打線の破壊力!! |
|
|
|
5月26日、東京都大田区の多摩川緑地野球場ではBブロックの首位攻防戦、芝浦オールスターズ 対 YB Settersの一戦が行われた。
先攻は一塁側、芝浦オールスターズ。2006年の結成より“楽しみながら勝つ”を合言葉に今年で7年目を迎えたチームは、初戦を鮮やかな逆転劇で制し、勢いそのまま今日の一戦に臨む。
そして先発は初戦に続きサウスポー田中。基本はサイドスローながら勝負所ではオーバースローにも変化する技巧派左腕が2連勝を懸けたマウンドへと上がる。
対する後攻は三塁側YB Setters。ゲーム前、「今日は9人ギリギリなんですが、ウチの良い所を見せられるように頑張ります」と緊張の中にも自信を覗かせる鈴木GM。
1勝1敗で来ているだけに今日の勝利に勝ち越しを懸けゲームに臨む。その大事な一戦で先発を任されたのは右腕庄司。
ストレート、スライダー、ツーシームと、どの球種をとっても抜群のキレを見せるエースが気合いの入った表情でマウンドに上る。
Victoria初見参同士の対決となったゲーム。どんな野球を見せてくれるのか注視していると、先にその力を見せてくれたのはYB Setters攻撃陣だった。
1回、相手のミスから1アウト2塁のチャンスを作ると、打席に迎えるは3番庄司。2球目を振り抜いた一打は右中間へのタイムリーツーベースヒットとなり、先制点奪取に成功する。
さらに続く2回、この回もエラーでの出塁をきっかけに1アウト満塁のチャンスを作り出した打線は、2番野村、3番庄司が期待に応える連続タイムリー。チャンスを確実にモノにする隙のない攻撃を披露し、一挙4点を奪い早くも田中をマウンドから引きずり降ろした。
ゲームは2回を終えて5対0。怒濤の5得点でスタートダッシュを決めたYB Settersに対し、一方的な展開を強いられる芝浦オールスターズ。
だが、そんな流れを止めるべく奮起したのは3回の攻撃陣だった。1、2回と得点圏にランナーを進めながらあと一本が出ず苦戦してきた庄司から1アウト1、2塁のチャンスを作ると、迎えた4番斉藤。
1ボールからの2球目、庄司渾身のストレートを捉えた一打は左中間を切り裂くタイムリーツーベース。主砲が魅せた豪快な一撃で1点を返すと、続く5番田中の犠牲フライで2点目を奪い反撃の狼煙を上げる。
しかし、そんな反撃ムードも束の間。逆に刺激になったのか、この2点がYB Setters打線の闘志に火を点ける結果となった。
4回、リードオフマン1番新美が右中間へのホームランでその口火を切ると、3番庄司のタイムリーに4番鈴木のセカンドゴロで2点を追加。
さらには5回、2アウトから出塁した2番野村を2塁に置き3番庄司。「僕は長距離ヒッターではないので本当にたまたまですが、しっかり
と引き付けて打てたのが良い結果に繋がったと思います」と、ゲーム後謙虚に振り返った一打はレフトへの2ランホームラン。本日絶好調の男が放った4安打目となる一発は芝浦オールスターズに止めを刺した。
序盤スタートダッシュを決めた5得点に終盤突き放すための7得点と、終止攻撃の手を緩めなかった攻撃陣。
中でも4安打5打点と大活躍だった庄司は、投げても3失点に抑える完投で勝利に貢献。2戦目で完封負けを喫した鬱憤を晴らすかのように打線爆発のYB Settersが首位攻防戦を制し、Bブロック首位の座を守った。
一方、3人の継投策でも流れを変えられず、最後はエラーで崩れ力無く敗れた芝浦オールスターズ。それでも、初戦で見せた高い攻撃力の片鱗をうかがわせる場面もあり、今後の躍進を期待させた。
|
|
|
|
|
|
【MVPインタビュー】 #26 庄司 朝人
【代表インタビュー】 #23 新美 圭祐 |
|
試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |