TOP > Victoriaリーグ2部(2013年) > バックナンバー > 「怒濤の集中砲火!!Redeyeがコールドで開幕2連勝!」
        TEAM            1        2        3        4        5        6        7        R    
      ビッグベアーズ           0        0        1        0        -        -        -        1    
      Redeye           5        3        0        3        -        -        -        11    
1、2番コンビを起点にRedeye打線が躍動!圧巻の12安打11得点!!
5月5日、東京都西東京市のひばりが丘総合運動場ではビッグベアーズ 対 Redeyeの一戦が行われた。
先攻はビッグベアーズ。1勝1敗で今日の戦いに挑むチームは、リーグ序盤戦を勝ち越すべく2戦目に続く連勝を狙う。先発ピッチャーは永澤。岩崎監督の期待を背負い初マウンドに上る。 対する後攻はRedeye。気心の知れた仲間と結成3年目を迎えたこのチームは、強い結束力と打撃の爆発力が魅力である。リーグ2戦目の先発マウンドには右腕斉藤を送り、初戦に次ぐ連勝を目論む。

五月晴れの中、9時30分のプレーボールで始まったゲームは、1回から大きな動きを見せた。 初回、ビッグベアーズ上位打線に対して、斉藤が上々の立ち上がりを披露し起用に応えると、その裏Redeye打線が圧巻の攻撃で、斉藤を援護する。
切り込み隊長の1番加藤が、抜群のバットコントロールでセンターへ弾き返し出塁すると、2番武井が四球で繋ぐ。チームが誇る1、2番コンビのチャンスメイクで完全に勢いづいた打線は、続く3番高畠の内野安打で満塁とし4番此島を迎える。
この場面で主砲は、「思い切り振れた事が良い結果に繋がりました」と初球を迷わずフルスイング。永澤の投じたストレートを一振りで仕留めた一打は、レフトへのエンタイトルツーベースとなり2点の先制に成功した。
尚もノーアウト2、3塁のチャンスで続く5番林の放った打球はサードゴロになるも、これを捕球した3塁手伊藤(和)が一塁へ悪送球。ボールが1塁後方を転々とする間に2人が生還し2点を加える。 相手のミスも乗じて得点を重ねたRedeye打線はこの回、7番宍戸にもタイムリーが生まれ一挙に5得点とゲームの主導権を握った。
Redeyeの猛攻は2回にも炸裂し、加藤、武井の1、2番コンビが好調のバッティングに加え、自慢の俊足でもビッグベアーズを翻弄。 1回に続き3点を奪い、永澤をマウンドから引きずり落とした。

立て続けに奪われた8点。ゲーム序盤にして大きなビハインドとなったビッグベアーズだが、諦めの表情は決して見せない。何とかして反撃のチャンスを窺おうと、選手同士声を掛け合い攻撃に向う打線は3回だった。
突如制球力の乱れた斉藤から、3つの四死球で2アウトながら満塁のチャンスを作り出すと、5番伊藤(大)が詰まりながらも執念でレフト前に運び1点を返す。 尚も満塁の場面で打席にはムードメーカーの6番吉郷。劣勢の状況でも常に声を出し続け、チームを盛り上げる男のバットに期待を寄せるビッグベアーズベンチだったが、結果はセカンドゴロに打ち取られ1点止まりで攻撃を終える。
逆に最大のピンチを最少失点で切り抜けたRedeyeは4回裏、再び連打で襲いかかる。
先頭の2番武井がヒットと盗塁でチャンスメイクすると、3番高畠に続き途中出場で4番に入った武藤の2人が連続でタイムリーツベースヒット。さらに1アウト後、6番石黒がセンターへのタイムリーヒットを放ちこの回3点を奪う。

永澤に代わってマウンドに上がった伊藤(和)に対しても、攻撃の手を緩めなかったRedeye打線が1、2回に続く猛攻で11得点に達し、4回コールドゲームでの開幕2連勝を飾った。
一方、本来のポテンシャルを発揮出来ずに敗れたビッグベアーズ。今日は多くの課題が残る試合となったがリーグ戦はここからが勝負。その課題を克服し次ぎなる戦いでは大いに躍動してもらいたい。
【MVPインタビュー】
    #7 加藤 一孝         #10 武井 博紀
【監督インタビュー】 #30 此島 圭佑
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