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TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
サンデーマリナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
グレイトシャークス | 2 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | × | 6 |
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決勝Tへ希望を繋ぐ勝ち点3!グレイトシャークス負けられない戦いを制す!! |
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7月7日、東京都墨田区の錦糸公園野球場では決勝トーナメント進出へ負けの許されない両者の戦い、サンデーマリナーズ 対 グレイトシャークスの一戦が行われた。
先攻はサンデーマリナーズ。西村監督不在という中、代わってチームを統率する川原キャプテンはゲーム前、「2連敗してしまいモチベーションが下がっているので、今日の勝利をきっかけに上げていきたいですね」と気合いの入ったコメント。
緩く強くをチームスローガンにする緩強サンデーマリナーズ復活へ選手全員一丸となって戦いに挑む。先発ピッチャーにはエース佐々木。チームの絶対的大黒柱がリーグ戦初勝利を齎すべくマウンドへと上がる。
対する後攻のグレイトシャークス。こちらも4戦を終え1勝2敗1分と苦戦を強いられているここまで戦い。だからこそ“今日の一戦は絶対に勝つ”という選手達の思いは強く、結成からの18年で培った経験値を武器に5戦目へと臨む。
そんな負けられない戦い、チームを率いる大塚監督が先発投手に指名したのは倉橋。ストレート、スライダー共にコーナーへと投げ分ける抜群のコントロールを誇る右腕が大事なマウンドを託される。
気温33℃、人工芝からの熱気でそれ以上にも感じられる中始まったゲームは1回表、倉橋がサンデーマリナーズ上位打線を僅か9球で三者凡退に抑え攻撃へのリズムを作る。
するとその裏、1番山下がフルカウントまで粘っての四球で出塁。続く2番小池の送りバント成功で1アウト2塁の場面を作り出すと、このチャンスに3番倉橋。
「常に右方向を意識しているので良いバッティングが出来たと思います」と試合後振り返った一打は、右中間を真っ二つに破る先制タイムリーとなり、ピッチングのみならずバッティングでもチームを牽引する。
さらにこの回5番吉沢にもタイムリーが生まれ、グレイトシャークス打線は1回から2点の奪取に成功しゲームを支配した。
いきなりの2失点で出鼻を挫かれるも反撃に出たいサンデーマリナーズ打線。だが、自らのバットで気持ちを楽にした倉橋の前にチャンスを見い出せず、2、3回を無得点。続く4回にはこの試合初めてランナーを3塁にまで進め主軸を迎えるも、佐々木の負傷退場で代わった4番浦澤に5番川原と連続三振に封じられ、この回も無得点に終わる。5回にも2アウトながらチャンスを作った打線だったが、得点まで繋げる事が出来ず厳しい展開を強いられる。
ゲームは早くも中盤から終盤へと差し掛かり、4回にサンデーマリナーズ2番手の星野から1点を奪い3点差としていたグレイトシャークス打線は5回、その星野と代わって4回途中からマウンドに上った3番手木内を攻め立てる。
この回先頭の1番山下がサードのエラーで出塁し、牽制悪送球で2塁に進む。1アウトとなって3番倉橋がセンター前ヒットで繋ぎ1、3塁にチャンスを広げると、続く4番千葉の初球に大塚監督の執った策戦は何とスクイズ。主砲を迎えての奇策にも機敏な反応を見せたサンデーマリナーズバッテリーだったが、クロスプレーは間一髪のセーフとなりグレイトシャークスが貪欲に1点を加えた。
尚も続くチャンスに5番吉沢の内野ゴロと相手のミスで1点ずつを追加し、この回一挙3得点を奪い突き放す。
5回を終えて6対0と一方的な展開となったゲームだったが6回、遂にサンデーマリナーズ打線が反撃にかかる。
この回から2番手としてマウンドに上がった千葉に対し2番宮野が俊足を活かしたセフティーバントで出塁すると、盗塁と3番松島の進塁打で3塁まで進みチャンスを作る。
この場面に4番浦澤は三振に倒れるも5番川原が意地の一打をライトに放ち漸く1点を返す。
キャプテンの一打で沈んでいたベンチに笑顔が戻り迎えた最終7回、7番小川、8番酒寄が連打と盗塁でチャンスメイクしムードを最高潮に高める。
だがしかし、続く9番星野は三振。1番木内の放った内野ゴロの間に1点を返すも2番宮野がピッチャーゴロに倒れゲームセット。
終盤サンデーマリナーズらしい執念を垣間見せたが、追い上げるのが少し遅すぎたようだ。
一方、コンスタントに得点を奪い、迫るサンデーマリナーズを抑え勝ち点3を手にしたグレイトシャークス。ゲーム後、「今日の勝利は大きいですね」と語った大塚監督の言葉通り、決勝トーナメントへと望みを繋ぐ大きな一勝となった。
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【MVPインタビュー】 #8 倉橋 忠児
【監督インタビュー】 #11 大塚 登志夫 |
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試合動画、インタビュー動画はこちら ↑
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